旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20171101  阿蘇市  草千里・夕方編

2017-11-01 11:01:02 | Weblog




午後遅い時間になって、ダメ元で阿蘇山上に向かい、草千里の駐車場で待機した。
いつも駐車していた広い路側帯には新しく柵が設けられ、車を止められなくなった。
ひとり勝手に憤慨していたのだが、どうやら震災の影響で新しく工事されたらしいと
聞いたので、これで文句を言う筋合いではない。ちょっと前まではこの付近も工事中で
閉鎖され、通行できなかったとも聞いた。このお話は、写真撮影に来ていた地元の
おじさんの談話である。

風が弱くなり、雲も少なくなってきたので、準備して草千里でスタンバってみた。
西の空が焼けて、その余波で阿蘇山上の雲も少し赤くなったが、もう一息、ほしい。
なかなかこちらの思い通りにはならないのだ。




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20171101  九重町~直入町~阿蘇市  扇ヶ鼻・未明(撃沈)編

2017-11-01 11:01:01 | Weblog



11月1日(水) くもり時々晴れ

夜半目覚めたら、ココナッツムーンが煌々とあたりを照らしていた。ほぼ無風、予定通りの夜間登山日和。
しかし、これだけ晴れ渡っている割には妙に暖かい、気のせいか? この嫌な予感、このあとすぐ
的中してしまう。

紅葉的な写真撮影はほぼ難しいとわかったので、月が沈んだ後の星撮や朝焼けを狙っての夜駆けだ。
1:30出発。阿蘇の方面に雲海だろうか?白い霧のよなものがうっすら見えている。沓掛山手前あたりで
急に風が強くなったと思ったら、ガスが麓から湧き上がってきて、一瞬で周囲が真っ白になった。

あとで知ったことだが、この日は天気予報的には「晴れ」マークひとつであったが、「湿った空気の影響を
受け、雲が広がりやすいでしょう」と言う注釈付きの予報で、山間部はまんまとそれにはまったらしい。
結局このあとも、熊本や大分県は基本的には晴れの予報が続いたのだが、常に「湿った…」のおまけ付きで、
ピーカンの秋晴れとなった日はまったくなくて、写真撮影的には、常に雲との戦いであった。
しかし美しい朝焼けとか夕焼けは、雲が適度にあって初めて可能となる現象で、ピーカンなら平凡なまま
終わってしまうので、雲をまったく邪険に扱うわけにもいかず、お互いせめぎ合うこととなる。

沓掛山を越え、先へ進みつつ様子を伺うが、時々雲の切れ目から星空や山並みが見え隠れするものの、
これではすぐにすっきり回復しそうにないと判断し、あきらめ引き返した。くたびれもうけである。

もう一度寝袋へ潜り込んでふて寝して、6:30頃目が覚めたら、変わらず風が強く雲も多かったので
仕方ないと納得した。ところが麓の久住町に下りたら、青空が広がるいい天気。山もきれいに
見えていたので少々がっかりしたが、それでも山頂部には時々ガスがかかっているようではあった。

直入町の長湯温泉・御前湯で朝風呂。モンベル会員割引で、町民並の値段で入浴できるのがうれしい。



   

道の駅・波野併設のレストランで昼食。カツ丼定食(1100円)。これで1000円を切るお値段で、
ご飯の量がもっと多かったら言うことないのだが。いい歳こいて、いつまでも食い意地張ってる
自分が情けなくはないかい? 逆に「ご飯少なめカロリー控えめで、ヘルシーでありがたや」と
心から笑える日はいつか来るのだろうか。






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20171031  九重町  扇ヶ鼻・午後編

2017-11-01 10:31:03 | Weblog



昼食後牧ノ戸峠へ向かう。時間差登山でいい場所に車を止めることが出来た。

13:00出発。これは下見を兼ねた登山で、条件が良ければ明日、夜駆けもしくは朝駆けして
本格的に撮影登山するつもりだった。

写真は登り口付近。沓掛山の斜面のドウダンツツジが色づいていた。ただし、台風などの影響で
今年の紅葉の出来はよくないそうだ。私自身はこの時期初めてなので、事情がまったくわかっていない。


   

星生山(ほっしょうさん)斜面もそこそこの色づきではあったが、すでに葉がだいぶ散っているようだ。
これでは撮影は難しいだろう。


   

当初はもっと先まで足を延ばす予定であったが、寝不足や風邪気味で体調も思わしくなく、しかも、
これ以上上に向かっても紅葉らしき風景は何もなさそうで取り止め、扇ヶ鼻でお茶を濁すことにした。

ところがこれが正解、ここから見下ろす斜面の紅葉がこの日見た一番の色づきで、ここで初めて
一眼レフをとりだして撮影した。写っているのは、撮影場所を譲った、あとから来たグループの皆さん。

私よりも先に写真を撮っていた地元の方(下山時にまたお会いすることになるのだが)によると、
この方は先週も登られたそうなのだが、その時よりもかなり葉が散ったしまったらしい。台風22号の
影響だろう。今日一番の収穫がここの紅葉だったとのことなので、私もこれ以上は望まず、早々下
山するとしよう。


   

扇ヶ鼻山頂から久住山(右端)を望む。

このあと下山時、昇ってきた月を紅葉と一緒に無理やり写しこむ。

17:00駐車場到着。今夜はここで車中泊する。





   

コメント (2)
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