🌸2036年、都内から『鎮守の杜』が消える
⛳都市開発に立ちはだかる宗教観
☆都会の街の中にこんもりとした森を見かけることがある
⛳都市開発に立ちはだかる宗教観
☆都会の街の中にこんもりとした森を見かけることがある
*その森の中に入ってみると、時に寺や神社などの
*宗教施設を見つけることができる
☆大手町の再開発で、三井物産本社ビル建て替え工事の際
☆大手町の再開発で、三井物産本社ビル建て替え工事の際
*平将門を祀った「将門塚」が壊されることなく保全された
*将門の崇りを畏れ、解体や移転をしなかった
☆「将門塚」近代ビル群の合間に、都会のオアシスとなる緑地が存在し
*ビジネスパーソンの憩いの場所にもなっている
☆増上寺、寛永寺、新宿御苑や明治神宮の神社仏閣
☆増上寺、寛永寺、新宿御苑や明治神宮の神社仏閣
*増上寺は隣接するプリンスホテルや芝公園を含めた敷地であった
*寛永寺では上野公園全域が、広大な寺院境内地であった
☆東京都の寺院数は約3千寺、神社数は寺の半分
☆東京都の寺院数は約3千寺、神社数は寺の半分
*大阪府でも約3400寺、約700社
*それぞれに鎮守の社が広がっている
*宗教施設が地球環境の保全に貢献している
⛳仏教の「人間も自然も平等」という考え方
☆ディープ・エコロジー
☆ディープ・エコロジー
*自然に存在する生き物はすべて平等であるととらえ
*人間中心的な環境思想は根本から見直さなければならないと説く
*現在の経済水準を縮小させていくことも求められている
☆ディープ・エコロジーの考え方こそ
☆ディープ・エコロジーの考え方こそ
*仏教のもつエコロジー思想とかなりの部分で合致する
*涅槃経には《一切衆生 悉有仏性》と説かれている
*これは生きとし生けるものすべてには
*仏としての本質が備わっているという意味
*「ディープ・エコロジー」は、仏教のエコロジー思想といえる
⛳神社の樹木を守るために立ち上がった博物学者
☆神社が有する鎮守の社を守ろうとしたのが
*「ディープ・エコロジー」は、仏教のエコロジー思想といえる
⛳神社の樹木を守るために立ち上がった博物学者
☆神社が有する鎮守の社を守ろうとしたのが
*わが国最初のエコロジストと呼ばれる博物学者の南方熊楠
☆背景には、明治以降の国家神道によって
*神社が国の管理になったことが挙げられる
*国は20万もの神社を管理する財源が確保できなくなり
*統廃合せざるを得なくなったのだ
*神社合祀令により、約13万社が消えてしまった
☆鎮守の社が消えてしまうことに対して
*当時、ナショナルトラスト運動が展開されている
*ナショナルトラスト運動の先頭に立ったのが、南方であった
*ナショナルトラスト運動の先頭に立ったのが、南方であった
*この状況を憂いた南方は、神社合祀反対運動を展開する
☆神社の樹木は地域の財産であり、樹木伐採は生態系を破壊し
*地域が衰退していく元凶になりうると警鐘を鳴らした
⛳神宮外苑は宗教施設である
☆東京都内で起きている明治神宮外苑の大規模再開発
*住民や文化人らが反発している
☆東京都内で起きている明治神宮外苑の大規模再開発
*住民や文化人らが反発している
*環境影響評価の内容が不十分として
*認可をだした東京都を相手に、住民訴訟も起きた
*本来、神宮外苑は宗教施設である
☆再開発では3mを超える樹木は700本以上
☆再開発では3mを超える樹木は700本以上
*低木を含めればおよそ3000本の樹木が伐採される予定
☆外苑の「土地所有者」のエリアの大部分
☆外苑の「土地所有者」のエリアの大部分
*宗教法人明治神宮が保有し、管理している
*明治神宮が保有している土地は、外苑の大部分を占める
*明治神宮が保有している土地は、外苑の大部分を占める
⛳『外苑の収入』が8割以上を占める明治神宮
☆当時は国家神道体制の時代だったので
☆当時は国家神道体制の時代だったので
*国策として神官内苑と外苑が造成された
☆内苑および外苑は、戦後の宗教法人法のもとに
☆内苑および外苑は、戦後の宗教法人法のもとに
*宗教法人明治神宮の所有となり
*明治記念館や神宮球場などの施設から
*事業収入(宗教法人の収益事業)を得る収益構造になった
☆内苑は初詣などの賽銭や各種儀式などの宗教活動収入が主たる収人
*明治神宮全体としての屋台骨は外苑における事業収入だ
☆神宮全体の収入は140億円程度
☆神宮全体の収入は140億円程度
*明治記念館とグループ会社の売上げで合計64億円
*その他の外苑の事業総収入は60億円程度
*宗教活動収入はおよそ17億円で全収入の12%
*宗教活動収入はおよそ17億円で全収入の12%
*残りの88%を収益事業で賄っている
☆神宮内苑は本殿や神楽殿などの宗教建築物のほか
*杜や参道の整備・管理、人件費などの固定費に莫大な費用がかかる
*賽銭、祈願、お札の販売などでは到底、賄い切れるものではない
*外苑がなければ、明治神官はとっくの昔に経営破綻している
⛳外苑の樹木は『神の依代』
☆外苑の杜の保全をどうするかだ
☆外苑の杜の保全をどうするかだ
*外苑に植えられた樹木は182種、約3万4000本に及ぶ
☆神宮外苑の緑は、神社における「鎮守の社」である
*鎮守の杜に育った大木は、自然崇拝の対象となる
☆神宮外苑の緑は、神社における「鎮守の社」である
*鎮守の杜に育った大木は、自然崇拝の対象となる
*樹木そのものが神の依代となるのだ
☆今回の神宮外苑の再開発
☆今回の神宮外苑の再開発
*事業者たちに、鎮守の社に対する崇敬の念は、あるのだろうか
☆伝統的な社寺の保護は
☆伝統的な社寺の保護は
*地球環境保全への一助になることを知っておいてほしい
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『仏教の未来年表』
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⛳出典、『仏教の未来年表』
『神宮の鎮守の杜』『ディープ・エコロジー』『外苑の収入』
(『仏教の未来年表』記事、ネットより画像引用)