🌸東アジア集団の成立1
⛳完新世以降の東アジア集団の形成
☆ヒマラヤ山脈以外、 ユーラシア大陸には往来を阻む地理的な障害はない
☆その為、東アジアの集団の成立は非常に複雑
*現代人のデータだけからでは過去の移動の様子を知ることには限界がある
*この地区の古代ゲノム解析が可能になるまで
*集団形成の実体について余り分かっていなかった
*この広大な地域は、さまざまな環境を含んでる
☆言語も多種多様
*中国語、ビルマ語、チベット語などを含むシノ・チベット語族
*東南アジア半島部から中国南部で話されるタイ・カダイ語族
*台湾から南太平洋に広がるオーストロネシア語族
*中国南部から東南アジア北部の山岳地帯に分布する少数民族の言語
*満州の先住民が話すツングース語族、 シベリア東部のユカギール語族
*韓国語族、私たちの言語、本土日本族語と日琉族語等
☆言語は遺伝子とくらべても変化が早い
*1万年前より古くなると、変化の痕跡を追求できなくなる
☆1万1700年前に始まる完新世以降の集団の移動
*東アジアの多様な言語グループの形成にも関係している
⛳中国の南北地域集団
☆東アジアの集団の成立
*古代ゲノムデータによって語ることができるようになった
☆中国の南北地域集団の遺伝的な相違
*一般的に中国人は漢民族としてまとめられるが
*現在でも中国の南と北では言葉も違う
*集団の遺伝的な違いが認められている
*中国大陸には南北2つの人口拡散のセンターがあった
*1万年前以降の農耕の拡散で、徐々に拡大し現在の状況が生まれた
☆現代の中国人の祖先の大部分、北のグループにつながっている
*さまざまな割合で南のゲノムを取り込んでいる
☆黄河流域集団は、現在の北方集団により類似する
☆南の集団は、東南アジア寄りの地域の現代人のゲノムに近くなる
☆両者の混合がいつ始まったのかは、現在も定かではない
☆東アジアの農耕民の拡散
*周辺の狩猟採集民を巻き込む形で起こっている
☆ヨーロッパなどでは、農耕民が狩猟採集民を駆逐した地域もある
*東アジアではそのような状況はなかった
☆南部の古代集団は、遺伝的には南太平洋に拡散した
*オーストロネシア語族の人びとの祖先である
(敬称略)
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⛳出典、『人類の起源』
東アジア集団の成立1
(『人類の起源』記事、ネットより画像引用)
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