タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~4月8日

2009年04月08日 | タカの渡り観察
タカは飛ばなくてもツルは飛ぶ、、、、、

 早朝白い雲が広がって、絶好の観察日よりだと喜んだのもつかの間、タカが飛び始める時間になるとほとんど快晴状態になってしまいました。青空の中からタカを探すのはそろそろイヤになってきています。

 そのようなことを考えていたら新入生が、、、、
 「アオサギみたいなのが上がってきた」と言う。
 「違う、違う、首を伸ばしているでしょう」とタカ長が先輩ぶりを発揮。

 120%間違いないナベズル2羽が双眼鏡の視界の中で朝陽に光っていました。



 タカ長カメラでは厳しい距離ですが、双眼鏡ではバッチリの距離でした。

 何はともあれと思って撮った写真です。画質が悪いのは我慢してください。



 タカ長観察地に詳しい方はイメージしてください。この2羽のナベズルはトランス電柱の向こうから上がってきて(塒だちだと思われます)少しずつ高度を上げて、、、、



 A山の稜線沿いに移動しながら50番鉄塔の左側を越えていきました。時間は9時35分から38分頃のことです。

 早速愛媛県のK氏に電話連絡したら

 「四万十のツルが昨日飛び立ち、そのツルを愛媛県西部の由良半島でタカを観察していた人が目撃した」
 「そのツルは北に向かって飛んで行った」

 と言うような話を聞きました。

 昨年秋も四万十の方向に向けて一気に飛んでいくツル(おそらくナベズル)3羽を観察しています。そのツルが帰ってきたのかどうか、それは分かりませんが、今朝見たナベズルは、昨日四万十を飛び立ったものである可能性が高いような気がします。(タカ長の期待をこめた独断ですが、、、、)

4月8日  晴

  観察者   タカ長 新入生 コリ吉 他
  観察時間  8:45-15:00

     ノスリ           4
     サシバ           8
     ハイタカ    西向き  1
     ハイタカSP  西向き  1

 本当にパラパラ飛ぶだけです。

 満開なのはサクラだけ、と言うのが今日の観察地です。