この写真は、昨日スマホで撮影した、職場のフェンスにへばりついていたナナフシです。
距離がややあることですし、この前掲載したものとは、別の個体だと思われます。
クローズアップしているので「昆虫」らしいとわかるかもですが、遠目には枯草、あるいは
枯れ枝がフェンスに付いているとしか見えません。
フェンスの向こう側には雑草が生い茂っているのに、なんでわざわざ草木のほとんどない
こちら側にいるのかまるでよくわかりません。フェンスにはところどころ穴が開いてあり、
そこから侵入した可能性が考えられますが、草食性と聞くナナフシがなんで草のないほうへ?
不思議ですよねえ。
今朝早く、庭の水やりをしようとホースを引き出そうとした際に、ホースを巻いてあるリールの
カバー内にカマキリらしきものが潜んでいるのに気がつきました。そのときには後ろ足付近しか
見えていなかったのですが、まず間違いなくカマキリだと確信しました。
そのままホースを引っ張り出すわけにもいかず、さてどうしようかと、お尻をつついてみたところ、
穴から顔を覗かせたのがこの写真です。
さらにつついたら、ケース内から這い出してきました。コカマキリ?のオスしょうか?
今期我が家の庭でカマキリを目にするのはこれが初めてです。ここで生まれ育ったのではなく、
交尾相手を求めてはるばる遠征してきた可能性が高そうです。もしかしたら、数世代前に
この庭から出て行った先祖の末裔で、帰巣本能のようなものに導かれたんでしょうかね。
残念ながらここに仲間はいないので、長居せず、早めに旅立ってほしいところです。
君に残された時間は、もうあまりないのは確かなのだから。