慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『ロングテールの仕事』『ベルカーブの仕事』

2025年01月06日 | 社会
🌸ロングテールの仕事とベルカーブの仕事を学ぶ

 ☆橘玲さんの内容と文章、難しく難解の場合多いですが
 ☆切り口の違う、示唆に富んだ内容が多いので
 ☆読んでいくうちに理解出来て、興味惹かれてきました

「ユーチューバー」は小学生の「なりたい職業」で上位
 ☆人気のあるスペシャリストの仕事です
 ☆子どもから「ユーチューバーになりたい」といわれた場合の回答
 ☆ベルカーブとロングテールの話をしなければなりません
 *ベルカーブは統計学でいう正規分布
 *ロングテールはべき分布のこと

大谷翔平はロングテール
 ☆スペシャリスト(専門家)の職業
 *「ロングテールの仕事」と「ベルカーブの仕事」がある
 ☆ロングテールというのは、ブロントサウルスのような恐竜に見立てる
 *そのテール(尾)がどこまでも長く延びていくことをいう
 *そして、このしっぽの先で「とんでもないこと」が起きます
 *誰でもすぐに思いつくような有名人は
 *みんなロングテール(長いしっぽ)の先にいます
 ☆「需要と供給の法則」は市場経済の大原則で
 *たくさんあるものは価値が低く、少ししかないものは価値が高い
 *ロングテールの住人は、ほんの少ししかいないからこそ
 *ものすごく価値が高い
 ☆世界中の野球選手を、縦軸を人数、横軸を人気度にして分類する
 *ロングテールの端にいるのは、大谷翔平のような「特別なスター」
 *そのすこし左には、プロ野球や大リーグの選手たちがいます
 *彼らもまた、野球の世界では「選ばれし者たち」です
 *もっとも人数の多い左端のショートヘッド(短い頭)には
 *草野球、会社の同好会で野球を楽しんでいるアマチュアもいます
 *その中間にいるのが
 *社会人野球の選手や、プロを目指して頑張っている高校球児です
 ☆スポーツ選手や起業家だけでなく
 *歌手や俳優、マンガ家や小説家、「ユーチューバー」も
 *「ロングテールの仕事」です

「ロングテールの仕事」と「ベルカーブの仕事」の特徴
 ☆「ロングテールの仕事」2つの特徴がある
 ①いったん成功してテールの端にいくとものすごく有名になる
 *そして大金持ちになる
 ②ほとんどの挑戦者が成功できずに競争から脱落していく
 ☆ベルカープの仕事の2つの特徴
 *医者や弁護士、 エンジニァやプログラマー、研究者など、「専門家」
 ①専門家になると平均以上の収入を得られる(大富豪にはなれない)
 ②大学や大学院などの学歴があると、専門家になりやすい

 ☆ロングテールの仕事はジヤンボ宝くじのようなもの
 *当たると大きな名声と大きなお金が手に入りますが
 *ほとんどはハズレです
 ☆ベルカーブの仕事は、当たりがたくさんあるものの
 *当せん金額の少ない宝くじのようなもの

仕事を成功確率で考える
 ☆「努力の限界効用」で説明すると
 ☆ロングテールの仕事は達成度99.9%以上ないと成功できない
 *甲子園に出るような選手は野球の達成度で上位1%に入るでしょうが
 *それでもほとんどはプロになれずに、別の仕事につく
 ☆ベルカーブの仕事は、達成度85%くらいでも
 *それなりの成功を手に入れることができる
 *世界的な名医にならなくても、医師という専門職になれば
 *平均よりもゆたかな生活が送れるでしょう
 ☆ロングテールの仕事は、成果を出せるか、出せないかがすべて
 *どんなに努力しても、成果が出ないと誰も評価してくれません
 ☆ベルカーブの仕事は時給の高い専門職で
 *働いた時間によって安定した収入が得られる
 ☆親としては子どもの夢を応援する一方で
 *失敗者がたくさんいるからこそ
 *ロングテールの成功者が輝くのだという現実も
 *どこかで教えなくてはなりません
 ☆ベルカーブの仕事で成功できるのは、だいたい20%くらいでしよう
 *学校の成績がよければ必ずうまくいくわけではありませんが
 *その多くが大学・大学院卒の学歴をもっていることも事実です
 ☆ロングテールの仕事の成功確率が1%とすれば
 *ベルカープの仕事の成功確率はその20倍です
 ☆ユーチューバーの成功確率は0.1%以下でしよう
 *ベルカーブの仕事の成功確率はその200倍以上になります

「夢を追う」ということ
 ☆もうひとつ重要なのは、「はたらける期間」
 *スポーツ選手はロングテールの仕事ですが
 *肉体的な制約から、せいぜい20年です
 ☆医師や弁護士などのベルカーブの仕事
 *健康ならいつまでも続けることができます
 *はたらける期間が長ければ、生涯の収入は多くなる

 ☆「お金持ちになる」とは
 *生涯の収入が最大になるように人生を設計することです
 ☆ユーチューバになりたい(ロングテールの仕事に憧れる)
 *子どもも勉強したほうがいい理由です
 ☆しかし、子どもがこころの底から「やりたい」と思っていることを
 *親が否定すると、あまりよい結果にはならない
 *それにいまは、「なにをしたらいいかわからない」という
 *若者がたくさんいます
 *「やりたいこと」が決まっているほうがいいかもしれません
 ☆数少ない成功者は
 *膨大な数の失敗者のなかからしか生まれない
 *それに、成功する確率だってゼロではないのです
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『どうしたらお金持ちになれるの?』




『ロングテールの仕事』『ベルカーブの仕事』
(『どうしたらお金持ちになれるの?』記事他より画像引用)
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『非僧非俗』『節談説教(ふしだん)』『他力本願』

2025年01月06日 | 宗教
🌸おわりに2

一般の信徒が加持祈薦を行うわけにはいかない
 ☆念仏や題目とは根本的に違う
 *念仏を唱える「称名」や、題目を唱える「唱題」なら
 *誰もが容易に実践できる
 *庶民にとってはわかりやすい信仰のあり方で、実践の方法である
 ☆浄土真宗と日蓮宗との違い
 *浄土真宗では、僧侶と俗信徒のあいだに断絶がない
 *宗祖である親鸞が「非僧非俗」の立場をとることを鮮明にし
 *自ら妻帯し、子どもももうけた
 *浄土真宗では、血縁を通して信仰が継承される
 *浄土真宗では、姻戚関係によってネットワークが広がっていった
 *これも、浄上真宗が強固な社会的基盤を確立する上で意味をもった
 ☆日蓮宗の場合には、宗祖である日蓮が『法華経』を重視し
 *その点で天台宗の影響を色濃く受けてきたこともあり
 *僧侶と俗信徒とのあいだは明確に区別されている
 ☆日蓮宗の俗信徒は法華講を組織し
 *独自に信仰活動を実践
 *それが近代においては日蓮系の新宗教へと発展していく

創価学会が日蓮正宗と長年密接な関係をもち続けた理由
 ☆在家信者の組織としては
 *儀式の軌行者としての僧侶を必要としたからだ
 ☆創価学会の日蓮正宗からの決別
 *在家仏教としての性格をより鮮明にしたものだ
 ☆浄土真宗の場合には
 *民衆を教化するための手段を開拓した
 *親鸞の生涯は『親鸞伝絵』に描かれ
 *絵解きを通して、浄土真宗の門徒たちは
 *親鸞の生涯の歩みに接した
 *「節談説教」が発達したのも、浄土真宗においてである
 (リズムを活用した芸能としての性格を併せ持つ説教の方法)
 *聴衆となった門徒たちは、「南無阿弥陀仏」の念仏で
 *説経師の説教に答えた
 *説教の場は陶酔を伴う盛り上がりを示す
 ☆決定的なのは、浄土真宗の教えが極めてシンプルなことにある
 *その核にあるのが「他力本願」の教えである
 *浄土真宗では、他力は、仏や菩薩の加護の力をさし
 *浄土真宗では、阿弥陀仏の本願に頼って成仏することを意味する
 *阿弥陀仏は、その過去世において
 *衆生を救済する願いを立てたとされているのである
 *弥陀の計らいにすべてを委ねることこそが
 *門徒の信仰の究極のあり方であるとくり返し説かれる
 *その本願を信じて念仏を唱えさえすれば
 *極楽往生がかなうというわけである
 ☆日蓮宗の場合には
 *日蓮が、正しい仏法のあり方を理論的に追求していったこともあり
 *その教えは相当に複雑である
 *日蓮の考えを広めるために、信徒には「折伏」という
 *布教の実践も課せられる

⛳浄土真宗も、江戸時代には寺請制度のもとで
 ☆葬式仏教としての性格をもつようになっていく
 *他の宗派の場合にも同じで
 *葬式仏教という体制が確立されなければ
 *近代が到来して以降、仏教寺院が存続は難しかったかもしれない
 ☆葬儀の簡略化が、とくに都市部を中心に進んでいる
 *それは、檀家離れでもあり、菩提寺をもたない家が増えている
 *民間の霊園の経営主体は、宗教法人になっている仏教寺院になるが
 *「宗教・宗派問わず」という形で墓地が募集されることが多くなり
 *そこに墓を求めても、檀家関係を結ばないケースが増えている
 ☆檀家は本来、寺院を支えるスポンサーとしての役割を果す
 *檀家離れは寺院の経営基盤を失わせる
 *この傾向は、これからもいっそう進んでいくことだろう
 ☆それでも、こうした事態に対する危機意識
 *宗派においても、寺院においても、まだまだ乏しい
 ☆死亡者の数は増えており、その傾向はこれからも続く
 *死亡者が増えるということは、葬式の件数が増えるということ
 *まだ仏教式の葬儀を選択する家が多いため
 *葬式仏教は一見安泰に見えるからである
 ☆団塊の世代が消滅した後からは
 *死亡者の数は減っていき、葬式の件数の減少も進む
 *葬儀の簡略化はいっそう進み、檀家離れも加速されている
 *その時点で、本格的な葬式仏教の危機が訪れるはずだ
 *仏教宗派のあり方というものはどのように変化しているのだろうか
 *今の時点では、それを予想することは難しい
 *葬式を出すときにも、宗派を気にしなくなっているかもしれない
 ☆仏教の宗派というものは、いかなる意味をもつのだろうか
 *宗派の歴史は、日本人が仏教とどのようなかかわりをもってきたか
 *その格闘の歴史でもある
 *多様な仏教宗派が生まれ
 *現代にまで受け継がれているということは
 *それだけ日本人が仏教に多くを期待してきた証でもあるのだ
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください 
⛳出典、『浄土真宗の檀家は多い』




『非僧非俗』『節談説教(ふしだん)』『他力本願』
(『浄土真宗の檀家は多い』記事他より画像引用)
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『預かる意味』『貯金』『金庫の隠し扉』

2025年01月06日 | 社会
🌸「社会の財布」には外側が無い1

 ☆経済等の根本を語っているのである面で納得しますね
 ☆しかし、ある面では、現在の経済との整合性、活用に?

「預かる」という言葉のトリック
 ☆子どもの頃のお正月の楽しみ、お年玉をもらうこと
 *たくさんお年玉をもらうと、お母さんが必ずこう言う
 *「あなたがムダ遣いしないように、預かっておいてあげるね」
 *その全額をお母さんに預けることにした
 *お母さんは、そのお金を新しい封筒に入れてどこかにしまう
 ☆お父さんが現れそのお金を借りようとする
 *お母さんは「利息をつけて返してくださいね」と言いながら
 *封筒の中からお父さんに渡そうとする
 *それを見ていたあなたは怒り出す
 ☆僕たちは、お金を銀行に「保管」してもらっているのではない
 *貸しているのだ
 *「預金が増える」のは何を意味しているのか?

⛳金庫の裏側には「隠し扉」がある
 ☆「預金」という言葉を考え出した人は天才だ
 *「貸金」と呼んでいたら、返済してもらえるのか心配になる
 ☆「預金」は、銀行の地下金庫この預金残高900万円
 *金庫の中に入っていると思っているが
 *金庫を開けてみると100万円しか入っていない
 *800万円がどこかに消えているのだ
 ☆金庫の裏には隠し扉がついていて
 *そこからこつそり札束が運び出されている
 *この裏の扉には、「貸付専用」と書かれている
 ☆金庫の中に現金が積み上がっているだけでは、銀行は儲からない
 *金庫の中の札束を裏の扉から運び出して貸付をしている
 ☆僕たちの預金残高は、銀行が借りている借金残高でもある
 *そして裏の扉では、銀行と貸付先との貸し借りが行われている
 *これは、銀行が又貸しをしているとも言える
 ☆銀行の評判が著しく下がったりすると、
 *不安を感じた大勢の預金者が一斉にお金を引き出し
 *取り付け騒ぎが起きると銀行はどうすることもできない
 *預金を封鎖して対処するしかない
                          (敬称略)
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⛳出典、『お金の向こうに人がいる 』


『預かる意味』『貯金』『金庫の隠し扉』
(『お金の向こうに人がいる 』記事より画像引用)
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