慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「光合成」「シアノバクテリア」「細胞」「多細胞生物」

2024年03月28日 | 生命科学
🌸人間は、なぜ死にたくないのか3

⛳光合成という発明
 ☆新しい栄養獲得法を発明した生物
 *ゆっくり増えることができるようになった生き物
 *地球上で初めて光合成を始めたのは植物ではなく細菌
 *「シアノバクテリア」
 ☆シアノバクテリアは細菌
 *大腸菌ほど速く増えることができません
 *少し少産少死戦略に寄った細菌
 ☆生物が増えるためには栄養として
 *炭素、窒素、リン、硫黄などの生物を構成する元素を含む化合物
 *その化合物を利用するためのエネルギー源が必要
 ☆人間などの動物
 *糖などの化学物質を分解しエネルギーを得ている
 ☆光合成生物が誕生する前の地球上
 *エネルギーを獲得する方法は極めて限られていた
 *地中から湧き出てくる熱水の中に含まれる
 *化学物質(アミノ酸や酢酸、水素など)くらいしかなかった
 ☆シアノバクテリアが発明した光合成
 *地球上のどこででも、光と水が手に入る限り
 *ゆっくり確実に増えることができるようになった

薄利多売か、付加価値か
 ☆生物の増え方の戦略には大きく2通りの戦略がある
 ①多産多死の戦略はとにかく速くたくさん増えること
 *多産多死の戦略は薄利多売、安く大量に品物を売る戦術
 ②少産少死の戦略は、ゆっくりでいいので確実に増える戦略
 *ゆっくり増えるためには、栄養を確保する何らかの特殊能力が必要
 *商品に付加価値をつける、少ない量を高く売る戦略に喩えられる

⛳多産多死、少産少死を極める
 ☆多産多死を極めた生物は細菌
 *最適な環境では10分で倍に増えます
 *腸内細菌で、その増殖の速さからよく食中毒の原因になる
 ☆少産少死を極める生物は、単細胞性真核生物
 *生き物の例として酵母やゾウリムシなど
 *過去の地球では単細胞性真核生物が増えてくると
 *それよりも大きく、多機能で死ににくい生物が進化した
 ☆「多細胞生物」で多細胞生物
 *単細胞の生物を餌にすることができるようになった
 ☆単細胞真核生物であれば
 *数時間で倍に増えることができる
 *線虫の場合、卵から孵化してまた卵を産めるようになるまで
 *14日ほどかかる
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『増えるものたちの進化生物』






「光合成」「シアノバクテリア」「細胞」「多細胞生物」
(ネットより画像引用)
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「皆・差別主義者」「極端な人の無視」「DEI 」

2024年03月28日 | 社会
🌸「大衆の狂気」を生き延びる9

⛳頭のなかのおしゃべりがあふれ出す
 ☆わたしたちの脳、意識的になにかを考えているとき以外にも
 *休むことなくしゃべり続けている
 *こうした内語を「チャッター(chatter)」と呼ぶ
 ☆ふだんは気づかないが、わたしたちの頭のなかには他者に対する
 *憎悪、嫉妬、嫌悪、罵詈雑言が渦巻いている
 *その機能が阻害されると、チャッターがあふれ出る
 *即ち、差別や偏見、一部の特殊なひとだけのものでない
 ☆わたしたちはみな「差別主義者」だが
 *そのことを知られないように、チャッターを抑え込んでいる
 ☆匿名でどんなヘイト発言でもできる環境(SNS等)
 *一部のひとにとっては、前頭前野のブレーキを外して
 *内語を解き放つのと同じ効果をおよぼす

「極端な人」に絡まれないためには
 ☆SNSには正義を振りかざす「極端な人」がいる
 *それは、社会の落ちこばれでもなければ
 *カルトのような異常な信念をもっているわけでもない
 ☆SNSで、炎上に加担するのは
 *「男性」「世帯年収が高い」「主任・係長以上」の属性の持ち主が多い
 *仕事が忙しくても、同居する家族がいても
 *2時間もあれば数百件は書き込め、「暇人」である必要はない
 *そういった人が「極端な人」で、ネットでも暴れている
 ☆「極端な人」は、会社でそれなりの役職にあっても
 *自分は正当に評価されいないと不満をつのらせている
 *SNSではブレーキが外れてチャッターをすべてぶちまける
 *あなたがネットで出会うのは、こういう相手なのだ
 ☆自分の身を守る方法は、リアルでもネットでも同じ
 *こういう「極端な人」に絡まれないことだ
 *最低限の原則は、「個人を批判しない」だ
 *このひとたちは、自分が批判されたと思うと
 *常軌を逸して攻撃的になるから
 *自分が「被害者」で、「正義」だと信じている相手に、打つ手はない
 ☆あなたの発言に不愉快なコメントをする者はいるだろう
 *そのときは、ただ無視するか、ブロックする
 *「批判されたら反論」する人は、最悪の対応だ
 ☆「極端な人」は、自分に対する反論でも善と悪との戦いにする
 *あなたは「悪」のレッテルを貼られ、泥沼に引きずり込まれる
 ☆他に重要なのは
 *自分がリベラル(フェアネス)の立場で発言していることを
 *つねに明確にしておくことだ
 ☆大半のひとにとって、人生で重要なのは
 *自分や家族がよりゆたかにより幸福に暮らせるようになること
 *社会正義の実現ではない
 *キャンセルの標的にされたときの甚大な損失を考えれば
 *これが多く人にとり、これらが合理的な選択になる

⛳キャンセルカルチャー産業
 ☆DEIは「多様性」「公平性」「包摂」の略
 *アメリカの教育機関や企業、行政はDEIを推進し
 *「差別されているマイノリティ」に配慮することを求められている
 *これがいまや「新左翼のゴールドラッシュ」になっている
 ☆資本主義社会では
 *ひとびとの活動すべてが市場で売買されるようになる
 *もちろん、「社会正義」も例外ではない
 ☆キャンセルカルチャー産業にとり
 *アクティビストが正義の拳を振り上げ
 *地雷に触れて「爆死(炎上)」する者が増えれば増えるほど
 *サービスヘの需要が殺到し富が増えていく
 ☆アクティビストのなかにも
 *DEIのトレーナーやコンサルタントになって成功する者が出てくる
 ☆この世界が地獄になるのは、得体の知れない「陰謀」のせいではない
 *その方が都合がいい者がいるからなのだ
                       (敬称略)
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⛳出典、『世界はなぜ地獄になるのか』



「皆・差別主義者」「極端な人の無視」「DEI 」
(ネットより画像引用)
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「日本の移民」「起源的核家族系国からの移民」

2024年03月28日 | 社会
🌸21世紀 世界と日本の深層5

 ☆直系家族・日本人口減少社会に未来はあるのか
 ☆起源的核家族の国々からの移民の受け入れ
 * フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ等東南アジアの国々
 *これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ

⛳騒乱は若年人口の膨張がないと起こらない
 ☆トッドの重要な言説
 *社会が近代化へ移行するときには必ず騒乱が起こる
 (明治維新やフランス革命、ロシア革命、近年ではアラブの春等)
 ☆戦後の日本でそういう時期、60年代末の「全共闘運動」
 *運動の中心を担ったのは法政、明治、中央等の中堅の私立大学
 *典型的な直系家族の剰余人員たちが大学に進学した時代
 *当時の学生は、自分がかかえている貧しさへの不満と
 *社会がひと足先に豊かになっていくことへのずれの感覚があった
 *当時の学園紛争の主な要因はこれだった
 *団塊の世代で人口は多く、運動を後押しするすそ野も広かった
 ☆日本にもいま高学歴ワーキングプアが増えている
 *不満は高まっているが、若年人口は減少している
 *人口爆発を伴わない不満の高まりだけでは、革命は起きない
 ☆今後、深刻な問題になるのは
 *直系家族社会に内在する少子化の問題
 *それを解決するために導入される移民の問題
 ☆直系家族の特徴
 *イエの跡を継いでくれる長男が一人いれば、他はいらない
 *教育熱心で、教育にお金がかかる
 *中流以下の家庭、一人の子供を教育投資するのが精一杯
 ☆日本は、少子化が加速するのは防ぎようがない
 *労働力として移民導入が不可欠になる
 *同じ直系家族の国であるドイツが参考になる

第一国民ドイツ人、第二国民トルコ人、第三国民シリア人
 ☆ドイツは戦後、国家が西と東に分断された
 *資本主義国となった西ドイツの人口も半分になった
 *直系家族特有の教育熱心と知識蓄積が幸いして
 *西ドイツは驚異の戦後復興を遂げました
 ☆西ドイツでは、労働力が決定的に不足となった
 ☆西ドイツ、トルコから労働力として移民を受け入れた
 *直系家族の差異主義がもろに出てトルコ系移民
 *ドイツ人国民として統合されぬまま、移民コミュニティーを形成し
 *第二国民として不満をかかえながらも今日までやってきた
 ☆アラブの危機によるシリア系移民が大量に流入
 *彼もトルコ系移民と同じ運命を辿るのでは
 ☆新たな問題を生む
 *トルコ系移民にドイツ人の直系家族的差異主義が浸透する
 *今度はトルコ系移民がシリア系移民を差別する
 *三段階の差別構造が生まれる
 ☆ドイツの差異構造
 *第一国民ドイツ人、第二国民トルコ人、第三国民シリア人
 *移民で労働力の問題は解決されるが
 *国民の統合に関して難しい問題をかかえ込んだ

日本がこれから選ぶべき道
 ☆ドイツと同じ直系家族の日本
 *日本はドイツと違って一元的な直系家族の国ではない
 *西南日本には起源的核家族の多くのバージョンが点在している
 ☆日本列島は、直系家族プラス起源的核家族の連合体
 *起源的核家族の移民だったら統合は不可能ではないではない
 ☆起源的核家族の国々からの移民の受け入れ
 * フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ等東南アジアの国々
 *これらの国からの移民なら、ドイツなどよりは統合可能だ

 ☆東南アジアの国ではすでに女性識字率が50%を超えている
 *「幼年期」を脱し、テイク・オフを完了させている
 *これからはあまり人口が増えずに少子化に向かっている
 ☆日本がいくら移民招致を打ち出しても
 *移民してくれないという事態が予想される
                       (敬称略)
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⛳出典、『読み解く世界史の深層』





「日本の移民」「起源的核家族系国からの移民」
(ネットより画像引用)
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「浄土思想」「浄土系宗派」

2024年03月28日 | 宗教
🌸浄土系宗派

 ☆末法思想が高まる中念仏での往生を目指す教え


平安時代末期、戦乱や天災が相次ぎ末法思想が広まる
 ☆末法思想とは
 *釈尊の教えが衰え、世が乱れて荒廃するという予言的な仏教思想
 *日本は1052年から末法の時代に突入するといわれていた
 ☆台頭したのが浄上思想
 *阿弥陀如来は、西方の極楽浄上で教えを説く
 *大乗仏教での重要な仏である
 *浄土思想は、阿弥陀如来を信じて
 *「南無阿弥陀仏」の念仏をとなえる教えである
 *貴族から庶民まで幅広い層に信仰された

浄土思想を最初に広めた僧侶達
 ☆「市の聖」と呼ばれた空也や『往生要集』を著し源信だった
 *彼らは宗派を開くには至らなかった
 ☆平安時代末期~鎌倉時代、念仏の教えを基本とする宗派が生まれた
 *良忍の融通念仏宗
 *法然の浄土宗
 *親鸞の浄土真宗
 *一遍の時宗
 ☆「浄土系四宗」細かく見ると相違点はたくさんある
 *しかし、教えの根本経典としている点はみな同じ
 *阿弥陀如来を本尊とする点などは共通している
                          (敬称略)
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⛳出典、『比べてわかる!日本の仏教宗派』


「浄土思想」「浄土系宗派」
『比べてわかる!日本の仏教宗派』記事より画像引用)
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