🌸「ウクライナ人は降伏せよ」と古い知識人たちは言う2
⛳戦争を戦った日本兵が登場していない戦後処理
☆日本人兵士たちは大陸でも南方でも、泥沼の戦地で酷い目に遭った
*当時の彼らは必ずしも反戦だったわけではない
*「お国のために」「天皇陛下のために」という表面上のお題目ではなく、
*「郷土のために」「大切な家族のために」と自分に言い聞かせていた
☆自由にものを言えない雰囲気があったのも事実である
☆自由にものを言えない雰囲気があったのも事実である
☆郷土・家族・日本を守るために戦わなければならない
*このような戦い方は本当に意味があるのかという
*ジレンマに多くの兵士たちは苦しんだことだろ
*このようなジレンマは、戦後も終わらなかった
☆戦争を喝采していたはずの日本人たち
*このようなジレンマは、戦後も終わらなかった
☆戦争を喝采していたはずの日本人たち
*戦後は180度転回して戦争を批判するようになった
☆日本社会の態度の変化に、元日本軍兵士たち
*戦争を経験しなかった団塊の世代が、気楽に「反戦―」と
*戦争を経験しなかった団塊の世代が、気楽に「反戦―」と
*叫んだのとはまったく違う重いジレンマがあった
⛳戦後、戦争と向き合わなかった日本人
☆ジレンマは、日本人が戦争にきちんと向き合わなかった
*戦争が終わってからは新聞も国民も
*「すべては軍部の暴走」と片づけて
*みずからの責任に思いを向けることはなかった
*自分たちを戦争の当事者として見ることから逃げたのである
☆無責任な放り出しは
☆無責任な放り出しは
*日本の戦後処理をいびつなものにした
*大平洋戦争を自分ごととして認識することができなくなった
☆戦争の当事者を「軍部」という消滅した遠くにあるものに負わせ
☆戦争の当事者を「軍部」という消滅した遠くにあるものに負わせ
*自分たちはちゃっかり、被害者側を代弁するかのように
*弱者ポジションを奪ってしまったのである
⛳郷土、家族のために戦うことを認識できない
☆「放り出し」問題を、みごとに浮き彫りにした映画作品
⛳郷土、家族のために戦うことを認識できない
☆「放り出し」問題を、みごとに浮き彫りにした映画作品
*日本でも公開された『レイルウェイ 運命の旅路』映画
☆映画は以下のような物語である
*ローマクスは捕虜収容所で日本兵から拷間を受け
*それが戦後もPTSDとなって彼を苦しめ続けた
*捕虜収容所で通訳を務めていた日本人の男の存在を知った
*ローマクスは復讐のため、自分の無残な戦後に決着をつけるため
*ひとり、実在の通訳永瀬隆と対面した
☆永瀬は、淡々と「戦争の悲劇を、決して忘れさせない」と言う
*ローマクスは、これは悲劇じゃない―、これは犯罪だ
*ローマクスは、これは悲劇じゃない―、これは犯罪だ
*何が悲劇だ、おまえは犯罪者じゃないか
☆無責任な「放り出し」が、実にわかりやすく描かれている
☆「悲劇」という言葉
*自分が戦争を引き起こしたわけではなく
*どこかのだれかが起こしたものだという「他人ごと」感がある
☆拷問され殺害された側から見れば、こんな無責任なことはない
*ローマクスが激高したのも当たり前である
☆無責任な「放り出し」
☆無責任な「放り出し」
*戦争が終わって八十年近くも経ってから、しっぺ返しを食う
☆ロシアによるウクライナ侵略戦争の勃発である
*ロシアに立ち向かって、ウクライナの兵士たちは必死で戦っている
*ロシアに立ち向かって、ウクライナの兵士たちは必死で戦っている
*アメリカでもヨーロッパでも、西側諸国
*こぞってウクライナをあらゆる面から支援し、協力している
☆戦争の責任を放り出し
☆戦争の責任を放り出し
*戦った日本軍兵士たちを一顧だにしなかった戦後の日本人
*ウクライナの兵士たちにどう向き合っていいのかわからない
*だから「降伏せよ」などという突拍子もない意見が
*脈絡もなく飛び出してしまったのだ
☆おかしな言論の状況から脱するには、どうすればいいのだろうか
*無責任な「放り出し」をいまここできちんと認識し
☆おかしな言論の状況から脱するには、どうすればいいのだろうか
*無責任な「放り出し」をいまここできちんと認識し
*戦地に赴いた日本軍兵士たちのわだかまりを
*わたしたちが初めて受け止めることである
☆「侵略と戦う」「郷土のため、家族のために戦う」という行為
*どのような意味を持つのかを、根幹から議論することが必要なのだ
(敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『「神話」解体』
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『レイルウェイ 運命の旅路』『戦争は悲劇』『ウクライナの降伏』
(ネットより画像引用)
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