慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『臨死体験と脳の脱分極』『臓器提供前提としない脳死』『成人期の神経新生』

2024年08月16日 | 医療
 🌸譲り渡される命と心3

⛳死の恐怖を緩和させるために臨死体験は起きる
 ☆心臓が止まる⇒肺へ血液が送られない⇒肺で酸素交換ができない
 *結果、血流が停滞し、各臓器に酸素が届かない
 ☆各臓器に届けられた酸素の役割
 *細胞内のミトコンドリアの中でエネルギーを作り二酸化炭素を放出
 *エネルギーの大本は主にグルコース
 ☆ミトコンドリア内で酸素を使ったエネルギー産生を行なわなければ
 *細胞内には解糖系の産物であるピルビン酸
 *乳酸に変換され蓄積し細胞も血液も酸性に傾いてしまう
 ☆脳は全身の臓器の中でも最もエネルギーを必要としている臓器
 *解糖系だけのエネルギー産生で脳細胞が正常な機能を維持できる時間
 *数分で、その後後戻りができないまでの機能停止が起こる
 ☆脳細胞は核のある細胞体から軸索と呼ばれる長い突起を伸ばしている
 *軸索ではエネルギーを用いて内外の電位差を維持することで
 *電気伝導を行なっているため、大量のエネルギーを必要としている
 ☆電位差を維持できないと神経は電気信号を送ることができない
 *軸索内輸送にもエネルギーを要する
 *伝導や軸索内輸送が止まるとグルタミン酸が放出され
 *脳傷害の最終段階でみられる全脳の「脱分極」が誘発される
 ☆脳では、アポトーシスという細胞の片付けが始まり
 *脳細胞の骨格は崩壊し、融解を始めてしまう
 ☆臨死体験の研究報告
 *「脱分極」期に、死の恐怖を緩和させ
 *世界と調和を感じる神々しい経験である臨死体験が起こるとしている
 *自然な死の経過にはこのような現象を伴うのではないかとされている

⛳技術の発達が変えていく「終末期医療」のあり方
 ☆心臓マッサージは、単純作業だが
 *生命維持に必須の生理機能を肩代わりできる
 *機械を用いるものでは、体外循環や人工呼吸器などがある
 ☆現時点での医学的な死の定義、未来には覆る可能性がある
 *死の定義は医療技術の発展とともに塗り替えられてきた

 ☆一度壊れてしまった脳は、現在の技術では元に戻すことはできない
 *脳の完全なる治療は将来、可能になれば
 *臓器移植を前提としない脳死の法的な「判定」ではなく
 *医学的な「診断」が必要となる日が来る
 *脳の死こそが生命の死を規定する時代がやってくる

⛳脳神経の再生の可能性
 ☆心臓や肺、血液循環によって脳が傷害を受ける低酸素脳症
 *いつか治療が実現するかもしれない
 ☆胎児期や新生児期、乳児期には爆発的な細胞数の増加を見せる脳
 *成人期の脳では細胞分裂はしない、再生しないと考えられてきた
 ☆ラットなど哺乳類の成体の脳でも
 *神経細胞が新しく生まれ続けることが発見された
 ☆脳は頭蓋骨の中で脳脊髄液という無色透明の液体に浮かんでいて
 *液は脳の内部の脳室という場所で産生されている
 *頭頂部から脊髄の一番下までを循環している
 ☆脳室の一層内側の上衣細胞の内側に
 *脳室周囲領域という細胞層がある
 *ここに、神経新生を行なう神経幹細胞が存在している
 *ここで新生した細胞は、脳の中を移動している
 ☆成人期の神経新生についての報告が行なわれたが
 *成人の神経細胞新生は、新生児の脳と比較するとわずかだった
 ☆神経新生のスイッチを人為的に人れることは可能なのか
 *実用化までには、まだ途方もない道のりを要する
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『死の医学』







 『臨死体験と脳の脱分極』『臓器提供前提としない脳死』
『成人期の神経新生』
(ネットより画像引用)
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『エピゲノム』『ヌクレオソーム』『老化時計』『エピゲノムとガン』

2024年08月16日 | 生命科学
🌸後天的に変化するエピゲノム

⛳『遺伝子の発現」を支配する仕組み
 ☆私たちの生命活動の根幹であるタンパク質
 *細胞核の中にあるDNAに書き込まれた遺伝情報共を基に作られる
 ☆エピゲノムとは
 *どの遺伝子を使い、どの遺伝子を使わないか
 *「遺伝子の発現」支配している仕組みがエビジェネティクス
 *ゲノムに加えられたエピジェネティックな修飾がエピゲノムである
 ☆体の一つ一つの細胞は、基本的には同じ遺伝情報を持っている
 *肝臓、心臓、胃、骨、筋肉など、異なる組織の細胞に分化するのは
 *エピゲノム等で使う遺伝子と使わない遺伝子を選別しているから
 ☆遺伝情報であるDNAは、先天的に決まっていて一生変わらない
 ☆エピゲノムは生活環境、ホルモン、加齢等の影響で後天的に変化する
 ☆DNAがまったく同じ一卵性双生児でも個性が異なるのは、
 *エピゲノムによりDNAの設計図の読み取りが変わるから
 ☆DNAがコンピューターなら、エピゲノムはソフトウエア

⛳老化時計の指標に
 ☆DNAは細くて長いひも状で、二重らせんの構造をしている
 *2本の糸の間に2つずつペアになった塩基が並んでいる
 *「ヒストン」という糸巻きのようなタンパク質に巻きついている
 ☆ヒストンーDNA複合体はヌクレオソームと呼ばれる
 *折りたたまれて染色体を構成する
 ☆エピジェネティックな修飾、DNAのメテル化
 *ヒストンのメチル化・アセチル化・リン酸化などがある
 ☆DNAは、メチル化されると遺伝子の機能は制御され
 *その遺伝子からのタンパク合成はなくなる
 *DNAのメチル化は、加齢に伴って全体量として増えてくる
 ☆加齢で、一定の変化を示す部位のエピゲノムの状態をパターン化し
 *エピジェネティック・クロック(老化時計・生物学的時計)の
 *指標とすることが可能
 ☆ヒストンの修飾は、DNAがヒストンに巻きつくか否かに影響を与える
 *強い巻きつきならば、遺伝子活性化は抑制される
 *ヒストンのアセチル化は、 遺伝子の発現を促進する
 *脱アセチル化は、遺伝子の活性化を制御する
 ☆ヒストンでのメチル化の影響はどの場所で起きたかによって
 *遺伝子のオン・オフヘの働きが異なってくる

エピゲノムが、がん発病に影響
 ☆近年、エピゲノムの異常
 *がん、精神疾患、アレルギー、代謝疾患、精神疾患、糖尿病など
 *さまざまな疾患に関わっていることが明らかになっている
 ☆がん
 *遺伝子の突然変異とエピゲノムの異常が重なって発病するケースが多い
 *遺伝子の異常がなくても
 *DNAのメテル化やヒストンの脱アセチル化等の関与も報告されている
 ☆エピゲノムの異常を元に戻す薬剤
 *血液のがんで臨床応用されている

⛳コラム、三毛猫の毛色決定にも関与

 ☆英科学誌『ネイチャー』にクローン猫の写真が掲載された
 *遺伝的に同一であるクローン猫は白地に黒のしま模様だった
 ☆三毛猫の模様決定には、エピゲノムが関与している
 *実際に模様を決めるのは、エピゲノムの働きによるのである
                        (敬称略)
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⛳出典、『老化と寿命の謎』



『エピゲノム』『ヌクレオソーム』『老化時計』『エピゲノムとガン』
(ネットより画像引用)
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『縄文人の起源』『縄文・弥生の新常識』

2024年08月16日 | 日本
🌸人の起源と、縄文・弥生の新常識

 ☆クラウドファンディングで9億円を集めた国立科学博物館
 ☆篠田謙一さん国立科学博物館の館長
 *縄文人や弥生人など古代人のDNAを解析し人類の起源に迫る
 *篠田さん分子人類学の第一人者でもある
 ☆10年で古代人のDNAを解析する技術が劇的に進化した
 *新たな発見が相次いでいる
 ☆篠田館長が縄文人の全ゲノムを解析して突き止めた
 *髪質から体質まで丸わかりの、縄文人の「本当の顔」を公開
 ☆古代人のDNAから人類の未来まで見えてくる

 ☆縄文人と弥生人交流しDNA半分以上共有していた


 ☆10年前以前のDNA解析の技術

 ☆日本人のルーツに新設

 ☆10年前以後から縄文人のDNA全て読み込む

 ☆縄文人の起源と遺伝子
                        (敬称略)
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『高齢者の薬の副作用』『ガンの手術』『健康と歯』

2024年08月16日 | 生活
🌸薬と医者と数値を疑う2

医者からもらった薬を「半分」やめる勇気を持つ
 ☆筆者自身、高血圧の薬を常用し、いらないと思ったものは捨てている
 *当初は、血圧を正常値とされる140まで下げる量の薬を飲んでいた
 *頭がふらふらし、生活の質も仕事の質も保てなくなった
 *薬の量を自分で減らし、血圧を170くらいでコントロールしている
 ☆高齢者は、肝臓や腎臓の処理能力が落ちているため
 *薬の成分が長く体内にとどまり、その分副作用のリスクが高まる
 *まさしく「クスリはリスク」です

⛳ガンは切ればいいとは限らない
 ☆膵臓ガンは厄介なガン
 *手術可能なステージ2でも、5年生存率は20%
 *外科的な「手術」は成功しても、寿命を延ばすことは難しい
 ☆「手術はしない」「化学療法も受けない」と腹を決めるのも必要
 *70代以降の人がガン手術を受けると、体力が落ち、一気に老け込む

 ☆例、胃ガンを切除術
 *ガン以外の胃の3分の2ほどを切除される
 *術後に栄養を補いにくくなり、衰えが進み、全身の機能が落ちる
 *他の病気にかかるリスクも高まる
 ☆一般的に70~80代のガンは、進行が遅いた
 *放っておいても、手術した場合と同じくらい生きられる可能性がある
 *手術を受けるより、高いレベルで体力を維持できるケースが多い

⛳甘いものを食べたあとは、すぐにお茶や水を飲む
 ☆歯と健康には”噛み切ろうとしても切れない”関係がある
 ☆100歳以上の人にアンケートをとると
 *100歳を超えてなお、「前歯で肉を噛み切れる」人が60%もいる
 *59%の人が「奥歯で同いものを噛むことができる」と答える
                        (敬称略)
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『高齢者の薬の副作用』『ガンの手術』『健康と歯』
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