タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

日韓共同調査に向けて

2009年01月29日 | 韓国情報
タカは北からやって来る?

 タカは北からやって来る、と言ったらサシバは南から日本に帰ってくると言って叱られそうですね。ここで言うタカはタカ長観察地のメイン、ハチクマの話です。

 まもなく東南アジアの越冬地を出発するハチクマは、5月になれば韓半島を経由して日本に帰ってきます。そこまでは衛生追跡で確認されていますが、日本に帰ってくるハチクマのすべてが、1羽残らず韓国を経由しているのかどうかはタカ長は断言できません。第2、第3のルートがあるかも分かりませんから、、、、、。

 とは言ってもほとんどのハチクマは韓国から渡って来ているはずですから、春の渡り調査では韓国での調査は欠かせないのです。しかし、韓国にはタカの渡りを見る人が少ないのでこれまでほとんど調査は行われていません。連続調査としてはタカ長とトビ吉おじさんが行った5日間の調査だけ、と言っても間違いない状態です。

 そこで今シーズンこそはいままで以上の調査をしてみたいと、タカ長はキム・ソンヒョン研究員を窓口に韓国の人たちと連絡を取りながら、調査体制を整えているわけです。タカ長としては5月に20日間の連続調査をするつもりでいるのですが、、、、。

 それぞれの調査担当者にはそれぞれの事情がありますから、計画が100%実施されるかどうかは現段階では不透明ですが、今年は小さな一歩でも踏み出して、目に見えるものを残したいと考えています。



 突然タカとはまったく関係のない写真を出しましたが、間違いではありません。ソンヒョン君が送ってくれた最新の写真です。先日の韓国東海岸での調査のときに撮影したものです。4枚アップしますから何の写真かお考え下さい。

 サービスが悪いようですが、本当のところはタカ長も自信を持って識別できないのです。うそを言ってはいけないので、識別は皆様にお任せすることにします。







タカの渡り調査、どなたか韓国までご一緒してくださいませんか?

 ただいま調査員募集中、と言ったところです。