🌸ジョロウグモ
☆獲物が、クモの巣に餌がかかるのをただただ待つ
⛳1匹のメスのジョロウグモ
☆公園の片すみにある木陰に巣を張っていた
*彼女の母親であるメスグモは、秋の終わりに卵を産むと死んだ
☆公園の片すみにある木陰に巣を張っていた
*彼女の母親であるメスグモは、秋の終わりに卵を産むと死んだ
*これがジョロウグモの宿命である
☆春になると卵から生まれた子グモたちは
*枝の先などに上って、おしりから長く糸を出し、その糸で風に乗り
*大空を目指して飛び立っていく
☆クモの子どもたちも、大空を移動する
*新地に着いたジョロウグモは巣を張り、獲物を獲って暮らす
☆クモの子どもたちも、大空を移動する
*新地に着いたジョロウグモは巣を張り、獲物を獲って暮らす
☆クモというのは、気の毒な存在である
*巣を張り巡らせ、他の昆虫を餌にするクモ
*巣を張り巡らせ、他の昆虫を餌にするクモ
*クモは、じっと獲物が巣にかかるのを待ち続ける
*一日中待ち続けても、獲物がかからないことなど当たり前
*クモは絶食に耐えられるようになっており
*エネルギーを節約するために動くことなくじっと待ち続けるのである
⛳メスのジョロウグモは孤独ではない
☆メスのジョロウグモ体が2~3cmあるのに対して
*大人のオスの胴体は1cm程度
☆小さなオスのジョロウグモたち
*子どものうちは小さなクモの巣を張って暮らしている
*大人になるとメスの巣へと集まり、息を潜めながら居候する
☆ジョロウグモのオス
☆ジョロウグモのオス
*メスよりも早く大人になって生殖能力を持つ
*メスの巣に潜み、メスが成体となり生殖能力を持つようになると
*交尾をするのである
☆秋の終わりになると、メスのジョロウグモは卵を残し
*その子どもたちはまた大空の旅に出るのである
⛳勢いよく飛んできたトンボが、彼女の巣にかかった
☆糸の振動で獲物を感じた彼女
*首尾よく獲物に襲いかかり、吐き出した糸で
*トンボを動けないようにぐるぐる巻きにした
☆トンボにとっては、 一寸先は闇
*死とはあっけないもので、死とはある日突然訪れる
☆昆虫にとっては恐ろしい存在のクモ、鳥にとっては餌
☆トンボにとっては、 一寸先は闇
*死とはあっけないもので、死とはある日突然訪れる
☆昆虫にとっては恐ろしい存在のクモ、鳥にとっては餌
*スズメやカラスに襲われて、餌食になるジョロウグモも多い
*食うものも食われるものも誰もが必死に生きている
*食うものも食われるものも誰もが必死に生きている
*それが自然界である
☆捕えたトンボを食べていると、オスが彼女に近づいてきた
☆捕えたトンボを食べていると、オスが彼女に近づいてきた
*ジョロウグモのメスにとっては、動くものはすべてが獲物である
*交尾のためにやってきたオスもまた、彼女にとっては獲物だ
*オスにとっては、メスに不用意に近づけば食べられてしまう
*メスが餌に気を取られているうちに、交尾をすませるのだ
☆彼女のお腹の中には新しい命が宿る
*ジヨロウグモのメスは、巣から木の幹などに移動して卵を産む
*枯れ葉などで卵を覆い隠すのは、卵を産んで力尽きてしまう
*卵を抱きかかえるように死んでしまうジョロウグモも少なくない
☆寒さに弱いジョロウグモは冬を越すことができない
*卵を産み終えたジョロウグモ
☆寒さに弱いジョロウグモは冬を越すことができない
*卵を産み終えたジョロウグモ
*残りの時間はゆっくりと自分の生涯を噛みしめる余生なのだ
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『生き物の死にざま』
「ジョロウグモ」「メスに食べられるオス」「冬を越せない」
(ネットより画像引用)