慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「 ワタアブラムシ」「単為生殖」「羽のあるアブラムシ」

2024年06月12日 | 生命科学
🌸 ワタアブラムシ
 
 ☆冬を前に現れ、冬とともに死す"雪虫"

昆虫などは寿命が1年以内のものが多い
 ☆冬越しをすることなく、冬を前にして死んでしまう
 *多くの生き物が死に絶えてしまう冬
 *ワタアブラムシは俗に、雪虫とも呼ばれている
 *粉雪が舞うように冬に飛んでいる
 *ワタアブラムシは、飛ぶ力は弱く、雪の妖精のようだ
 ☆ワタアブラムシは、アブラムシの仲間である
 *アブラムシは、通常は移動するための翅を持っていない
 ☆アブラムシの仲間
 *オスがいなくてもメスだけで、クローンの子孫を産み落とす
 *「単為生殖」という能力を持っている
 ☆卵を産み落とすのではなく
 *体内で卵をかえして、子虫を産んでいく
 *メスから生まれたクローンたちは、すべてメスである
 *このメスたちが、またクローンのメスを産む
 *次々にクローンを増やしていく
 ☆ブラムシは、春から秋の間に爆発的に増えていく

クローンで増えていく方法は効率的だが問題もある
 ☆クローンで増えた個体は、すべて同じ性質を持った集団
 *環境が合わなければ全滅してしまう危険がある
 ☆効率は悪くとも、オスとメスとが交配して
 *多様な子孫を残すことも必要になる
 ☆雪虫と呼ばれるアブラムシ
 *秋の終わりになると、翅のあるメスが生まれる
 *このメスが空を舞って移動してゆく
 *このメスがオスとメスを産み
 *生まれたオスとメスとが交尾をして、冬越しのための卵を産む

アブラムシは、春から秋にはクローンで効率よく大量増殖
 ☆秋の終わりには翅で移動して新しい環境に分布を広げながら
 *新たな環境に適応できるように多様な子孫を残すという
 *二つの戦略を使い分けている
 ☆翅を持って生まれたメスは、夏の季節を知らない
 *恋するために命を授けられた存在である
 *秋の終わりは、アブラムシたちの短い恋の季節なのだ
 ☆秋の終わりに生まれ、冬の訪れとともに死んでゆく雪虫たち
 *冬という季節しか知らないが、春になれば、雪虫たちの卵から
 *新しい命が一斉に生まれてくる
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『生き物の死にざま』









「 ワタアブラムシ」「単為生殖」「羽のあるアブラムシ」
(ネットより画像引用)
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「レールを走る若者」「褒める」「自分中心の若者」「第二新卒」

2024年06月12日 | 日本人
🌸未来への指針4

⛳レールの上を走りたがる若者たち
 ☆若者にいろんなパターンを見せる
 *レールは1つじゃないと知ってもらう
 *若い人たちは他人にあまり興味を持たない
 *レールの上を真正面だけ見据えて走りたがる若者が多い
 ☆若い人たちにこっちを向かせる方法
 *いちばん効き目もありそうなのは、褒めること

 ☆重要なのは、「ダメなものはダメ」の態度を貫きながら
 *ダメだったのにうまくいく&リスクを取って挑戦した
 *褒める毅然とした態度が必要

⛳堂々と優先席に座る若者たち
 ☆「他者への視点」も合めて、どんどん意見交換をする
 *優先席に若者が座っているのをよく見かける
 *目の前に老人が来ても立とうとしない
 *普通席に座っている若者、かなりの高確率で老人に席を譲る
 *この差は何なんだろうと考えた
 ☆自分のことしか考えられない若者
 *自分も疲れているので優先席に座っていいとの理屈で座っている
 *他者を思いやれる者は「元気な私たちは立たなきゃ」と素直に思う
 *若者に、この2極化が進んでいるような気がする

⛳若者を甘やかす必要はない
 ☆部活の規則で頭を坊主、校則でスカートの長さが決まっている
 *バカバカしいとは思いますが、世の中にはルールがある
 *何もかも自分のやりたいようにはできないと学ぶ機会にもなる
 ☆何事を成し遂げるにしても、最初に「形式」を覚える必要がある
 *形式を身につけないと、次のステップに進めない
 *若いうちに「形式」の習得から逃げる癖がついてしまうと
 *何をやってもうまくいかない
 ☆体育会で育った若者は
 *フォームや形式を身につけることの大切さ
 *ルールを守ることの重要さを知っている
 *そうじゃないと、戦えない
 *企業が体育会系育ちの学生を好んで採用する

第二新卒は、おいしい人材
 ☆第二新卒の転職マーケットが賑わいを見せている
 *企業側も、ウェルカムで積極的に採用している
 ☆第二新卒は、会社に対する期待が少ないから
 *最初の会社で、就職の幻想を知り散々嫌な思いをしたから
 *早々と転職を志したわけで、「現実」を見て失望している
 *新人教育は受けているので最低限のマナーや礼儀は習得している
 *第二新卒が企業にとっておいしい存在である
 ☆しかし、この考えは根本的に間違っている
 *若い人たちは、企業にとっての使いやすい歯車ではなく
 * 一緒に未来を創る仲間でなければならない
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『疑う力』




「レールを走る若者」「褒める」「自分中心の若者」「第二新卒」
(ネットより画像引用)
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「天皇の任務巫祝」「皇室の永続」「政治の実権握らない」

2024年06月12日 | 歴史
🌸森鴎外と津田左右吉の苦衷3

⛳天皇の任務は「巫祝」
 ☆津田は戦後に述懐した核心の部分を要約

 *神代史は歴史的事件の記録ではない
 *天上に国土のあるはずがなく、天から人が降りて来るはずもない
 *説話で、説話として初めて、記事に籠められた精神が生きてくるが
 *歴史的事件の記録とすれば、古事記の精神を壊してしまう
 *尊厳なる国体、わが皇室の御地位が、学問的に真実を明らかにすれば
 *ますます強固になると津田自身考えた
 ☆公判の予審で、重大な問題点とされたなかに
 *畏くも現人神に在す天皇の地位「巫祝に由来せるもの」のごとき
 *講説を立てたという点が指摘された
 *津田の著書、皇室の宗教的地位の説明に「巫祝」の言葉を使っている
 *津田は禁錮3月、岩波は禁錮2月、執行猶予2年の刑をいい渡された

津田が早稲田大学教授の職を失った戦時下で述べている
 ☆津田は、もし日本が戦争に勝ったりでもしたら
 *軍部の専横や無謀に抑えがきかなくなる
 *日本にとって非常に不幸なことだ
 ☆負けないかぎり、かれらの横暴は改まらない
 *しかし、国民として日本の敗戦希望することもできない
 *デイレンマに引き裂かれて過ごした

民衆と皇室の共生
 ☆敗戦で、津田博士攻撃の急先鋒となった皇国史観は一挙に崩壊する
 *津田左右吉は、輝かしい解放の春を迎えた時の人である
 *津田は、皇国史観の学問性を完膚なきまでに否定した
 ☆日本の昔の天皇崇拝とは
 *天皇が神を祭られる人であることの明らかである
 *呪術や祭祀を行なう地位と任務にたいする
 *人びとの尊敬と感謝が、精神的権威のもとであった
 ☆皇室の永続性は、みずから政治の局に当たられなかったこと
 *造作された神代史の中心観念である
 *皇室の祖先を宗教的意義を有する太陽としての日の神とし
 *天皇をその天つ日つぎとする宗教的、精神的権威から生まれた
 ☆一方で皇室が永続し、 一方で政治の実権をにぎる者が交替して行く  
 *世界に類のない二重政体組織の国家形態
 *わが国には形づくられ、政治の実権をにぎらなかった
 *外国のような王朝の更迭がなく、時の権力者にたいして
 *つねに弱者の立場にあられたことが、皇位を永続させた
 ☆幕府と封建諸侯から取り上げた軍事の権
 *天皇がすべてに優越する地位を占めて
 *天皇と国民のあいだに大きな距離が生まれ
 *国民は皇室にたいして親愛の情を抱くよりは
 *その権力と威厳とに服従するように仕向けられた
 ☆神代の物語を歴史的現実のように説いて
 *万世一系の皇室を戴く国体の尊厳を教えこみ
 *天皇崇拝の儀礼を学校において行わせたが
 *それは現代人の知性や精神とは相容れぬものであった
 ☆国民的結合の中心であり
 *国民的精神の生きた「象徴」であられるところに
 *皇室の存在の意義があるとの見解を述べた
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『「古事記」の真実』



「天皇の任務巫祝」「皇室の永続」「政治の実権握らない」
(ネットより画像引用)
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