旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

オフコースのSHM-CD盤

2009-02-08 21:01:57 | 歌は世につれ


国内盤も高音質盤が発売され始めたようで、ショップには古井戸や泉谷しげるなどが
並んでいました。今後アーチスト、レーベルがさらに増えるのを期待しますが、
そうするとますます、中島みゆきの紙ジャケシリーズが中途半端に発売されたのが、
私としては悔やまれますね。

買ったのは、オフコース の SONG IS LOVE と JUNKTION の二作品で
SHM-CD盤。オフコースは前回の紙ジャケシリーズの出来栄えが大変素晴らしく、
これらもたぶんそのマスターをベースにしているので、音質は間違いないと
思いますが、この二枚は他に手持ちのがなくて、比較できないのが残念です。
(一回だけ聞いた印象としては、やや音質は硬め?に思いました。特にSONG~の方)

パッケージについては、やっぱり紙ジャケにしてもらった方が、個人的には
よりよかったかな? オリジナルの歌詞カードがミニチュアながら同時に
封入されているのが、当時の雰囲気を思い起こさせ、これは○です。
レーベルも当時のまんま再現されています。

この二作品は前に名盤シリーズでご紹介した 私のお気に入りの ワインの匂い
に続くアルバムです。名曲『秋の気配』や個人的に大好きな『思い出を盗んで』
『ひとりで生きてゆければ』などの佳作が入っているにもかかわらず、
全体の出来栄えは今一歩なんですね。路線としては「大人の洒落たポップス?」
あたりを狙っているようなんですが、歌詞や演奏も未消化で中途半端な印象。
今聞き返すと、パーカッションとハーモニカの使い方が特に不自然、耳触りに
感じます。が、いや~でも懐かしい。当時は借りたレコードをカセットにダビングして
聞いてましたが、もうずいぶん長いこと耳にしていませんでしたから(約20年ぶり?)。

こういった高音質盤が再発売されたのを機に、久しぶりにCDを購入するオトナが
増えたらいいですね。CDの売り上げ枚数は減る一方みたいですが、我々世代は
「配信」にはなじめずに「背信」するしかないじゃないですか? 御同輩!


*南紀の南部梅林が見頃を迎えつつあるようです。関西はそれなりに寒い冬
  だったと思っていたのですが、これでも平年に比べると暖冬だったのかな?

コメント
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