一昨日(だったかな?)の朝日新聞の記事で、小布施の竹風堂の銘菓「お一人さま・栗かの子」が
「栗かの子・小形」に名前を変えたと出ていました。「おひとりさま」はずっとのちに、上野千鶴子さんの
著書でも有名な言葉となり、なかなかしゃれっ気のある言葉、ネーミングだと私は感心していたんですが、
ネガティブな意味合いにとり、敬遠する客がいるそうで、思い切っての名称変更となったようです。
同時に「お一人さま・栗ようかん」も、「栗ようかん・小形」になってしまったようです。
それにしても、打って変わってのインパクトのないお名前、もう一ひねりできなかったのかしら?
私がもしこのまま順調に年を重ねたとしたら、その頃は、あちらもこちらも「おひとりさま」だらけで、
「気にしない、気にしない」って感じになると思うんですけどねえ。時代を先取するようないい名前
だったのになあ。
ところで、私の手元にあるお一人さまのパッケージは、もしかしたら貴重なものになっていくのかしら?
ひとつは自分がたった一度実際に小布施に赴き買ったもの。もうひとつはいただいて初めて食べた時のもの。
層雲峡YHなどで時々お会いしていた女性が、「山の非常食代わりに持っていたけど、残ったので…」と
言われて、お裾分けしていただいた記憶があります。「あっ、これが噂に聞く、小布施の栗ようかんなんだ!」と
あとで食べようとして気がついて、パッケージを捨てずに残していたんですね。
お一人さまを山食として持っていくのもすごいお話。私だったらこれ食べたくて我慢できずに、
「なにか非常事態が起こらないかいな?」と変な期待をしちゃうかもしれないよなあ。
この女性もたしか当時は「おひとりさま」でしたが、のち職場でイイオトコをつかまえて御結婚、
今でもほぼ毎年秋、紅葉をお目当てに「お二人さま」で大雪山におこしで、よくお会いします。
仲むつまじいところを見せつけられて困っちゃうんだなあ、重ね重ね「ごちそうさま」です。
*夕方から所用で出かけていて、ずっと空を見上げていたわけじゃないけど、
昼間よりさらに雲が厚くなって、和歌山市では月食は観察できなかったんじゃないだろうか?
今年は天文ファンにはたまらないショーが続くようで、次は6日の「金星の太陽面通過」とか。
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おひとりさまで検索していて、たどりつきました。
竹風堂のサイトにおひとりさまがなくて、なぜ?と思っていたので、こちらを拝見して、納得です。
私も同じ気持ちです。
おひとりさま、いい名前ですよね。
悪気無く、何をしても、どこからかつっこまれるのが面倒だからつっこみようのない名前にしたのかもと思いました。
名前も味のうちと思います。
残念ですね。
8月に妹の友人から、私宅に「お礼に」とこの栗ようかんが届き、久しぶりにいただきました。いいセンスの人だよねえ。
でも、私は現在進行形でダイエット中で、手控えてる間に、母が知人などにあげちゃって、2個しか食べられなかったんですよ、残念!