旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20211118~19 小樽港~舞鶴港 ほぼほぼ皆既月食

2021-11-19 11:19:01 | Weblog




11月19日(金) 曇り時々晴れ

東北から北海道にかけて前線が通過するようで、風が強まることが予想され、
出発前からフェリーは「遅延」して舞鶴港に到着するだろうことが示唆されていた。
しかしこの船旅は、西に行くにつれ波が収まることが期待されるので、出だし
乗り切れればと考えると、気分的には楽かもしれなかった。

帰路は団体客もなく、船内は閑散期らしい空き具合でガラガラ。乗用車は多く見積もって
30台程度、バイクはなし、乗船客は50名に満たなかったかもしれない。


         

私がよくたむろするプロムナード付近でも人を見かけることは滅多になく、ほとんど
貸し切り状態であった。朝目覚めるとすでに波が高く、しかし耐えられないほどではなかったが、
この状況で読書するのは危険であろう。


    

お昼を過ぎると波が徐々に収まり始め、天候も回復、青空の面積が多くなった。
閑散期は営業を取りやめているカフェコーナーには人影もなくて、この付近でも
私だけしかいない時間が多く、大谷翔平選手のMVP受賞特番をテレビを独占して
見ていた。

午後は読書でき、残していた三分の一ほどを読み終えることができた。


    

今夜は(ほぼ)皆既月食とのことで、船上から海から昇る月出を楽しみにしていたのだが、
あろうことか能登半島を回るあたりからまた雲が増え始め、上空は晴れているが周囲雲が多く、
観月は難しい状況であった。

夜食のカップラーメンでも食べようかとあきらめかけた矢先、雲の切れ間から欠け始めた
月が見えた。時刻はすでに17:10を回っていたと思う。


    

ISO感度を上げるなどすればもう少しきれいに写せるかもしれないが、面倒なのですべて
オートでお任せ撮影。結果は当然、月はブレブレ。


    

カップラーメンを食べるなど時間をおき、しばらくして見に行ってみると、ほとんど
欠けてしまっていた満月を見ることができた。今回は諸々微妙に外すことのほうが多かった
旅となったが、最後、これを見ることができたので、締めくくりはOKとしておく。

近畿地方の天候は安定、月明かりに照らされながら家路へ向かう。

コメント
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