ものすごく久しぶりにカテゴリーの追加となりました、謹んでご紹介します。
番狂わせがない限り、私がひとりこの家に残されることは前々からわかっていて、
それなりの心の準備はし、その際どうなるのか、頭の中で幾度かシミュレーション
したこともありました。ただ何度考えても堂々巡り、想像つかず、そのうち思考に
飽きてしまい断念し、明確なビジョンが描かれたことは一度もありませんでした。
結局道標が示されないまま突然その時を迎え、今になって右往左往しているのです。
カテゴリーを設けたものの、はたしてどんな内容の記事がこの欄に該当するのか
現時点では定かでなく、たとえば、今必要に駆られ自炊を行っているわけですが、
これは私にとっては青天の霹靂、これまでほぼまったく台所に立ったことのない
私が包丁を握ることが、マイ今年の重大ニュースの筆頭に挙げられる出来事でも、
食卓に並べられる料理は、カレーだったりハンバーグだったり肉じゃがだったりと、
特段凝った珍しいものでなく、その写真を挙げて記事にしてもトピックスには
けっしてならないでしょう。
ただし、いずれにせよ、このブログを今しばらく続けることになりそうなのは
間違いなく、それは、天涯孤独で会話がなくなり、ボケることを恐れるからです。
両親は最期まで正気を保てたので、遺伝的な希望はあるものの、状況的に危険度が
より高いのは私でしょう。今後ほかにボケ防止の趣味などを始めない限りこの
ブログは続くので、細々とお付き合い、これからもよろしくお願いします。
♪ 君にも 愛にも 疲れてしまい
とおり過ぎた 若き日を知る
青春は たそがれて
夢はひそかに 別れを告げる
ああ ありふれた 倖せに
背を向けてゆく 勇気が欲しい
声をはりあげ 泣いてみるのもいいさ
この街を 今歩いて
やがて友は 消えてゆくだろう
あの日の語らいも しらけてみえる
東京は たそがれて
ほんの少しだけ やさしくみえる
ひとりこのまま 生きてゆくなら
色あせてゆく この青春に
しがみついては ゆかないだろう
ひとりで生きてゆければ
ああ ありふれた 倖せに
背を向けてゆく 勇気が欲しい
声をはりあげ 泣いてみるのもいいさ
この街を 今はなれて
立ちどまる このひとときも
友はまた一人 消えてゆくだろう
(ひとりで生きてゆければ/詩・曲:小田和正 歌:オフ・コース)
オフコースの楽曲で一番のお気に入りは?と尋ねられたら、一曲に絞るのは
難しいなと迷いつつ、私はこれだと答えることでしょう。たぶん小田さんがまだ
三十歳前後の頃つくられた曲で、その時点ですでに人生を達観しているような
歌詞が素晴らしいですよね。どの時代に聞いても心に響いてきたこの歌は、
この年になるとますます沁みます。
どうやらこの先、私のテーマ曲になるに違いありません。
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