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ヒト以外の生物は老いずに死ぬ2

2023年07月10日 | 生命科学
🌸 ヒト以外の生物は老いずに死ぬ(2)

野生の生き物は老化しない
 ☆死ぬ前の動きが悪くなった状態を「老いた状態」とした場合
 *野生で生きている生き物で「老いた状態」を見ることはない
 *飼いイヌや飼いネコの老いた姿は目にするが
 ☆生態系は「食べる食べられる」の関係で維持されている
 *動きが悪くなるとすぐに「食べられて」死んでしまう
 ☆天敵が少ない食べられにくい生き物でも
 *体力が衰えると自身で狩り出来ず食べること出来ず死んでしまう
 *野生では、のんびり老後を迎えることはない
 ☆進化によって老化した状態
 *その生物にとって生きやすくなったり
 *子孫を残しやすくなったり生存に有利に働かない
 ☆野生の生物に老化はそもそもない
 ☆一生穴蔵暮らしのハダカデバネズミ
 *女王ネズミは死ぬまで子供を産み
 *女王以外のネズミも全く老いた症状を見せません
 *死ぬ間際まで普段通りの活動ができるように適応している
 ☆ハダカデバネズミに代表されるように、野生動物は基本的に老いない

ゾウも老化しない
 ☆哺乳類は一般に、体が大きいほうが長生きする理由
 *体が大きい生き物は、成長に時間がかかる
 *その長い成長の間、親が養育しないといけない
 *親は、その分も長生きでないといけない
 ☆進化の過程で体が大きくなると同時に
 *付随して長生きの親が選択されてきた
 ☆小さい動物は、 一般的に寿命も短い
 *食べられて死ぬことが多いので長寿化のメリットはない
 *どちらが有利か不利かは、その生きている環境による
 ☆ハツカネズミは妊娠期間が20日(はつか)でその様に呼ばれる
 *寿命は数ヵ月から1年
 *鳥や他の動物に捕食されて死ぬ為、慌てて子供を作る
 (食われる前に子供を残せる「早熟」な種だけが生き残った)
 ☆ネズミは数ヵ月で食べられて死んでしまう
 *長生きに関わるような遺伝子は必要ない
 *その為、がんを防ぐ遺伝子の働きが弱い
 ☆ゾウは60年以上生きている
 *ゾウのような大型哺乳動物は、食べられて死ぬ個体は少ない
 *ゾウは体が大きくて細胞の数も多く、寿命も長いが、がんにならない
 *ゾウががんにならない理由は、p53の遺伝子が20個もある
 *リフシックスというp53の働きを助ける遺伝子もゾウにだけ存在する
 ☆ゾウが長生きする理由
 *傷ついたDNA持つ細胞を修復して生かすのではなく
 *容赦なく殺して排除する能力に長けている
 *老化して傷ついた細胞も同じように排除されるため
 *ゾウは基本的には老化症状を示さず
 *死ぬときには心筋梗塞などの循環器系の不具合が原因で
 *ピンピンコロリと死ぬので、「老いたゾウ」は存在しない
 ☆ヒトにとって少しずつ老いていく「老化」はごく身近なものですが
 *自然界の生物を見渡すと、とても珍しい現象
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』






ヒト以外の生物は老いずに死ぬ2
『なぜヒトだけが老いるのか』記事他より画像引用)

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