慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

元勤務先の外人社長を見て感じたこと

2015年06月07日 | 投資情報
アローラ氏ソフトバンクに人生賭けたその理由は?

米グーグルの最高事業責任者から、ソフトバンクのバイスチェアマンへ
入社後わずか5年でグーグルのナンバー2に上り詰めたアローラ氏
世界のソフトバンクでも、大多数の社員を含めて意外に日本的な会社です
某社の社長のスピーチは、「カンパニーヒストリー&スプリット」を連呼していた
昨日の興味有る新聞よ






アローラ氏(ネットより引用)

アローラ氏とは一体どんな人物なのか
証券アナリストは「後継者問題がソフトバンク最大の経営問題」と懸念と
元グーグルのナンバー2
子会社のTモバイル・ヨーロッパでCEOを歴任しグーグルに転職
グーグル時代のアローラ氏の年収は総額60億円以上
グーグルCEOは「私にとっても類いまれなるリーダーだ」と高く評価

ヤフーが検索エンジンにグーグル製を導入
孫ヤフージャパン会長と交渉したのがアローラ氏だった。
本家の米ヤフーがマイクロソフトの検索エンジン採用を決めた
ヤフージャパンは、米ヤフーとライバル関係にあったグーグル製の採用に踏み切る
即座に採用を決めた孫の手腕にアローラ氏驚いた
孫氏何度か会ううちに、アローラ氏への評価は高まる一方だった

アローラ氏の固辞は想定内?
孫社長はスプリント買収後、アローラ氏とも頻繁に会うようになった
孫社長がアローラ氏をソフトバンクに引き抜こうと考えたのもその頃です
アローラ氏は、孫社長のラブコールを断っていた

孫氏の電話攻勢は業界では有名です
イー・アクセスへの売却でも、と電話攻勢に打って出て即断即決で買収にこぎ着けた
1日何十回も電話して、社長を「ストーカーみたいだった」と辟易させた
電話口で熱い夢を聞く内に、アローラ氏も次第にほだされたことは容易に想像できる
孫社長は権限や報酬で相当の条件を提示したと思われるが?

孫社長の説得工作が実る!?
一説によると、孫社長がアローラ氏に提示した年俸は約5億円
グーグル時代の年俸の10分の1、「かなりのオプションが用意されているのが普通」?

ソフトバンクのバイスチェアマンに就任したアローラ氏の活躍
「ソフトバンク・インターネット・アンド・メディア(SIMI)」のCEOにも就任
アローラ氏は、わずか3カ月の間に、8件の買収や資本参加を決めた
相手企業は、米国やインド等広域にわたり、投資総額は2400億円に上った

奥さんは財閥の「超絶美人令嬢」
孫社長は「ソフトバンクが成長に踏み出すに当たって、アローラ以外は考えられなかった」と
CEOは当面、孫社長が維持するが、CEO禅譲も意外と早いかもしれない
そのためには「第2のアリババを探さなければならない」と多くの市場関係者がみている
孫社長が投資したアリババが米市場に上場したことで得た含み益は約5兆円
アローラ氏の使命は、インターネット市場でのカネのなる木を探し出すことだ

ある中堅社員は冷ややかに
後継者の最有力候補といってもそのまま社長になるかどうかは?
世界のソフトバンクでも、大多数の社員を含めて意外に日本的な会社だ
アローラ氏が本当にこの会社を引き継げるのかは疑問?
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裏読み組のチャイナウォッチャーの見解

2015年06月07日 | 国際情勢
反腐敗に手詰まり「海外逃亡100人公表」

景気減速と改革停滞の裏には官僚たちの無言の抵抗がある
中国の習近平国家主席が推進する「反腐敗キャンペーン」に変調の兆しが見えてきた
表向きは汚職摘発のさらなる強化を打ち出しつつ微妙に重点をずらし始めた?
FACTA6月号記事より引用




反腐敗(ネットより引用)

共産党の汚職取り締まり機関トップの王岐山氏語る
汚職幹部の特赦の可能性は、まだその時期ではないと
「タイミングを見て特赦を制度化する可能性がある」解釈する向きが少なくない

共産党が”身内の恥”を自ら世界にさらすのは異例
国際手配した海外逃亡中の腐敗幹部100人のリストを公表
王の発言は、全国の党幹部や世論の反応を探るために意図的にリーグされた?
各国の警察当局と連携して「天網作戦」の発動を宣言した
今回のリスト公表は「摘発の重点を海外に移す」というシグナルでは?

裏読みが正しいかどうかは今後の検証を待つ必要
反腐敗キャンペーンをテコにした習の「恐怖政治」に漂い始めた手詰まり感だ
習が反腐敗キャンペーンが当初の予想を大きく超える成果を上げたのは間違いない
公安と石油閥のドン(周永康)人民解放軍(徐才厚)胡錦涛前国家主席の大番頭(令計画)を打倒
豪腕ぶりは全国の党幹部を震え上がらせ、習は最高指導者としての絶対的権威を築くことに成功

習の政治は反腐敗を除けば必ずしも順調ではない
GDPの伸び率の数字より、成長の質を高める構造改革を急ぐよう指示した
公共投資や不動産融資に歯止めをかけた結果、GDP成長率は7%の低水準を記録した
肝心の構造改革の進展については、ほとんど聞こえてこない

なぜ改革が進まないのか?
恐怖政治の限界で、党幹部は自分自身の摘発を恐れて習への恭順を見せているだけ
中下層の党幹部の本音は、利権を手放したくないので改革は現場レベルで骨抜きにされている
恐怖は、改革の推進力にならないのである
中下層の党幹部に改革を促すには、安心して仕事ができる雰囲気を作らなければならない

現職幹部の心理的プレッシャーを適度に緩める狙い?
特赦に関する王の発言や海外逃亡者リストの公表が行われたのではないか?
この程度で、改革が目に見えて進むほど現実は甘くないはずだ
中国景気が減速すれば、習は早晩改革の棚上げを迫られるのでは?
 
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