慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『努力の限界効用の逓減』『ゼネラリスト戦略』『スペシャリスト戦略』

2025年01月05日 | 社会
🌸「努力の限界効用の逓減」の法則を理解する

 ☆橘玲さんの内容と文章、難しく難解の場合多いですが
 ☆切り口の違う、示唆に富んだ内容が多いので
 ☆読んでいくうちに理解出来て、興味惹かれてきました

「努力の限界効用の逓減」とは
 ☆「努力の効果は複利で増えていく」
 *努力すればするほど上達するのなら
 *ひたすら努力することで、誰でも大谷翔平になれるはずです
 *でも、そんなことにはなりません
 ☆お金と幸福度の関係と同じく、努力の限界効用も逓減する
 ☆がんばってもムダなのでしょうか?
 *そんなことはありません

⛳努力は報われるのか
 ☆縦軸を達成度、横軸を努力とし
 *努力がどれくらい報われるかを示している
 ☆2つの大切なことを教えてくる
 ①20%の努力で80%の達成度に到達する
 ②80%の達成度を100%近くにするには
 *ものすごい努力、そして才能と運が必要になる
 ☆君が野球やサッカー、あるいはバスケの部活だとして
 *その仲間を集め、学校のなかから
 *適当に選んだ(経験者もそうでない生徒もいる)チームと試合をすれば
 *全国大会に出たことがなくても、簡単に勝てるはず
 ☆ダンスやバレエ、ピアノなども同じ
 *先生に習って子どもの頃から練習していれば
 *みんながびっくりするほど上手に踊れたり、演奏できたりするでしょう
 ☆どんな分野であれ、20%の努力をするだけで
 *80%も達成できるようになる
 *最初の20%は、「努力は報われる」
 *しかし、努力の限界効用はここから逓減していく
 *達成度が80%を超えると、努力は報われなくなる
 ☆大谷翔平になるためには
 *大り―ガーを目指す世界中の何万人、何十万人のなかで
 *上位数人に入らなければなりません
 *これは達成度100%に限りなく近づくことで
 *ほとんどのひとはその前に脱落してしまう
 ☆「努力の限界効用が逓減する」対策には2つの戦略が考えられる

ゼネラリスト戦略
 ☆なんでもできる「ゼネラリスト」戦略
 *「までは努力が報われる」ことに注目する
 ☆全体の努力を100とすれば、それを20ずつに分けることで
 *5つの分野で達成度80%を実現できる
 ☆スポーツ、音楽、美術、料理、勉強など、平均以上にできるのを
 *「多才なひと」といいます
 *これがゼネラリストで、みんなから「スゴいね」といわれる
 *どれも一流とはいえません
 *どんな分野にも、達成度90%や95%の「プロ」がいるから
 ☆「なんでもできる」ゼネラリストは、 いろんなところで役に立つ

スペシャリスト戦略
 ☆特別なことができる「スペシャリスト」戦略で
 *「達成度80%を超えると努力が報われなくなる」に注目する
 *ほとんどのひとがこのあたりで、あきらめてしまうのですから
 *達成度85%、あるいは90%くらいになれば物凄く有利です
 ☆スペシャリスト戦略には大きな問題があります
 *みんなが達成度80%であきらめてしまうのは
 *それ以上の努力が報われないからでした
 *それにもかかわらず、達成度90%を目指すためには
 *「圧倒的な努力」をずっと続けなければなりません
 *なぜがんばれるのでしようか、それは「好き」だからです
 ☆これまでは(とりわけ日本では)
 *なんでも平均以上にできるゼネラリスト戦略でうまくいきましたが
 *これからはスペシヤリスト戦略でないと生き残れないといわれている
 *どんどん賢くなるAIが、達成度80%くらいのことは
 *簡単にできるようになると予想されているからです
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『どうしたらお金持ちになれるの?』



『努力の限界効用の逓減』『ゼネラリスト戦略』『スペシャリスト戦略』
(『どうしたらお金持ちになれるの?』記事より画像引用)
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『浄土真宗=庶民が信仰』『南無阿弥陀仏=極楽浄土』

2025年01月05日 | 宗教
🌸おわりに(1)  

「浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか」
 ☆浄土真宗
 *浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、真宗高田派、真宗佛光寺派などがある
 *信徒の総数は1200万人を超えている
 *この数は、日本の総人口の約10分の1にあたる
 (一時は、創価学会の会員を抱え込んだ日蓮正宗が多い時期もあった)
 *現在では、浄土真宗が仏教宗派のなかで一番多い
 *明治に入る時点では、日本全体の3分の1が浄土真宗だった
 ☆浄土真宗のお坊さん全区でよく見る
 *北陸や広島周辺の「真宗地帯」は比率が多い
 *大阪や名古屋などの都市部にも多い
 ☆葬儀の際に、僧侶が説法を行うのも浄上真宗の特徴である
 *なぜこれほど浄土真宗は日本の社会に浸透しているのだろうか
 *浄土真宗は、庶民の信仰だからである

日蓮宗も信者に多くの庶民を抱えている
 ☆京都や江戸において当時法華宗と呼ばれていた日蓮宗
 *町衆や町人の信仰を集めた
 ☆浄上真宗の方は、真宗地帯を中心とした地方の
 *農民や漁民、職人などを信徒として取り込んだ
 ☆2つの宗派の葬儀の形式が違う
 *天台宗、真言宗、曹洞宗、臨済宗、浄土宗と違うのは
 *そのことが影響している
 ☆浄土宗と浄土真宗
 *法然と親鸞が師弟関係にあり同じ浄土教信仰だが
 *葬儀の形式が異なり、浄土真宗では授戒が関係しないので
 *戒名とは言わず、法名と呼ぶ、授戒した名前ではない
 ☆浄上真宗と日蓮宗、具体的な救済の手段が備わっている
 *浄土真宗では、「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えることが
 (極楽往生に結びつくとされる)
 *日蓮宗では「南無妙法蓮華経」の題目を唱えることで
 (「利益」がもたらされるとされている)
 *他の宗派には、この念仏や題目に相当するものがない
 ☆浄土真宗には密教的儀式が無い
 ☆他の宗派においては
 *密教の儀礼である加持祈蒔が救済手段として活用されている
 *天台宗や真言宗の教えに深く密教が浸透していることは知られている
 *禅宗でも、兼修禅の立場をとる場合、密教が取り入れられている
 *浄土宗においてさえ、その総本山である京都の知恩院では
 (境内に火伏せの神が祀られている)
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください 
⛳出典、『浄土真宗の檀家は多い』




『浄土真宗=庶民が信仰』『南無阿弥陀仏=極楽浄土』
(『浄土真宗の檀家は多い』記事他より画像引用)
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『働く人とお金を出す人』『人中心の経済学へ』

2025年01月05日 | 社会
🌸みんな同時にお金を使うことはできない

 ☆経済等の根本を語っているのである面で納得しますね
 ☆しかし、ある面で現在の経済にアンマッチしない面も?

働く人がいなければ、お金の力は消える
 ☆みんながお金を握り締めて老後を迎えても
 *働く人がいなければどうすることもできない
 *みんなが上手に資産運用してお金を増やしたとしても
 *働く人が減ってしまうから、年金問題は解決しない
 ☆財布の中だけを見ていると
 *身の回りの問題から社会問題に至るまで
 *お金が問題を解決していると信じて疑わなくなる
 *しかし「社会」は、あなたの財布の外にある

⛳従来生活を支えていた「タダの労働」
 ☆困ったときに助けてくれるのはお金ではなく
 *家族や地域の人たちだ
 *昔は、価値のあるタダの労働を、すぐ近くに感じていた
 *この数十年で社会は大きく変わり
 *家庭や地域でタダの労働は激減した。
 ☆家庭内に残っていた家事も、家電を使うようになって負担は減り
 *裁縫やクリーニングなど、お金を払って解決する家事も増えた
 *小さい子どもの面倒を見てもらうときも
 *家族や親戚や近所の人にお願いするのではなく
 *お金を払って託児所に預ける
 ☆多くの労働をお金で買うようになった
 *金融の発達によって、お金で自分自身を助ける手段が増えた
 *保険に入っておけば将来困ったときに自分を助けられる
 *ローンを組めば将来の自分に助けてもらって家を建てられる
 *お金を上手に運用すれば50年先の将来設計だってできる
 ☆自分がタダの労働を提供する時代なら
 *その目的はお金ではなく相手の幸せだった
 ☆ほとんどの労働に価格がつくようになると
 *労働の目的は、お金と切り離せなくなる
 *相手の幸せを考えるよりも
 *相手に多くのお金を払わせることが目的になっている人たちもいる

「お金中心の経済学」から「人中心の経済学」ヘ
 ☆お金を中心に考える従来の経済学
 *ひとりの時間軸の上で因果関係を考える
 *お金を稼いだからお金が使える
 *お金を使うためにお金を稼ぐ
 *現在のあなたが、お金を使って働いてもらえるのは
 *過去の自分が働いて稼いだからだと考える
 ☆ある時間において、みんなが生きている空間の中で因果関係を探す
 *現在のあなたがお金を使えるのは
 *同じ空間の中に働いてくれる人がいるからだと考える
 *その人たちが働くことによって
 *あなたの生活が豊かになる、人中心で考える経済学だ

⛳現代社会においてのお金
 ☆他の人の存在を隠す「壁」のような存在になってしまった
 *経済について考えるとき「お金」に惑わされず
 *「誰が働いて、誰が幸せになるのか」を考えればいいだけだ
 *大事なのは、みんなが生きている空間を意識して経済を捉えること
 ☆「お金中心の経済学」から「人中心の経済学」にシフトし
 *空間的に経済や社会を見つめ直していく
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『お金の向こうに人がいる 』記事より画像引用

『働く人とお金を出す人』『人中心の経済学へ』
(『お金の向こうに人がいる 』記事より画像引用)
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