タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

とんど(左義長)

2009年01月11日 | 日々雑感
とんどに参加しました

 正月特集も終わって今日は軽い話題です。テンプレートも変更して気分も変えましょう。

 タカ長団地が属する学区のとんど祭りが、近くの中学校のグランドで今朝行われました。会場には子どもからお年寄りまで約200名が集まり、新しい年の無病息災・家内安全を祈願されていました。

 とんどは民俗学的に見ると、門松や注連飾りで迎えた神をそれらを焼くことによって炎とともに見送る行事だとされているようです。昔は各地で行われていたようですが、最近は都市部は過密化して場所がないとか言った事情でやりにくくなったり、田舎は場所はあっても人がいなくて出来ない、と言ったような事情がありそうです。また、ダイオキシンの問題で出来なくなったところがある、と聞いたこともあります。
 ともあれとんどには厄除けの意味もあり昔は村々の入口で行われていたとか、最近は子どもたちに昔からの伝統行事を教える場になっているようです。



 とんどは年男、年女の点火によって始まりました。



 点火するとあっと言う間に15mはありそうな岳のやぐらの上まで炎が上がりました。燃えやすいようにセットされているとは言え炎が上がるのは早いものですね。



 事前に置かれていた注連飾りなどもあっと言う間に炎の中に、、、、。火事とけんかは江戸の華、どちらも大きなほうが良い、と不謹慎なことを聞いたこともありますが、もちろんこれはジョークです。誰だって火事が好きな人はいません。
 
 しかし、今日は万が一の場合を想定されて消防車も待機しているのですから、この炎だけは派手に燃えて欲しいものだと思いました。その炎をアップします。今年の厄も一緒に燃えて欲しいものですね。









 派手に燃えている間にタカ長も地元の人たちの厚意によるぜんざいや豚汁をご馳走になりました。これで今年は良いことが????



 とんどのあとの火で餅を焼いて食べるとその年は病気をしないとか、多くの人たちが餅を焼いておられました。今回の行事は高齢化が進むタカ長団地だけのものではないので若い世代の人が子供連れで参加されていました。若い人やこともたちが多く集まっているとそれだけで新鮮なものを感じます。

 今日は鳥ともタカとも関係ない話題で失礼しました。