小岩井農場 上丸牛舎 (岩手県岩手郡雫石町丸谷地)
小岩井農場 上丸牛舎 (日本國岩手縣岩手郡雫石町丸谷地)
Koiwai Farm Kamimaru area - Maruyachi, Shizukuishi, Iwate, Japan
撮影日:令和6年4月23日 拍攝日期:西元2024年4月23日 Date Taken: April 23rd, 2024
令和6年4月23日火曜日。岩手県岩手郡雫石町にある小岩井農場に来ている。まきば園で入場券を購入した際に二次元コードの入った上丸牛舎専用入場券も貰った。出入口に自動改札のようなゲートがあり、コードを読み取らせて入場する。
上丸牛舎の桜
今年は関東の桜の開花が遅く、気が付けば関西の桜も散ってしまった。北へ行けばまだ咲いているだろうと岩手県にやって来たが、何とか見頃に間に合った。
前回、小岩井農場を訪れた際には上丸牛舎は見ていない。こちらこそ農場のイメージ。
国指定重要文化財 小岩井農場施設 一号牛舎 昭和9年建設
当時最新鋭のスタンチョン式を取り入れた搾乳牛舎。現在も68頭収容の搾乳用牛舎として使用。
(説明文より)
牛さんのお顔を拝見
㊧ 国指定重要文化財 小岩井農場施設 一号サイロ 明治40年建設
レンガ造の巨大サイロ。日本に現存する最も古いサイロといわれる。昭和50年代まで使用。
㊨ 国指定重要文化財 小岩井農場施設 二号サイロ 明治41年建設
飼料用のトウモロコシを茎や葉ごと粉砕して貯蔵し、「サイレージ」という発酵させた飼料を作る。
(説明文より)
小岩井農場資料館
三号牛舎
搾乳の時間か
二号牛舎
上丸牛舎は実によかった。訪日外国人の方々も多く訪れていた。
上丸牛舎とまきば園の間の県道、南側(国道46号方面)を望む
北側(一本桜方面)を望む
岩手県道219号 網張温泉線 雫市町丸谷地
かつての小岩井有料道路で平成4年に無料開放されている。
まきば園の入口で入場券を見せて再入場
小岩井農場ソフトクリーム(480円)
小岩井ファームキッチンにてソフトクリームを購入。農場産の生乳を使用した濃厚なソフトクリームというから、先程の牛さんの牛乳も原料でしょうか。新鮮で美味しい。
蒸気機関車D51 68号機 (小岩井農場まきば園)
デゴイチが静態保存されている。
D51は動輪が4軸なのでD。貴婦人のC57は動輪が3軸でC。電気機関車のEH500は頭のEは電気機関車を表し、Hは8軸であることを表す。
20系客車を連結
かつてはSLホテルとして営業していたそう。
動輪が4軸だから…
小岩井農場までD51のような大きな汽車が走っていたのではない。トロ馬車という馬車鉄道が農場内、そして小岩井駅まで伸びていたそう。
駐車場にいるのは現在の交通機関の路線バス
かつてSLホテルの側にレストランなどがあったそうなのでそれかな。現在は営業していない。
ファームトラクターライド
ひつじエリア ひつじの放牧地 これまで令和6年4月23日撮影
以前訪れた時には小岩井ファームショーがあった。羊飼いのおねえさんが、牧羊犬ハロちゃんとともに羊の群れを操る楽しいショーだった。今日は何もなさそうだが、ウェブサイトを見ると【不定期開催】小岩井ひつじタイムというのがある。今日は平日だから仕方がない。
小岩井ファームショー これより平成23年9月25日撮影
13年前の写真。羊飼いのおにいさんがナレーションを担当。
羊飼いのおねえさんが登場!
牧羊犬のハロちゃん!
ファームショーの様子 これまで平成23年9月25日撮影
今はやってないのか。楽しみにしていたので残念。
草を食む羊たち これより令和6年4月23日撮影
今日はショーはないが羊の姿は見られる。羊肉を食べた後で何だが。あれは豪州産のラムだったし。
トロ馬車の線路 これまで令和6年4月23日撮影
かつて農場内を走っていた馬車鉄道に乗車出来るが、「設備点検のため、当面の間運行を休止いたします」との事。
トロ馬車 平成23年9月25日撮影
羊の放牧地を望む! 平成23年9月25日撮影
前に来た時の方が天気も良く日曜日で人も多かった。平日だし時間にもよるが今日は人が少ない気がする。天気も曇ってきて岩手山がよく見えなくなってきた。
厩舎 これより令和6年4月23日撮影
馬が帰って来るけど馬を引く人も写るので撮りにくい。
久しぶりの小岩井農場を満喫した。前回訪れてなかった一本桜、上丸牛舎も見られてよかった。13年も間隔をあけずにまた訪れたい。
それでは岩手県より千葉県まで帰る
出口の案内に従って少し旧道?を走って県道に出る。県道219号・県道131号を南下し繋十文字交差点より国道46号を盛岡方面へ向かう。往復4車線で走りやすい。雫石町より滝沢市を経て盛岡市に入る。盛岡西BPには一部暫定2車線区間が残るがこれも走りやすい。盛岡南IC入口交差点より国道4号に入り東京・日本橋方面に向かう。紫波郡矢巾町に入る。給油所に入り満タンにする。レギュラーガソリンの単価は160円。釜石で満タンにした事が悔やまれる。6.87Lで1,099円だった。
給油所を出発。紫波町を経て花巻市に入る。復路は国道4号を仙台へと向かう。北上市、胆沢郡金ヶ崎町、奥州市、一関市と進んでゆく。夕方で交通量が増えて流れの悪い箇所もあった。日も暮れてしまった。岩手県より宮城県、陸中国より陸前国に入る。栗原市で新幹線のくりこま高原駅がある。都市部に入ったので仙台が近いのかと思ったら大崎市であった。新幹線の古川駅がある。開業時は古川-一ノ関間にはくりこま高原駅はない。国鉄時代に建設された新幹線は駅間隔が長くとられているが昨今の整備新幹線の駅間は短い。10分もしないうちに次の駅に着くとか何のための新幹線か。新幹線といえば北海道帰りに盛岡でL特急〔はつかり〕から新幹線〔やまびこ〕に乗り換えるとブュッフェに行って麦酒を飲みカレーを食べた。仙台まで40分余り。所要時間から岡山-広島間と同じくらいかなと思って国道4号を走っていたが盛岡-仙台間の方が少し距離は長いようである。岡山-広島間を国道2号で行くのも苦行ではある。道の駅があったが入り損ねる。別の苦行も加わる。
カーナビゲーションに道の駅を設定したいが、県名・市町村名から探すようになっている。道中の市町村名の全てを把握している訳ではなく、この先が何町とか知らない。仙台市にない事は判った。一般道にも高速道路のSA・PAのように道の駅を判りやすく案内して欲しい。道の駅は大体近くにならないと案内がない。黒川郡大衡村に入る。鉄道利用では名を聞かぬ村である。地図を見ると新幹線が村の東端を通っている。大和町、富谷市を経て仙台市泉区に入る。地下鉄乗りつぶしで訪れているから地名に聞き覚えがある。宮城野区に入る。東北新幹線の高架と交差する。東北本線は跨線橋で越えたらしい。昨日三陸へ向かった苦竹ICを通過。若林区に入る。道の駅がないなら沿道の商店に入ろうと思う。名取市に入る。仙台空港線の高架を抜ける。近くに仙台空港(SDJ RJSS)がある。沿道のマクドナルドに入る。注文する前にお手洗いを借りる。
マックフライポテト Sサイズ(190円) 倍ハンバーガー(270円)
コカ・コーラ Mサイズ(240円)
結局シンプルなハンバーガーが好き。夜間に見知らぬ土地での運転で疲れていたがマクドで回復。
マクドナルド 4号線名取店 (宮城県名取市飯野坂土城掘)
ごちそうさまでした。
マクドを出発。岩沼市に入る。ここで国道4号を行くか国道6号を行くか選択を迫られる。国道6号の方が交通量は少なそうだが往路で通ったので復路は国道4号にする。マクドに入って眠気も冷めてスッキリしてきた。岩沼市にある磐城国だった箇所を通過する。柴田郡柴田町、大河原町を経て刈田郡蔵王町に入った所で陸前国より磐城国に入る。蔵王の御釜を見るのに行ったなあ。白石市に入る。ここで急に交通量が少なくなる。宮城県より福島県、磐城国より岩代国に入る。伊達郡国見町、桑折町、伊達市を経て福島市に入る。福島へは何度か車で来ているからこの先は勝手知ったる道である。高規格な福島南バイパスを走る。福島市と二本松市の境にある道の駅で休憩する。
道の駅 安達(上り線) (福島県二本松市下川崎字上平) これまで令和6年4月23日撮影
道の駅を出発。宮城県・福島県境は交通量が少なかったが、またトラックなどが増えてきた。日付は変わって令和6年4月24日水曜日となる。本宮市を経て郡山市へ。このまま国道4号を走ってもいいがガラガラの道を走りたい。須賀川市に入り国道118号に入ろうと思うが通り過ぎてしまう。岩瀬郡鏡石町を経て西白河郡矢吹町に入り、岩代国より磐城国に入る。白河まで行って国道4号を離れようかと思ったが泉崎村に入ると案内に「棚倉」の文字を見付け、福島県道75号塙泉崎線に入る。前にトラックが走っていたからここも交通量が多いのかと思ったらすぐにコンビニエンスストアに入り、道はガラガラになった。丁字路に突き当たる。「←中島 白河→」どっちやねん。白河から離れているので左の中島に進む。集落の中の幅員の狭い道を通る。「塙→」の矢印の方へ。知らぬ間に中島村に入り、県道44号棚倉矢吹線に出て棚倉方面へ。もう大丈夫でしょう。知らぬ間に阿武隈川を渡る。白河市を経て東白川郡棚倉町に入る。逆川交差点を直進し国道289号に入りどん突きを右折して国道118号棚倉バイパスに入る。須賀川から入りたかった国道118号である。国道289号と重用区間。「水戸 矢祭」の案内のある交差点を右折。国道118号単独区間となったと思う。久慈川を渡り塙町に入る。塙町では道の駅に入る。知っている道だと休憩にも困らない。
道の駅 はなわ (福島県東白川郡塙町大字塙字桜木町) これより令和6年4月24日撮影
道の駅を出発。福島県最後の町、矢祭町に入る。福島県のみならず東北地方最南端の町である。国道118号でも水戸方面へ行けるが、国道349号を常陸太田方面へ。国道118号は水郡線に沿う経路で国道349号はその東を通る。走りやすいので気に入っている。物流ルートらしく深夜でもトラックが走っている。急がないのでどんどん先に行ってもらう。明神峠を越えて福島県より茨城県、磐城国より常陸国に入る。常陸太田市になるが途中で日立市となる区間を通過して常陸太田市に戻る。国道293号を通り日立市に入り国道6号に出る。常磐自動車道日立南太田IC入口を通過する。久慈川を渡り那珂郡東海村に入る。往路は東海村まで常磐道を使ったので復路は国道6号を使う。ひたちなか市を通過。翌日にまた訪れる事になる。那珂川を渡り水戸市に入る。東茨城郡茨城町、小美玉市、石岡市、かすみがうら市を経て土浦市へ。牛久市、龍ケ崎市と来て明るくなってきた。取手市に入り小貝川を渡ると常陸国より下総国に入る。交通量も増えてきた。利根川を渡り茨城県より千葉県に入る。我孫子市、柏市、ちょっとだけ流山市を通り松戸市へ。松戸から日本橋は走った事があるので、これで国道6号を全線走破したかなと思ったが、日立市内で日立BPを通ったので現道を通っていない。牛久土浦BPにも走っていない区間が。沖縄の国道58号といい、どうも走り漏れが発生する。さて、まだレンタカーは返却せず国道298号に入り市川市の道の駅へ。
道の駅 いちかわ (千葉県市川市国分)
早朝だが道の駅の駐車場に車は多い。もっとひっそりした道の駅で時間調整したかったのだが。柏市(旧東葛飾郡旧沼南町)に道の駅しょうなんがあるのだが行った事がなくて道が判らなかった。
車内に忘れ物がないか確認して道の駅を出発。一旦帰宅して荷物を置いて給油所へ。レギュラーガソリンの単価は169円で満タンで21.87L入り3,696円だった。復路は有料道路を走行していない。無事にレンタカーを返却。走行距離は1,317kmだった。 (おわり)