「秀吉」「根回し」「策略」

🌸豊臣秀吉（安土桃山時代）謀略で天下を手にした

『要旨』

　☆秀吉、根回しをしてから戦を始めた

　☆秀吉は、かっての主家織田家を乗っ取る

　☆秀吉は、肉親を人質として利用する

　＊上洛に応じない家康に自分の妹と母親を相次いで送り込む

「秀吉」「根回し」「策略」

（『日本史の黒幕』記事より画像引用）

⛳秀吉、根回しをしてから戦を始めた
　☆天下を手中に収めたのが豊臣秀吉
　＊秀吉の大きな武器、人たらしと調略の才能
　＊奇策や裏工作を駆使し野望を実現していった
　☆秀吉が頻繁に用いたのは

　＊事前に、敵方の重臣や彼らに加勢する武将に接触し

　＊寝返らせてから戦をしかけるという手法だった
　☆鳥取城の兵糧攻めには秀吉の非道さがきわだっている
　＊事前に周囲の米は、買い占められていた

　＊秀吉は、領民を痛めつけ、城内に逃げ込むように仕向けた

　＊兵糧が少ないところに、多くの人間が集まってしまった
　☆.餓死者が続出し、遺体にさえ手を出したと伝えられている

⛳秀吉は、かっての主家織田家を乗っ取る
　☆秀吉は主君の敵を討った張本人だったが

　＊信長には成入した息子が２人もいる

　＊家臣の秀古がしゃしゃり出る余地などない

　＊ライバルである柴田勝家は三男の信孝を推していた
　＊秀吉は、信長と共に命を落とした長男の息子、三法師を推した

　＊秀吉が実権を握るために、三法師はじつに都合のいい″駒”だった
　＊会議に出席した４人の中で、反対したのは勝家１人だった

　＊勝家と信孝は、秀吉に抵抗したが、戦に敗れた
　☆秀吉は事実上、主家を乗っ取ってしまった

⛳肉親を人質として利用する
　☆織田家には、信長の次男である信雄が残っていた
　＊信雄が組んだ徳川家康は強敵

　☆「小牧・長久手の戦い」では秀吉軍が敗北する場面もあった
　＊秀吉は、凡庸な武将だった信雄に的を絞った

　＊秀吉は彼の本拠地を攻め、信雄と密かに講和を結ぶ

　＊家康から主家の息子を援護するという名目を奪い取ってしまった
　☆上洛に応じない家康に自分の妹と母親を相次いで送り込む
　＊彼女たちはいわば人質である

　＊家康もここまでされては上洛せざるを得なかった

　＊会見の前夜、秀吉はこっそり家康の宿舎を訪ねて

　＊「明日はよろしく頼む」と依頼していったという

　☆天下人という主役の座を射止めるために

　＊秀吉は、裏では最後の最後まであらゆる細工を施していた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、『日本史の黒幕』