慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「由比正雪」「慶安事件」「松平伊豆守信綱」

2024年02月10日 | 歴史
🌸由比正雪(江戸前期)江戸幕府の転覆を企んだ

『要旨』
 ☆由比正雪、カリスマ性を持ったクーデターの首謀者
 *「慶安事件」の首謀者である由比正雪
 ☆由比は、黒幕がいるふりをして仲間を集める
 *紀州藩主の徳川頼宣が影の黒幕であるかのように装った
 ☆由比のクーデターの計画
 *部下の浪人たちが江戸で大樽に詰めた火薬を爆発させる
 *火の海となったパニツクに陥ったところで、江戸城に突入し
 *将軍を人質にして重臣らを皆殺しにする
 ☆由比は、計画が発覚し自害する
 *老中伊豆守松平信綱は、クーデターを知り、事前に鎮圧した
 *松平信綱は島原の乱を鎮圧し、「知恵伊豆」と呼ばれるキレ者の老中




「由比正雪」「慶安事件」「松平伊豆守信綱」
(「日本史の黒幕」記事他より画像引用)

由比正雪、カリスマ性を持ったクーデターの首謀者
 ☆戦国乱世にピリオドを打ち、太平の世をもたらした江戸幕府
 ☆再び世の中を騒乱の渦に巻き込もうと企んだ人物がいた
 ☆「慶安事件」の首謀者である由比正雪
 *江戸を火の海にして幕府転覆を図ろうとしたクーデター
 *彼はその饒舌さで人々を惹きつけた
 *彼の、カリスマ的な魅力に憑かれた浪人たちが彼の軍事道場へ入門
 *江戸にあふれた浪人らの心中を代弁するようになった
 *エキセントリックに反幕的な思想を説き
 *窮乏する浪人らの心をつかみ、浪人たちから教祖のごとく盲信された

由比は、黒幕がいるふりをして仲間を集める
 ☆由比が密かに幕府の転覆を計画した時期
 *第4代将軍家綱の治世が始まったばかりの頃
 *家綱は11歳で、幕府を転覆させるのには千載一遇のチヤンス
 ☆由比は、紀州藩主の徳川頼宣が影の盟主であるかのように装った
 *頼宣は家康の十男で、性質は豪気でわがまま
 *浪人を数多く召し抱え、幕府からも要注意人物としてマークされていた
 *謀反の黒幕に仕立て上げるにはもってこいの人物だった

由比のクーデターの計画
 ☆クーデターの筋書きは非情で容赦ないものだった
 *総帥由比は駿府の久能山で全体の指揮に当たる
 *部下の浪人たちが江戸で大樽に詰めた火薬を爆発させる
 *火の海となったパニツクに陥ったところで江戸城に突入し
 *将軍を人質にして重臣らを皆殺しにする
 ☆続いて京や大坂、駿府でも同様に火を放つて蜂起
 *駿府城を乗っ取つた由比が新たな将軍を担ぎ出し新政府を樹立する

由比は、計画が発覚し自害する
 ☆クーデター計画は、いとも簡単に露見してしまう
 *由比の部下の奥村が兄の権之丞に計画を漏らしてしまった
 *権之丞は、松平伊豆守信綱の家臣だったので信綱に陰謀を訴え出た
 *信綱は島原の乱を鎮圧し、「知恵伊豆」と呼ばれるキレ者の老中
 ☆その夜のうちに江戸で待機していた実行犯は捕えられ
 *駿府に旅立つていた由比にもすぐに幕府の追手が追った
 ☆事件の発覚を悟った彼はその場で自害した.

 ☆計画に加わった一味もすべて捕えられた
 *逮捕者の妻や父母、兄弟、幼い子供までもが
 *見せしめのために礫や斬首の刑に処された
 ☆この事件以降、幕府は大名の取り潰しを緩和し浪人の発生を防いだ
 *そのため、幕藩体制は揺るぎないものとなった
 ☆最初から中途半端なクーデター計画だった
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本史の黒幕』

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« My English practical train... | トップ | 「応仁の乱」「三男の秀忠が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事