旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

明けましておめでとうございます

2012-01-04 15:08:43 | 時局雑感

 

 おくればせながら、明けましておめでとうございます。
 正月三日間、何もしませんでした。もちろん、お節料理も食べましたし、例年に比して量は減らしましたが酒も毎日飲みました。年賀状も読みましたし、返事もできるだけ書きました。
 元日は実業団駅伝をスタートからゴールまで見て、夜はウィーンフィルのニューイヤーコンサートも全部聞きました。二日目と三日目は、箱根駅伝をこれまたスタートからゴールまでほぼ全部見て、三日目の夜はNHKのニューイヤー・オペラコンサートを全曲聴いた上に、引き続き「日本の話芸20周年スペシャル」を深夜まで見ました。
 オペラも例年になく良かったと思いましたが、この「話芸」にはまいりました。司会の竹下恵子に惹かれて聞いている間に、柳家小さん「長屋の花見」、三遊亭円楽「浜野矩随」、桂文枝「宿屋仇」と続き、風呂に入る暇もありませんでした。次の講談の間に風呂に入り、引き続き桂文治の「浮世床」が終わったのは12時でした。秀逸はやはり小さん。独特の間を取りながらの流れるような話法は、世界のいかなる芸にも負けないと思いました。何十回も聞いた話であったが…

 以上のとおり三日間は何もしないで過ごしました。やっと今日になって、ワイフと娘の三人で近くの神社(下高井戸の菅原神社)に初詣に出かけました。四日ともなれば空いていて、ゆっくりと願をかけて、駅そばの「さか本そば店」で昼食。学生の街だけあって、だだっ広い食事処で、あらん限りのメニューがあり、私のとった「鍋焼きうどん」などは食べきれないほどの量でした。お燗がほしくなったがメニューには「お酒」としかない。ママよ、と頼んだところ、「真澄」の一合瓶におつまみ(枝豆)がついて400円。普通酒ではありましたが暖も取れて実質的な酒でした。
 こうして、今年もソロリと動き始めました。よろしくご指導のほどお願い申し上げます。
                       tabinoplasma

 
      下高井戸の菅原神社
  
  
 「真澄」の燗酒と「鍋焼きうどん」

 


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