旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

4月を迎える

2010-04-01 16:51:08 | 時局雑感

 

 4月を迎えようやく春めいてきた。3月はとにかく寒かったという印象しかない。しかし、その寒い中をよく動き回った月でもあった。

 79日の二泊三日で「熊野古道」を歩いてきた。快晴と大雨という熊野らしい天候の中で、寒いどころの騒ぎではなかった。もちろん「行ってよかった」という思いがいっぱいで、未だ紀行文をブログに書き続けている。
 
19日には息子の婚約騒ぎで鎌倉から逗子を訪ね、翌20日から一泊二日で「山形県酒蔵ツアー」に出かけ、欲張って四つの蔵を回った。さすがに東北、雪混じりの天候で寒さが身にしみた。それでなくても酒蔵というのは寒いのだ。ただこの四つの蔵は大変勉強になって、これまたブログに『蔵めぐり』を書きつづけている。
 
26日は桜を求めて茗荷谷の「文京桜祭り」から小石側植物園を歩いた。当初は満開の桜を当てこんでいたのだが、以上のような寒さで桜は三分咲き程度であった。もちろんその後の、神保町「咸亨酒店(かんきょうしゅてん)」での美味しい料理と紹興酒で大満足をしたのであったが。

   

 さて四月はどのような月になるか・・・
 
こちらも結構いろいろな行事が詰まっている。まず、3~6日は母の一周忌のため臼杵に帰る。4日に法事を済ませ、5日はワイフを案内して杵築、日出をまわり、日出町の老舗「幸喜屋」でかの『城下カレイ』を食べ、その夜はそこの「別府湾ロイヤルホテル」にとまり、ご自慢の露天風呂から別府湾を眺めるつもりだ。大分空港から大分にバスで向かう途中、日出町を通るときに高台に聳え立つロイヤルホテルがいつも気になっていたので、この機会に城下カレイともどもやっつけておく。

 23日には75歳の誕生日を迎えついに後期高齢者の仲間入りをするので、生きているうちに気になることは始末しておきたいと考えている。
 
その23日当日は「山形県新酒発表会」、その二日前の21日は「栃木県新酒発表会」と続くので、いずれにも参加して前期高齢者最後の酒の味を体全体に残しておこうと思う。だいたい政府(自公政府)が後期の前期のレッテルを貼るからこのようなことになるのだ。自然にしておいてくれれば、無理をして酒を呑むこともないのだが・・・。

 4月もまたたく間に過ぎていくだろう。ぱっと開いて散り急ぐ桜の花が象徴するように、春はあわただしいのだ。


投票ボタン

blogram投票ボタン