ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

逸話

2008-11-30 18:22:33 | つぶやき
先日、元プロ野球選手で、まさかり投法でおなじみの村田兆治の
インタビュー記事を偶然目にした。

その珠玉の言葉に、私たちは何か学ぶべきことがあるように感じた
ので、抜粋して記してみた。

村田兆治さんは、なぜ、140キロの球を投げることにこだわるのか?

「『俺は、昔はこうだった』と言ったところで、聞いた人は『あんた、
今やってみせろ』って思うでしょう。 やってみせることで、それが
事実だとわかる。だから、やれないのは、評論家なんだ。 そんな人の
言うことを、本気で聞くわけがない」

「『こうしてごらん』と教えるとき、話しだけ聞かせてお茶を濁すのも
一つの方法だけど、 実際に、見せなきゃ子供だって納得しない。
私は『昔は凄かった』じゃなくて『今が凄い』って言われたいんです」

昔の自慢話で、自分を大きく見せようとはしない。自分の現役時代を
知らない子供達に、凄い野球を伝えるためには、 「自分が、今凄く
なくてはいけない」から、「今を磨き続ける」のだそうである。

まさに秀逸である。

どんな偉い人の話しでも、実際に心に火をつけるのは、
「今が凄い人」「今に磨きをかけている人」の話しなのである。

歳を取って、過去の逸話にすがるような人生だけは、なんとも送りたくない
ものである。

(しかし、逸話の無い人生もありかな…)




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