チンゲンサイとコマツナ(小松菜)の一回目の間引きと追肥を行いました。想像以上にひ弱な苗で、
まさに日陰のもやし状態、寒冷紗で覆っているところにこのところの天候不良で、明らかに
日照不足なようです。このあと巻き返せるのでしょうか。
大量の間引き菜。
フダンソウ(うまい菜)もバラバラと発芽し始めました。こちらもかなり貧相、それにもう少し
密度濃く芽を出してほしいところです。込み合ったところだけ除去しておきました。
この時期としてはいい形、大きさのゴーヤをとろうと裏がえしたら、すでに青虫がついていました。
その他の小さな実も同じような状況で、そのまま処分行きとなりました。また、大長ナスの葉には
いったん収まっていたアブラムシが再び発生していて、こちらも見切りをつけるタイミングのようです。
結局、追肥はピーマンのみに行い、本日の収穫は15個でした。
ところで、一連の作業中での出来事なのですが、ナスビの葉にオンブバッタとしてはかなり大型の個体
(メス)がいるのに気がつきました。今更なのでそのまま捨て置き、そこから少し離れた場所へ移動したら
バサバサッと羽音がするので振り向くと、鳥がそのオンブバッタを捕獲してすぐさま飛び去りました。
我が家の一階部分の屋根にとまったようなので見上げて観察すると、その鳥はイソヒヨドリのたぶんメスで、
そこで捕まえたバッタを食べていました。私がその大きなオンブバッタに気がついたあとすぐのことでしたし、
その時すでに近くにその鳥がいて、私よりも先にバッタの存在を感知していたかもしれず、しかしながら、
まったく鳥には気がつきませんでした。しばらく前から、少し離れた電線の上などで、じっとこちらの様子を
伺っていたんですかね、不思議です。イソヒヨドリは雑食性と聞いたような気がしますが、昆虫も食べるん
ですね。これまでそのような捕獲行動現場を見たことはなく、でもなるほどそれで我が家の近くで頻繁に
見かけるのかもしれないと、まあ納得した次第です。
さらについでにそれで思い出したのが、8月半ば頃だったか、散歩中に目撃したのが、木に
とまっているセミをカラスが捕獲したことでした。カラスも、ほぼなんでも食べちゃう雑食性だと
知ってはいましたが、「セミを狩る」ことについては、見たことも聞いたこともありませんでした。
そのままカラスは飛び去ってしまったので続きを観察できなかったのですが、おそらく食べたんで
しょうねえ。嫌がらせのためだけに、そのような行動をとったとは考えにくいと思います。
セミを捕食することが珍しいのかよくあることなのか… こういう習性って、仲間が学習するというか、
伝播するって聞いたことがあるので、そのうちあちらこちらでセミ取りするカラスが出没するかも
しれません。