日本がグーグルやアマゾンを生み出せない真因

🌸日本企業、製造業に適した人材ばかりを求めていいのか

　☆日本ではバブル崩壊後、経済の低迷が長期化

　☆世界での経済的な地位が下降してした

⛳３０年間の日本の低迷状況

　☆世界競争力ランキング（世界１位⇒３０位）

　☆国際経験、起業家精神は６３カ国中最下位

　☆購買力平価で見たＧＤＰ（９％⇒４％半減以下）

　☆企業の時価総額ランキング

　＊時価総額世界トップ企業２０社（日本企業１４社⇒０社）

　＊トヨタの３６位が最高

⛳人口減少もデフレも根本的な要因ではない

　☆「若返り現象」（老化現象が５～１０年遅延）

　＊現在の７５歳は昔の６５歳と同じ体力

　＊生産年齢人口を７５歳まで拡大している

　＊７５歳までの人口はそれほど減少していない

　☆デフレも原因に挙げられる

　＊新しい産業がどんどん生まれ、経済が成長したら

　＊自然に物価は上がる

　☆人口減少もデフレも根本的な要因ではない

　☆日本経済の停滞の要因

　＊ＧＡＦＡやその予備軍のユニコーン企業を生み出せなかった

　（グーグルは１９８８年、フェイスブック２００４年の創業）

　＊フェイスブックの時価総額はトヨタの２倍

⛳ユニコーン企業は日本に３社しかいない

　☆ユニコーン企業とは

　＊未上場のベンチャー企業で評価額が１０億ドル以上

　☆世界のユニコーンが生息している国

　＊世界計３８０社（米国２００社、中国１００社）

　＊日本はわずか３社

　☆戦後の日本の高度成長は製造業が牽引した

　＊現在、製造業がＧＤＰに占める割合は２０％

　＊現在、雇用に占める製造業の割合は１７％

　＊現在、製造業には日本全体を引っ張る力のない

　☆日本経済の低迷要因

　＊新たな産業のユニコーンがないのが根本的な原因

⛳ユニコーンを生むキーワード

　☆女性・ダイバーシティ・高学歴

　☆日本の女性の社会的地位低い（１５３カ国中１２１位）

　＊女性が、世界はサービス産業が引っ張る

　＊サービス産業のユーザーは、女性が６～７割を占める

　＊日本では、需給ギャップが大きくなっている

　＊女性の望む新しいサービスのアイデアが生まれない

　☆ダイバーシティの欠如

　＊日本の企業、他の国籍の人参加せず、日本人の男性だけの戦い

　＊ダイバーシティの欠如で、日本企業の地位が下がる

　☆日本高学歴でない

　＊製造業で働く人低学歴

　＊ユニコーンで働く人多国籍、高学歴

　＊日本の大学進学率は５３％前後

　（先進国のなかでは大学進学率の低い国）

　＊日本の大学に進学しても、学生勉強をしない

　＊新卒採用面接で「成績表｣を余り触れない現状

　＊日本では採用基準に成績が入っていない

⛳グローバル企業は成績の悪い人材に見向きもしない

　☆日本の労働者の労働時間は減少している

　☆正社員に限ると全く減少していません

　＊労働時間が短い非正規労働者を増やし平均時間減少

　☆正社員が勉強する時間などない

　＊「飯・風呂・寝る」を繰り返すだけの生活になる

　☆大学への進学率が低い、大学に入っても勉強しない

　＊日本の働き方や社会の仕組み

　＊日本を低学歴社会化している

　＊この仕組みは製造業の工場モデルにはぴったり

⛳ＧＡＦＡやユニコーンはどうなっているのか

　☆創業者は、アメリカ人と異なる国籍の組み合わせが多い

　☆ダイバーシティがあり、高学歴な人たちの組み合わせです

　☆強烈な個性を持った人がＧＡＦＡをつくっている

⛳｢飯・風呂・寝る」の生活から「人・本・旅」へ

　☆現在の、日本の企業社会の採用基準

　＊素直で我慢強く協調性があって空気が読める

　＊上司のいうことをよく聞く人を採用

　＊こうした社員を５人集めても「面白いアイデアを出せない」

　☆グローバルな企業間競争

　＊競技のルールもしくは競技そのものが変わった

　＊日本企業、野球からサッカーにゲームが変わったのに

　（毎晩バットを持って素振りを続けているのと同じ）

　☆本人たちは一所懸命努力をしているつもり

　＊でも、ゲームに勝てるはずがない

　☆日本は、「飯・風呂・寝る」の低学歴社会から

　＊「人・本・旅」の高学歴社会へと切り替えなければならない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）
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⛳出典、『東洋経済』

日本がグーグルやアマゾンを生み出せない真因

（『東洋経済』記事より画像引用）