旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

日出『幸喜屋』の「城下カレイ料理」に満足

2010-04-28 11:21:14 | 

 

 4月も余すところ3日となった。今月の思い出の一つに「杵築・日出の旅」(4月5~6日)がある。中でも待望の「城下カレイ」については書き残しておく必要があろう。母の一周忌で臼杵に帰り、そのついでに立ち寄った日出のカレイのことを、臼杵で食べた自慢の「ふぐ本格コース」をさておいて書いたのでは弟をはじめ臼杵の人が怒るかもしれないが、ふぐについては文句なしに絶賛し続けているので、たまに食べた城下カレイに触れても許していただけるだろう。

   
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 既に予約済みの幸喜屋さんに着くと、「お待ちしていました」と“松の間”に通された。ゆったりした個室で、庭の佇まいも静かな趣・・・。まず酒の銘柄を尋ねると杵築の『智恵美人』純米酒、早速注文すると、300mlの小瓶が運ばれ、予約の「城下カレイコース」として次々に出された料理は以下の10品であった。いずれも器はカレイの形。

・刺身(肝、カボスつき・・・カボスは少々小さかったが)
・黄味酢和え  ・吸物   ・南蛮漬け  ・まき揚げ
・みそ、カレイの卵塩づけ   ・煮つけ  
・唐揚げ   ・にぎり   ・カボスゼリー

 
    刺身と純米酒「智恵美人」
    
   
               煮つけ

 刺身で美味しい純米酒を飲めばそれで結構・・・、と思っていた私には多すぎるほどの料理であった。その刺身はもちろん、煮つけとにぎり寿司は絶品であった。カレイの煮つけは昔から好きであったが、改めてその美味しさを実感した。寿司もいい。こんど空港への途中、お昼などにふらりと立ち寄るときは「寿司コース」にしようと思う。   

 

 
            寿司

 いろんな揚げ物で骨から皮まで、要するに城下カレイを丸ごと食べて御代は8.300円。大変に結構でした。お酒の「智恵美人」も冷からお燗まで飲んで文句なし。

       

        


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