慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

日本仏教には13宗の宗派存在する

2024年03月16日 | 宗教
🌸仏教宗派の誕生

 ☆同じ仏教なのに、多数の宗派が興った理由

釈尊の時代に宗派はなかった
 ☆宗派が異なると、教えも異なる
 *経典や敬う仏、仏事作法なども違ってくる
 ☆同じ「仏教」なのに、多くの宗派が生まれた理由
 ☆仏教は、釈尊の教えで成立した宗教で、当初は宗派もなかった
 *釈迦は集まる弟子や信徒に対して
 * 一人ひとりがそれぞれの方法で悟りに至れば良いと説く
 *自分は開祖と思っていなかった
 *弟子たちも個々が教えて解釈し派閥を作らなかった
 ☆釈尊が亡くなると、弟子たちは教えの解釈の仕方をめぐつて分裂
 *教えがインドから中国に伝わってまもなく
 *宗派が生まれる
 ☆中国で宗派が誕生した背景
 *中国で広まつていた儒教の存在があった
 *儒教には「相伝」で、師弟間で教えを受け継いでいく
 *師は弟子を抱え込んで多くの学派をつくつていた
 *儒教の発想が仏教にも影響した
 ☆中国の仏教僧は自分の弟子たちを囲い込んで派閥をつくった
 *そのいくつかが宗派に発展した
 ☆中国では、仏教を悟りに至る実践・修行でなく
 *学問としてとらえる傾向が強かった
 *新しい経典がインドから伝えられるたびに
 *その経典を研究する集団ができ、それが宗派として発展した

日本には13宗が存在する
 ☆中国で発展した仏教は朝鮮半島を経て日本へと伝来する
 *7世紀初頭の聖徳太子による仏教興隆は目覚ましかつた
 ☆奈良時代、中国から来日した僧や日本の留学僧
 *宗派別に分かれた仏教を伝えた
 *奈良仏教(法相宗、華厳宗、律宗などの南都六宗)
 *奈良仏教系宗派はあくまで学問仏教として受け入れられた
 *互いに協調し、対立することもなかった

平安時代、日本の仏教は新しい体系をつくり上げた
 ☆平安時代、日本独自の宗派を生み出していく
 *密教系宗派に分類される天台宗と真言宗
 *天台宗を学んだ最澄は、日本天台宗を樹立
 *奈良仏教と論争を行ない、新時代の仏教を開拓した
 *空海は最澄と同じ遣唐使船団で唐に留学
 *本格的な密教を日本にもたらした
 *これにより事実上、真言宗が開宗された。
 ☆平安時代末期から鎌倉時代
 ☆仏法が廃れ、世が乱れるという末法思想が流行する
 *浄土宗や浄土真宗などの浄土系宗派
 (現世での救いよりも、来世の極楽往生を願う人々を惹きつけた)
 ☆坐禅の実践を重んじる臨済宗や曹洞宗の禅系宗派
 *武士層に支持されて禅宗文化を日本に広めた
 ☆「法華経」を最高の教えとする日蓮宗も登場
 *「南無妙法蓮華経」の題目を唱えれば人も社会も救われると説いた
 ☆江戸時代に禅系宗派の黄栗宗が加わる
 *奈良仏教系宗派のいくつかが洵汰された
 *最終的には今に続く主要な13宗が残った
 ☆悟りを得るという最終目的は同じでも
 *そこに至るまでの過程・解釈が違うという理由で宗派は生まれた
 ☆多様化の時代を迎え、今後さらに新たな派が起こる可能性は高い
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『比べてわかる!日本の仏教宗派』




日本仏教には13宗の宗派存在する
『比べてわかる!日本の仏教宗派』記事より画像引用)
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「インターセクシヨナリティ」「拠り所の論文(デタラメの場合も)」

2024年03月16日 | 社会
🌸社会正義の奇妙な理論4

⛳インターセクシヨナリティ
 ☆左派の世界観でのアメリカ社会
 *「白人(加害者)」と「黒人(被害者)」で構成されている
 *初期のフェミニズムは、「男(加害者)」と「女(被害者)」の構成
 *単純な善悪二元論は、わかりやすさで広く受け入れられた

 ☆当然のことながら、複雑な現実とは大きな乖離が生じる
 *最初に指摘したのは
 *「黒人」「女」「レズビアン」等のマイノリティの女性たちだった
 *黒人女性が、特定のグループの優越的な地位に抗議した
 ☆わたしたちは複数のアイデンティティをもっている
 *日本社会には「在日外国人」「同性愛者」など異なる
 *アイデンティティをもつマイノリティもいる
 ☆社会がリベラル化・複雑化するにつれて
 *アイデンティティの数は際限なく増えていく
 ☆アメリカで一般的に使われている「アジア系」人種カテゴリー
 *東アジア、南アジア、東南アジア、中央アジア、西アジアなどの
 *ユーラシアの多様な地域を同じものと扱っている
 *日本人とインド人を同じエスニックGと見なすひとはいない
 ☆イランや北インドの「アーリア」は
 *ヨーロッパ系白人と同じ遺伝的ルーツをもつ
 ☆「黒人」ですら
 *アフリカン・アメリカン(奴隷の子孫)アフロ・ラテン(中南米移民)
 *アフロ・カリビアン(カリブ諸島からの移民)等へと細分化している
 ☆インターセクショナリティを徹底すると
 * 一人ひとりが「自分らしさ」を感じられる
 *国家、民族、部族、宗教等で、アイデンティティが
 *解体・細分化していくほかはない
 *誰もが唯一無二の「自分らしさ」を主張できる
 *80億のアイデンティティズとなる
 ☆左派のアクティビスト(ポストモダン左翼)
 *連帯を破壊し社会運動を液状化させるとして
 *インターセクショナリティを批判するようになった

学術誌に掲載されたデタラメ論文
 ☆社会正義でキャンセルカルチャーを牽引する左派が依拠する論文
 *「カルチュラル・スタディーズ」「ジェンダー・スタディーズ」等
 *この批判理論(以下《理論》)がバカバカしいものへと変容したのか
 *学術誌にデタラメ論文を投稿する「実験」を行なった
 *デタラメ論文を作成して投稿したところ
 *そのうち4本が査読を経てオンライン上に公開され
 *3本が承認された
 ☆アメリカのほとんどの主要大学では
 *7年間に7本の論文が学術誌に掲載されれば
 *テニュア(終身在職権)を取得するのにじゅうぶんな実績になる
 ☆著者たちは、「デタラメ論文」によって
 *わずか1年間に7本の論文を学術誌に掲載させることに成功した
 *この分野の「学術」とはいったい何なのか
 *驚くのは、著名なフェミニズム雑誌の査読者たちが
 *「(バカバカしい犬の性交論文)」を絶賛したことだ
 *この雑誌の編集者は、創刊25周年の「記念論文」として
 *この「研究」を掲載することを提案した
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界はなぜ地獄になるのか』

「インターセクシヨナリティ」「拠り所の論文(デタラメの場合も)」
『世界はなぜ地獄になるのか』ネットより画像引用)
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「ドイツNO1」「直系家族」「識字化」

2024年03月16日 | 社会
🌸世界史の謎2

 ☆イギリスが失速しドイツがナンバー1になった理由

イギリスの経済、ドイツに取って代わられた
 ☆世界一の産業国であったイギリス
 *20世紀に入って凋落
 *ドイツに取って代わられた
 ☆ 19世紀半ばに世界一の工業国であったイギリス
 *遅れて工業化したドイツに、 100年後には負けた
 ☆ドイツの勝因は識字化の早さにあった
 *スコツトランド啓蒙を得てもイギリスは
 *ドイツの「知」の地力に勝てなかった

長く走り続けられる「知」の直系家族
 ☆イギリスはかって自動車大国でした
 *最終的にはドイツや日本に負けています
 ☆歴史上一番手にはなれなくても、直系家族は
 *知のエネルギーを源にして、遠く長く走り続けられる
 ☆国が正しく発展するためには
 *資本主義的にリスクテイクをする冒険家的な人間がある一定数必要
 *その一方で、子どもたちには、時間をかけて知識の習得をさせる
 *高等教育を受けさせることも必要
 *両方がうまくブレンドされているのが必要
 ☆イギリスでスコツトランド(直系家族)分離が実現したら
 *イギリスの再浮上は未来永劫にない
                       (敬称略)
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⛳出典、『読み解く世界史の深層』





「ドイツNo1」「直系家族」「識字化」
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「甘粕正彦」「甘粕事件」「満州国建国」

2024年03月16日 | 歴史
🌸数多くの謎を抱えた人物甘粕正彦

謎のまま残る甘粕事件
 ☆甘粕正彦は元日本陸軍憲兵大尉にして満州国の実力者
 *彼は、玉音放送が流れた5日後、青酸カリを飲んで自決している
 *その死によって多くの謎は永遠のものとなってしまった
 ☆彼はなぜ死を選ばなければならなかったのだろうか
 *謎のひとつが、関東大震災直後に起きた甘粕事件
 *震災の混乱に乗じて軍内部に設置された憲兵隊
 *社会運動家たちを一斉検挙しようと躍起になっていた
 *運動家の中には捕えられてリンチを受け虐殺された者もいた
 ☆甘粕事件は、恐ろしい時代を象徴する殺人事件
 *当時東京憲兵隊の麹町分隊長甘粕正彦

甘粕正彦、生真面目さが事件の遠因か
 ☆殺害されたのは
 *作家で社会運動家の大杉栄・内縁の妻・大杉の甥の3人
 *遺体は憲兵隊本部裏の古井戸に投げ込まれていた
 ☆逮捕された甘粕は軍法会議で
 *「個人の考えでの犯行」と証言、禁固10年の判決を受けている
 *この証言は当時から「軍をかばっている」との見方が強かった

 ☆甘粕事件は、本来なら
 *震災のどさくさに紛れてうやむやになるはずだった
 *虐殺が子供にまで及んでいたことで新聞報道が過熱
 *事件は必要以上に明るみに出た
 ☆当時の新聞によれば
 *甘粕は温厚な性格で上司・部下からも信頼される模範的将校
 *生真面目さゆえに事件の責任を一手に引き受けたと記載された
 ☆軍法会議では無視されたが
 *甘粕とともに逮捕された部下からは
 *「上層部の指示で殺害した」という発言もあった

甘粕は、事件のあとも華やかな世界に住む
 ☆事件後、甘粕は3年足らずで出所
 *陸軍の経費でフランスヘの留学を果している
 ☆フランスから満洲へ渡り、満州国建国と同時に
 *警察庁長官クラスの役職に就いた
 *時の総務庁次長である岸信介らの尽力で
 *満州映画協会の理事長になってショービジネス界にも君臨する
 ☆その頃の甘粕は
 *満州映画の看板女優・李香蘭、画家の藤田嗣治などの
 *著名人との交流も盛んだった
 *湯水のように金を使い、華やかな人脈を築いていった
 ☆彼の資金源がどこにあったのかだけは明らかでない
 *彼の華やかな人脈は、軍にとり重要な情報源のひとつだった

 ☆満州事変の影にも、甘粕の存在は見え隠れしている
 *甘粕は裁判ではもちろん、その後の人生においても
 *一切の真相を明らかにすることはなかった
 ☆満州事変の黒幕のひとりともいわれる甘粕
 *かって起こした甘粕事件
 *彼の関わり方の詳細は結局わかっていない
 ☆終戦が告げられるとすぐに自殺した
 *あらゆる秘密を墓場まで持って行ってしまった
 ☆甘粕の辞世の句「大ばくち 身ぐるみ脱いで すつてんてん」
 *大胆に生き、多くの謎を残したままこの世から消えた
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『日本史の黒幕』



「甘粕正彦」「甘粕事件」「満州国建国」
『日本史の黒幕』記事他より画像引用)
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