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農耕民と牧畜民の起源4

2022年09月11日 | 歴史

🌸農耕民と牧畜民の起源4

フリカのゲノムデータの解析

 ☆アフリカのゲノムデータより、アフリカにおける集団の形成過程

 *各地の民族集団が、ほぼ地理的な関係を保っている

 *地理的に近い集団、互いにある程度の遺伝的な交流がある

 ☆第一軸(横軸)は、集団の東西方向の分化を示す
 *異なる言語族間の違いを反映している

 *アフリカ人の遺伝的な変異は言語グループ間のものが大きい

 ☆第二軸(縦軸)はアフリカ大陸の西側での南北方向の分化を示す

 *ニジェール・コンゴ語族の内部での分化に対応している 

 *初期農耕民の拡散、現代のアフリカ集団遺伝的な特徴の形成に役割を果たした

 ☆代謝に関わる遺伝子の中には

 *地域別に異なる選択がかかっているものも見つかっている

 ☆アフリカの内部でも遺伝的な分化がある

 *代表的な例はマラリアに対する耐性遺伝子を持つ民族

 *マラリアが比較的多く発症する西アフリカと東アフリカに多くいる

 * マラリア耐性遺伝子が高頻度に存在する地域と重なっている

アフリカの古代ゲノム研究
 ☆多くの地域が熱帯や砂漠によって占められているアフリカ

 *化石人骨にDNAが残りにくい地域

 ☆アフリカ人類の揺藍の地でありながら、研究のスタートは遅れた

 *現状では、古い時代の古代のDNA収得出来ておらず

 *ホモサピエンスの形成は、ゲノムデーターからしか推測できない

 ☆アフリカ最古の古代ゲノム

 *モロッコ北東部の洞窟から発見された人骨の解析で

 *ゲノムの6割程度が中東の文化の人びとに関係すると見積もられている

 *この時代の北アフリカと中束の遺伝的なつながりが明らかになっている

 *ただし、残りの遺伝的な要素は、現代のサハラ以南の集団と共通している

 ☆アフリカのDNA、ヨーロッパ・ユーラシアとの遺伝的なつながりはない

 *文化の広がりとヒトの移動、必ずしも一致しない

バンツー系農耕民の起源と拡散

 ☆アフリカ大陸の集団の遺伝的な構成に影響を与えたバンツー系合計4名のゲノムが解読
 *親族関係にあることや、5000年も離れているのにゲノムもよく似ている

 *現在の中央アフリカの狩猟採集民のものに近いという結果が出た

 ☆農耕の起源地とされる地域の農耕民の移動

 ☆4000年前、アフリカ西部(カメルーンやナイジェーマー)地域で始まった

 ☆農耕の発祥の地、カメルーンのシュム・ラカ岩陰遺跡か

 *農耕が始まるであろう時期の人びとの遺伝子なのにもかかわらず

 *現在の農耕民との関係は見出されなかった

 ☆シュム・ラカ岩陰遺跡の人たちを加えた古代ゲノムの系統解析

 *世界へ進出した集団を含めた系統関係についての考察が行われている

                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『人類の起源』

農耕民と牧畜民の起源4

(『人類の起源』記事、ネットより画像引用)


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