🌸日本の常識は世界の非常識
☆「メディア・フレンズィ(報道の熱狂)」の英語
*典型例が最近の内政報道だ
*メディアは、自民党総裁選の行方や新政権の人事には一喜一憂
*一方で、野党の動きはあまり報じない
☆その間に、新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に減少
*ワクチン接種率も米国を超えた
☆菅前首相の総裁選不出馬決定から岸田内閣発足まで1カ月
*メディアの「熱狂」は一体何だったのか
⛳菅政権が「1年で達成した仕事量は膨大」と具体的成果
①ワクチン接種体制構築
②東京オリパラ開催
③2050年カーボンニュートラル宣言
④デジタル庁創設
⑤一連の外交成果
⑥福島第1原発処理水問題
⑦携帯料金値下げ
⑧最低賃金引き上げ
⑨不妊治療保険適用
⑩国民投票法、種苗法、重要土地取引規制法など積み残し法案の処理
⛳こうした報道が日本メディアにあまりない
☆岸田新政権についても同様だ
*内閣が本格始動する前から「発信力不足」と疑問を呈する向きもある
☆メディア言う「発信力」とは何なのか
*耳に心地よいけれんみのある言説で偏った内容を伝えることなのか?
*政治が最大多数に最大幸福をもたらす手段なら
*その内容は複雑だそれを単純化して歯切れ良く伝えても
*それは真の「発信力」ではないだろう
⛳「日本の常識は世界の非常識」とは故竹村健一氏の言葉
☆この名言は日本のジャーナリズムにも当てはまる
☆この名言は日本のジャーナリズムにも当てはまる
☆最近内閣記者会が行った「首相記者会見」での記者会側の要望
①質問を各社1問で再質問なしと制限しない
②常任幹事社以外の加盟社などもより多く参加させる
③司会進行は内閣広報官ではなく幹事社にさせよ
*時間制限なく質問を切り上げないよう求める意見もあった
☆これが日本のジャーナリズムの「常識」なら筆者には違和感がある
☆主要国で、選挙により選ばれた首脳レベルの要人
☆主要国で、選挙により選ばれた首脳レベルの要人
*1日に2回も定例記者会見に応じている例は日本しかない
*G7諸国で行われる首脳レベルの記者会見は概ね短時間
*G7諸国で行われる首脳レベルの記者会見は概ね短時間
*英国の記者会見は平均5分程度(EU諸国で30分位)
*ぶら下がり取材を認めない国も 少なくない
☆日本のように首相記者会見に1時間ぐらい
*ぶら下がり、取材にもある程度の時間を割いている国は他にない
⛳欧米諸国の会見のやりとりは日本の「常識」とは大違い
☆政府側には当然「ノトコメントの権利」がある
☆記者側も既に出た質問を延々と繰り返す例はあまりない
☆勿論、民主主義国の国民には「知る権利」がある
☆勿論、民主主義国の国民には「知る権利」がある
☆それは必ずしも下記の内容を意味しない
*「記者会見で質問する記者が無制限に質問を続ける権利」
☆開かれた民主主義諸国の政府にも
*「コメンしない」権利は認められている
*これが民主主義制度の下での記者会見の「常識」だろう
☆国際的に見ても傑出した記者会見の機会を享受している日本のメデイア
☆質問の「量」だけでなく、「質」にもこだわってほしい
☆質問の「量」だけでなく、「質」にもこだわってほしい
(敬称略)
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⛳出典、『産経新聞』
日本の常識は世界の非常識
(『産経新聞』記事より画像引用)