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「嫌気的光合成細菌」「シアノバクテリア」誕生

2023年09月03日 | 生命科学
🌸ミトコンドリアと葉緑体を飼いならす1

 ☆細胞内共生説

エネルギー獲得方法がドラスティックに変わる
 ☆真核細胞は核を持つ細胞
 *遺伝情報を収納する染色体が生体膜である核膜に包まれている
 *ミトコンドリア、ゴルジ体、小胞体などの細胞小器官を持っている
 *植物の真核細胞は、細胞小器官以外に、葉緑体も持っている
 ☆真核細胞の登場以前
 *地球上で生命が発生して生じた最初の生物体は原核細胞
 *核を持っていなく染色体を囲む核膜がない
 ☆原核細胞の一部から真核細胞ができ、生物の進化を大きく変えていく
 *最初に現れた生命体は、化学合成細菌で有機物を作り出す
 *自然界の化学反応で生じた有機物を利用する従属栄養細菌が現れた

従属栄養細菌とは
 ☆自ら有機化合物を作らない細菌で、生育は周囲の有機化合物を利用する
 *化学合成細菌や、光合成細菌、自分の力でエネルギーを産出し生きる
 *独立栄養細菌と呼ばれている
 ☆従属栄養細菌は、酸素がほとんどな地球で
 *有機物を分解して少量のエネルギーを獲得していた
 *酸素を介さない発酵のような仕組み
 *有機物が無限にあるわけではないが、現在でも生物は生きている
 ☆それに代わる大きなエネルギー源が太陽光が見つかった
 *太陽光のエネルギーを利用できるシステムを持つ生物が現れた
 ☆陸上植物には、緑の葉っばがある緑色はクロロフィルという色素
 *色素は、太陽の光に含まれる青色と赤色の光を吸収し
 *光合成装置による発電と引き続く有機物合成を可能としている
 *陸上植物が現れるのはまだまだ後の話
 *この時代に光合成を行っていた生物は細菌
 ☆光合成細菌は、バクテリオクロロフィルという色素を持っている
 *この色素は高等植物型クロロフィルの原型のような分子構造
 *酸化還元力を利用して有機化合物を合成していた
 *化学合成細菌がメジャーな生物
 *バクテリオクロロフィルを持つ細菌(嫌気的光合成細菌)が現れた
 *嫌気的光合成細菌は今でも見られる緑色光合成細菌の仲間
 ☆シアノバクテリアが太陽光のエネルギーを利用して
 *生物の大発展を可能にした生物
 *植物細胞のなかにある葉緑体の祖先です

光合成と呼吸のシステムが現れる
 ☆シアノバクテリアが各地で大繁殖した結果
 *ストロマライトという層状の群体を形成する
 ☆シアノバクテリアが二酸化炭素と水を材料として
 *光合成を行った結果、地球の環境は一変する
 ☆彼らの光合成の副産物である酸素が地球上を覆いはじめた
 ☆嫌気性細菌にとり、酸素は猛毒
 *そのような状況下で生き残った少数の紅色光合成細菌のなかから
 *光合成の機能を逆回転させるシステムを持つものが現れた
 *そのシステムが「呼吸」
 ☆光エネルギーを用いた光合成を行うと糖類が得られる
 ☆呼吸反応は、糖類を酸素によって酸化し分解し
 *化学エネルギーを得るシステム
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「利他」の生物学』






「嫌気的光合成細菌」「シアノバクテリア」
(『「利他」の生物学』記事、ネットより画像引用)

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