旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

長崎旅行(5)・・・寺町、眼鏡橋、浜町、思案橋、丸山、稲佐山夜景

2009-05-23 10:30:48 | 

 前回書いたように、風頭公園から「墓の坂道」を降りて、そこが寺町・・・。皓台寺という立派な禅寺などを拝み、疲れを癒すために「ぜんざい屋」で甘いもの(酒やビールではありませんぞ)を食べて休む。前を流れる中島川に架かる橋が眼鏡橋。「眼鏡橋だけには行け」と友人に言われたので、川原に下りて写真を撮るなどゆっくりする。

 そこから浜町に入り、観光通や商店街アーケードなどを歩いて、いわゆる「おのぼりさん」の「さるき」(長崎語で、街をぶらぶら歩くこと)をやる。私もワイフも物を買う意欲はもはやない。見て歩くだけだ。ただ私は「ビードロの酒器」があれば、3~5万円は覚悟の上で狙っていたが、幸か不幸かどの店にもなかった。今やそのようなものを買う人間はいないらしい。

 思案橋電停から丸山を望むところで、その日の夕食の場所として目をつけていた『御飯』という店を見つけ、夜の予約をして一先ずホテルに帰る。花町「丸山」散策はなんと言っても日が落ちネオンが灯ってのことであろうから。
 その思い通り、『御飯』の料理(含む酒)はすばらしく、夜の丸山散策もよかった。(詳細は別の機会に)
 そこから一気にタクシーを飛ばし、対岸の稲佐山に登り名物の夜景を眺めた。さすがに日本三大夜景の一つと呼ばれるだけあって、これまた筆舌に尽くしがたいものがあった。

 長崎の初日はこのように、先ず自分の足で赴くところを歩いた(もちろんタクシーを利用しながら)。
 そして明日は、観光バスで「いわゆる観光スポット」を回ることにする。お決まりコースと自分の足・・・この組み合わせが旅の難しさであるが。
                     


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