慶喜

心意気
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『レイルウェイ 運命の旅路』『戦争は悲劇』『ウクライナの降伏』

2023年11月07日 | 社会
🌸「ウクライナ人は降伏せよ」と古い知識人たちは言う2

⛳戦争を戦った日本兵が登場していない戦後処理
 ☆日本人兵士たちは大陸でも南方でも、泥沼の戦地で酷い目に遭った
 *当時の彼らは必ずしも反戦だったわけではない
 *「お国のために」「天皇陛下のために」という表面上のお題目ではなく、 
 *「郷土のために」「大切な家族のために」と自分に言い聞かせていた
 ☆自由にものを言えない雰囲気があったのも事実である
 ☆郷土・家族・日本を守るために戦わなければならない
 *このような戦い方は本当に意味があるのかという
 *ジレンマに多くの兵士たちは苦しんだことだろ
 *このようなジレンマは、戦後も終わらなかった
 ☆戦争を喝采していたはずの日本人たち
 *戦後は180度転回して戦争を批判するようになった
 ☆日本社会の態度の変化に、元日本軍兵士たち
 *戦争を経験しなかった団塊の世代が、気楽に「反戦―」と
 *叫んだのとはまったく違う重いジレンマがあった

戦後、戦争と向き合わなかった日本人
 ☆ジレンマは、日本人が戦争にきちんと向き合わなかった
 *戦争が終わってからは新聞も国民も
 *「すべては軍部の暴走」と片づけて 
 *みずからの責任に思いを向けることはなかった
 *自分たちを戦争の当事者として見ることから逃げたのである
 ☆無責任な放り出しは
 *日本の戦後処理をいびつなものにした
 *大平洋戦争を自分ごととして認識することができなくなった
 ☆戦争の当事者を「軍部」という消滅した遠くにあるものに負わせ
 *自分たちはちゃっかり、被害者側を代弁するかのように
 *弱者ポジションを奪ってしまったのである

⛳郷土、家族のために戦うことを認識できない
 ☆「放り出し」問題を、みごとに浮き彫りにした映画作品
 *日本でも公開された『レイルウェイ 運命の旅路』映画
 ☆映画は以下のような物語である
 *ローマクスは捕虜収容所で日本兵から拷間を受け
 *それが戦後もPTSDとなって彼を苦しめ続けた
 *捕虜収容所で通訳を務めていた日本人の男の存在を知った
 *ローマクスは復讐のため、自分の無残な戦後に決着をつけるため
 *ひとり、実在の通訳永瀬隆と対面した
 ☆永瀬は、淡々と「戦争の悲劇を、決して忘れさせない」と言う
 *ローマクスは、これは悲劇じゃない―、これは犯罪だ
 *何が悲劇だ、おまえは犯罪者じゃないか
 ☆無責任な「放り出し」が、実にわかりやすく描かれている
 ☆「悲劇」という言葉
 *自分が戦争を引き起こしたわけではなく
 *どこかのだれかが起こしたものだという「他人ごと」感がある
 ☆拷問され殺害された側から見れば、こんな無責任なことはない
 *ローマクスが激高したのも当たり前である
 ☆無責任な「放り出し」
 *戦争が終わって八十年近くも経ってから、しっぺ返しを食う
 ☆ロシアによるウクライナ侵略戦争の勃発である
 *ロシアに立ち向かって、ウクライナの兵士たちは必死で戦っている
 *アメリカでもヨーロッパでも、西側諸国
 *こぞってウクライナをあらゆる面から支援し、協力している
 ☆戦争の責任を放り出し
 *戦った日本軍兵士たちを一顧だにしなかった戦後の日本人
 *ウクライナの兵士たちにどう向き合っていいのかわからない
 *だから「降伏せよ」などという突拍子もない意見が
 *脈絡もなく飛び出してしまったのだ
 ☆おかしな言論の状況から脱するには、どうすればいいのだろうか
 *無責任な「放り出し」をいまここできちんと認識し
 *戦地に赴いた日本軍兵士たちのわだかまりを
 *わたしたちが初めて受け止めることである
 ☆「侵略と戦う」「郷土のため、家族のために戦う」という行為
 *どのような意味を持つのかを、根幹から議論することが必要なのだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『「神話」解体』







『レイルウェイ 運命の旅路』『戦争は悲劇』『ウクライナの降伏』
(ネットより画像引用)

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