慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『脳死』『心臓移植』『ダブルスタンダード』

2024年09月01日 | 生命科学
🌸死の実際を見る、心にゆとりを持って2

⛳死に際して行う″儀式″
 ☆心臓が止まったあと、強心剤を静脈注射
 *心腔内投与で、カテラン針で心臓に直接強心剤を注入する
 *その後、心臓マッサージの真似事をする
 *聴診器を当てて、心拍が再開しなければ
 *マッサージのフリをして、また聴診器で無音を確認する
 ☆チラッと家族のようすを横目で見て
 *まだ不足そうなら、またマッサージのフリを繰り返す
 *真剣な顔で、死ぬな、生きろと訴えるような目つきで
 *額に汗など垂らしてやる
 *家族も、大切な身内の死を受け入れる雰囲気になる
 ☆″儀式”を終え、時刻を確認して「残念ですが……」のセリフとなる
 ☆何故、儀式との言葉になるのか
 *蘇生する可能性ゼロであることをわかって行うから
 *パフォーマンス、無駄な行為ということになる
 ☆「″儀式″はいらない」と、当直に申し送られるケースは
 *家族が患者さんの死をすでに受け入れている場合

⛳死には2つの種類がある
 ☆手続き上の死と、法律上の死
 ①手続き上の死
 *死亡診断書に書かれる時刻、医者が死亡確認をし認められる死
 ➁法律上の死「脳死」
 *脳死とよく混同されるのが、「植物状態」
 ☆植物状態では、大脳は死んでいるから意識ない
 *脳幹が生きているので、自発呼吸ができている
 *水と栄養さえ与えると生きられるので植物と同じ状態

脳死でも、人工呼吸をしていると、しばらく心臓は動き続ける
 ☆結果として、心臓を含む臓器移植が可能となる
 ☆脳死という概念が捻り出されたのは、臓器移植が可能になったから
 *心臓移植では、生きている心臓を移植しなければなりません
 *死体から取った心臓を移植しても動かないからです
 *生きている心臓を取り出せば、ドナーは死ぬので殺人になる
 ☆心臓移植では
 *心臓は生きているが、しかしドナーは死んでいる
 *自然ではあり得ない状況が必要だった
 *そこであみ出されたのが脳死です
 *脳死は人の死と定義され
 *死んでいるのだから、心臓を取り出しても
 *殺人にはならないというのが、法律上の解釈

⛳脳死のダブルスタンダード
 ☆脳死の患者さんは、人工呼吸器をつけているとはいえ
 *胸は動いているし、身体も温かく、心臓も動いている
 *心臓を摘出するときには全身麻酔をかける
 ☆脳死に関するダブルスタンダードが発生する
 *自分の子どもが、脳死になっても認めないけれど
 *心臓移植が必要になったら移植を望むダブルスタンダード
 ☆ダブルスタンダードは身勝手であり
 *自分さえよければいいと言っているのも同じ
 ☆冷静な判断を下すために役立つのが、正確な知識です
 *医療者の多くは、移植が必要になればそれを求める代わりに
 *脳死を受け入れる判断を下す
 *脳死が人の死を、理論上・経験上・実際上理解しているからです
 ☆死の実際を見るなら
 *レアケースも視野に入れる必要がある
 *それがいざというときの心の準備になる
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』






『脳死』『心臓移植』『ダブルスタンダード』
(ネットより画像引用)

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