慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『臨死体験で得るもの』『キリスト教原理主義臨死体験否定』

2024年08月10日 | 医療
🌸「暗いトンネル」を抜けて4

臨死体験をした人が得たもの
 ☆物理的な肉体の危機において、死の宣告が行なわれる中
 *大きな音が響き、暗いトンネルを抜け
 *物理的肉体から自分自身が抜け出し
 *傍観者のように物理的肉体を少し離れた場所から眺める
 *しばらくすると抜け出した自分自身には新たな身体が備わった感覚で
 *それは自由で爽快である
 ☆肉体を置き去りにして自由に移動すると
 *亡くなった親成や友人に会うことができ
 *これまで経験したことがないほどの愛と至福を感じ
 *暖かさに満ちた光に包まれる
 *そのうちなんらかの境界、バリアに行き遭い
 *そこを越えずに引き返してくると
 *自分の物理的な肉体に戻り蘇生する
 ☆その体験は言葉でうまく表現できないような性質を持ち
 *できたとしても、 一笑に付されるだけなので誰にも話さない
 ☆『臨死体験』の経験
 *人生に限りがあること、死の先に別の望みがあることを理解し
 *その後の人生が堅実で豊かなものになるが典型像である

⛳立花隆レポートの先見性
 ☆臨死体験
 *日本では立花隆氏のNHKの番組で知られるようになった
 *立花氏は番組内容を補損する形で
 *書籍『臨死体験』の形でも記録を残した
 ☆我が国でも、ムーディやロスの聴取したような
 *一連の特徴ある現象が普遍的に経験されていることが確認できる
 *体外離脱体験、独特の幸福感、時間感覚の喪失
 ☆臨死体験、睡眠麻痺との類似している
 *LSDやケタミンなどの薬物使用時との類似した症状を得る
 *又、側頭葉てんかんでも類似体験を得る
 ☆立花氏が「魂仮説」と「脳内機能仮説」を研究者モース氏に問う
 ☆モース氏の回答
 *「魂の座が側頭葉にあると考えればいい」と述べた
 *側頭葉のシルブィウス裂という清の端
 *側頭頭頂接合部に魂が宿っている
 *すがすがしいまでに明解ではないか

⛳臨死体験を「否定」するキリスト教原理主義
 ☆信頼に足る報告が大量に蓄積されているにもかかわらず
 *社会の中で死生観構築の現象を用いようという機連は上がらない
 *魂の存在を保証するような現象として
 *哲学・宗教の拠り所にしてはいけないのか
 *医学と哲学・宗教が協力し議論することは難しいのか
 ☆医学と哲学と宗教とは、完全に分断されている
 *臨死体験を最も激烈に批判したのは医者や科学者ではなく
 ☆キリスト教原理主義者などの宗教家たち臨死体験否定する
 *神を否定するつもりなど毛頭なかったムーディに攻撃し
 *中傷の手紙を送りつけ、ムーディは徐々に精神を病んで
 *服薬による自殺未遂を起こし、自分自身が臨死体験をした
 *その体験を機に、神秘主義に傾倒して超能力研究に没頭した
 *実験的装置の中で臨死体験を経験した後のロスと、同じ道ちを歩んだ
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『死の医学』


                      (臨死体験)



『臨死体験で得るもの』『キリスト教原理主義臨死体験否定』
(ネットより画像引用)
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『日本人の宗教の歴史』『最近廃れる先祖崇拝』『宗教=中国の影響』

2024年08月10日 | 宗教
🌸日本人は「無宗教」か3

⛳日本の「宗教」の概念
 ☆明治の近代化がはじまってから
 *神道と仏教は、独立した宗教として認識されるようになった
 ☆日本人の多くは、神仏分離を経ても
 *双方の宗教とかかわりをもち
 *どちらか一つを自らの信仰として選ぶことができなかった
 ☆日本人の無宗教認識が生まれる背景
 *近代化による宗教環境の変化がある
 *廃仏毀釈で、神仏習合の傾向が強い修験道系の宗教は打撃を受けた
 *代わって登場し、民衆の救済にあたったのが「新宗教」である
 ☆新宗教の信仰は元来、神仏習合の形態をもとにしたもの
 *「国家神道」の体制が築かれていくなかで神道系の体裁をとり
 *神社神道とは区別される「教派神道」として公認される
 *黒住教や天理教、金光教などがその代表である
 ☆教祖中山みきの自宅から発展した天理教教会本部の中心
 *「ぢば」は、人類発祥の地と位置づけられ
 *多くの信者がそこを訪れるようになる
 *それが、日本では珍しい宗教都市を生むことに結びついた
 ☆日本が戦争の時代に突入し、植民地建設をめざすと
 *新宗教のなかにナショナリズムの傾向を強く打ちだすものが現れる
 *大本教(当時、皇道大本とも称した)
 *皇国主義の運動として影響力をもつ

⛳都市化で廃れる葬式仏教
 ☆戦後は国家神道の体制が崩れた
 *国家の管理下の神社神道は、民間の宗教法人へと移行した
 *高度経済成長の時代が訪れると、産業構造の転換にともなって
 ☆地方の農村部から都会に出てきた中下層の人間を
 *信者として取り込むことによって新宗教が台頭する
 *価学会や立正佼成会、霊友会等が、巨大教団へと発展していった
 ☆創価学会の特徴は現世利益の実現を強く主張した
 *祖先崇拝の観念が希薄である点も特徴的である
 *創価学会の信仰は極めて都市的なもので
 *日本人全体の信仰の変容を予感させる部分をもっていた
 ☆都市では多くの人間が企業などに雇用されるようになり
 *個人にとって家のもつ意味ははるかに低下した
 *家を継承する意味がなくなり、祖先崇拝の観念は薄れていった
 *都市に住む人々の宗教生活を大きく変容させる
 *多くの国では、外来の宗教により、変容が促進される面が強いが

日本でのキリスト教の浸透と影響
 ☆キリスト教が、大きな規模に達しなかったことの意味は大きい
 *キリスト教は東洋に発する神道や仏教とは異質な宗教であり
 *もしそれが日本に広まっていたとしたら
 *その後の日本の宗教世界は現在とは違ったものになっていた
 *日本人にとって一神教の世界は遠い
 ☆仏教を生んだインドの宗教
 *直接的な影響はそれほど大きくはない
 *二元論を基本のイラン系の宗教の影響は受けていない

⛳日本で、もっとも影響を受けたのは
 ☆中国を経由して伝えられた中国仏教
 *求めたのは日本人の側であり
 *中国仏教を信仰する人々が大挙して大陸から日本に来たのでない
 *仏教は土着の神道と習合し独自の発展を示していった
 ☆儒教や道教が影響し日本人の生活に即した信仰のスタイルが
 *長い時間をかけて確立された
 ☆現在の日本人は自分たちのことを無宗教と言いつつ
 *神道と仏教が混清した神仏習合的な信仰世界に生きている
 *結婚式をキリスト教式でやる習俗は広まったものの
 *キリスト教の信仰をもつようになる人間もほとんどいない
 ☆最近の重大な変化
 *日本人の信仰の核にあると祖先祭祀が衰退
 *必然的に、葬式仏教のあり方に対する批判や
 *葬儀の簡略化、脱仏教化という方向に結びつく
 ☆日本人が宗教の世界、信仰の世界に、関心を失っていない
 *葬式仏教とは区別される仏教の教えや開祖などについての関心は高い
 *パワー・スポットとしてブームになっている場所
 *多くは伝流均な神社や仏教の霊場である
 *宗教への関心が個人化したことが示されている
 ☆家を基盤とした伝統的な信仰は崩れ
 *新宗教も社会運動としては沈静化し
 *活動は保守的なものになってきた
 ☆信仰の個人化は、先進国に共通した現象である
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『世界の宗教がざっくりわかる』





『日本人の宗教の歴史』『最近廃れる先祖崇拝』『宗教=中国の影響』
(ネットより画像引用)
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『慢性炎症』『老齢者の細胞』『免疫やSASP』

2024年08月10日 | 生命科学
🌸全身に悪影響を及ぼす『慢性炎症」

 ☆「炎症」とは、赤く腫れて熱を持ち痛むイメージがある
 ☆「急性炎症」けがをした患部や風邪で喉に生じる症状
 *体に侵人してきた異物に対する一過性の防衛反応
 ☆「慢性炎症」老化を促進させ、老化の大きな特徴の一つ
 *慢性炎症は「沈黙の殺し屋」といわれる
 *自覚症状がほとんどないまま、各臓器を機能不全を進行させる

免疫やSASPが関与
 ☆加齢(老齢者の細胞)
 *免疫に関わるタンパク質、炎症性サイトカイン血液中に増えてくる
 *老齢者の細胞、若い人の細胞に比し炎症性サイトカインを多く作る
 ☆老化に伴う慢性炎症の原因
 *免疫の老化、組織の損傷に伴う自然免疫系の活性化が要因だ
 *分裂を停止した老化細胞から放出されるSASP因子も炎症を誘導する
 *老化に伴うミトコンドリアの機能不全で生み出された活性酸素の影響
 ☆老化した細胞では、正常な細胞には見られない
 *RNAが多く発現し、炎症に関わる遺伝子のスイッチを入れる

⛳慢性炎症がくすぶり続けると生じる問題
 ☆炎症の悪影響が、サイトカインを介して全身に広がるため
 *さまざまな病気のもとになる
 ☆組織が線維化して硬くなるなどの変化を起こして、機能が低下する
 ☆発症や進展に慢性炎症が関わっている疾患は多く
 *がん、動脈硬化、糖尿病、肝硬変、ぜんそく、うつ病等が挙げられる
 ☆動脈硬化にはいくつかのタイプがある
 ①プラークと呼ばれる粥の病変ができ、動脈が狭くなる粥状動脈硬化
 *狭心症などの原因になる
 *プラークを覆う被膜が破れると血栓が形成される
 *血栓によって血管が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす
 *粥状動脈硬化の発生、進展等は、血管壁の慢性炎症が関わっている
 ➁慢性炎症は、肥満や糖尿病とも大きな関わりがある
 *肥満では、脂肪組織に持続的な炎症が見られる
 *高カロリー食で脂肪組織が刺激を受けると
 *脂肪組織で炎症を誘発する分子が作られて持続的な炎症が起こり
 *慢性炎症が全身の細胞に働いてインスリンの効きの低下をもたらす
 ☆慢性炎症がある人では老化が進んで寿命が縮む
 *慢性炎症が少ない人は長寿の傾向がある

タンハク質CRPが細胞老化の指標に
 ☆組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質CRP
 *急性炎症の早期診断にマーカーとして活用されてきたが
 *慢性炎症の指標にもなってきた
 ☆慢性炎症を防ぐには
 *ストレスを避け、肥満に注意し、適度に運動する
                        (敬称略)
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⛳出典、『老化と寿命の謎』




『慢性炎症』『老齢者の細胞』『免疫やSASP』
『老化と寿命の謎』記事他より記事画像引用)
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