
☆身元不明遺体は増え続け、全国でおよそ2万体に上る
☆身元不明相談所では、遺体の似顔絵や着衣・所持品の写真などをパネル展示している
☆身元不明者を調査する警察官コメント
*仕事とはいえ地道で気が遠くなる作業
*仕事の成果がでても、帰りを待っていた遺族に残念な知らせをしなくてはいけない
*自分が考える以上に、自分の存在はこの世にとって大切なものだと気づいてほしい

☆中年女性(住宅街を流れる川で自殺とみられる遺体)
*所持品はハンカチだけ
☆高齢の女性が飛び降り自殺(都内の団地)
*遺書はなくどこの誰とも分からなかった
☆70歳の女性(北関東で行方不明届が出されていた)
*いなくなったその日に都内で電車に飛び込んだ
*亡くなる1週間前には紅葉を見にドライブに出かけ、変わった様子はなかった
*自宅には、「さがさなくていい お金がかかるから」とのメモが残されていた
*自殺の理由は一切書かれていない

☆親しい人や家族に何も告げず突然姿を消すケースが多い
☆NPOの代表・清水康之さんコメント
*自殺と知られれば過度な負担をかける
*「知られずに姿を消す」ことを考えた可能性がある
☆精神科医の香山リカさん縁切り死を選ぶ人の心の内を推測
*縁切り死は「自分の存在価値を見出しにくい社会」の断面が映しだされている?
*自分は無価値な人間だとか、迷惑をかけているだとか考えてる
*いなくなっても誰も困らないから、せめて消える時はひっそり消えたい
*今日もたくさんの人が消えたって、世の中普通に動いていると思って
*自分がいなくなっても良いんじゃないかなと思ってしまう

☆「気持ちが分かってしまう」「良くわかる」等共感を寄せる人が多数
*自らそれを選びたくはない
☆自分も先々そうするのではという不安もつぶやかれている

☆自ら誰にも分からない形でこの世から去ることを選ぶ人もいる
☆身元が分かる物を一切持たずに自殺する「縁切り死」は、増加している


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六本木ヒルズ近くて、警察官から無料で貰ったキーホルダー(行方不明者捜査協力依頼)
いなくなっても誰も困らないから、せめて消える時はひっそり消えたい
(NHK「クローズアップ現代プラス」テレビ画面他より画像引用)