慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

トヨタのAA型種類株式とは

2015年06月18日 | 
トヨタ自動車「AA型種類株式」で資金調達を発表

発行価格:普通株式の株価の120%以上
配当:発行価格に対して年率0.5%、各年間0.5%上昇、5年度目以降は2.5%
普通株式への転換:1:1
5年後、発行価格での取得を会社に請求できる
譲渡:原則5年間売買出来ず(相続とTOBへの応募を除く)








AA型種類株式(ネットより引用)

発行価格
トヨタの普通株の株価が8,000円のケース
1株当9,600円↑でAA型種類株

利率
「トヨタ銀行」への預金と想定すると、5年目間平均1,5%、5年目以降は2,5%
「AA型種類株式」の保有者は、5年以後発行価格での買い取りを請求出来る
トヨタからずっと貰える、5年目以後の年率2.5%は魅力です

普通株への転換権が付いている
5年目以降のトヨタの普通株の株価が「AA型種類株式」↑の場合、キャピタルゲインを得れます
金融論的には、コール・オプションです

「AA型種類株式」の投資家の選択肢
5年目以降、トヨタの普通株の株価が大きく上がれば普通株に転換すれば良い
株価が大きく動いていない場合は種類株式のままでこれを持ちながら年率2,5%%の利回りを受け取ればいい
株価が大きく下がるような状態になった場合には発行価格でトヨタに買い取ってもらうことができる
トヨタの信用リスク面がなければ2,5%の金利が魅力的なのでそのまま持ち続ける

投資家とり制約条件
5年目までの途中で売却して換金することができない

既存の株主にとり「AA型種類株式」による資金調達は、
普通株よりも高い株価で資金が入り、配当利回りは悪いので、株価に対してマイナスになりにくい
トヨタは種類株式発行後に「発行株数と同数程度」の普通株式の自己株式取得を行う
株価は下げたくないという態度で、長期的には株主構成が広く個人へと分散することになる
「5年間保有する」条件で、長期保有指向の株主に、株主構成を置き換えていくことになる
「AA型種類株式」は流行るかも?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジェネリック薬剤の概況

2015年06月18日 | 医療
ジェネリック商品が伸張しない要因は

薬剤費患者負担に、それ程差がないからです
先発品と成分同じで、価格(薬価基準)は先発品の7割位の商品です
健康保険での薬剤費負担は、1割~3割で、老人の場合1割の人が多いです
生活保護者、小児の場合個人の薬剤費負担は、多くの市町村で0円です
薬剤費(薬価)100円の場合、1割負担で3円(3%)3割負担で9円(9%)の違いです
ダイアモンド6月15日号記事引用して記載








ダイアモンド6月15日号記事引用

ジェネリック商品とは?
先発品の特許切れにより、先発品より安く発売する商品です
先発品と同等の効果が有ると政府が決めた薬剤です
価格(薬価基準)は、先発品の7割位です

日本と米国・欧州等とのジェネリック品の違い
日本と異なり、米国、欧州等では、患者負担に差がある為、ジェネリック品のウエイト高いです
日本では、高齢化に伴い、医療費、薬剤費も年々上昇しております
政府は、ジェネリック品への切り替えを計っています

ジェネリック品の伸張には、患者へのインセンティブが必要では?
薬剤費を医療費と分けて、(参照価格)薬剤費を請求し負担率を変更する
 *例、先発品使用には、個人負担の率を5割位、後発品は2割位にする
政府笛吹けど、現状では日本の後発品、政府の想定程伸張していない

今後のジェネリック市場?
1兆円以上の先発品が特許切れが想定されています
日本のジェネリックメーカー小型のメーカー多いです


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする