タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~5月27日

2010年05月27日 | タカの渡り観察
ハチクマの観察ってこんなに寒かった???



 観察開始前、観察地は青空、裏山の新緑も輝いて見えます。空気もクリア、最高の観察日和なのです。



 広島湾の海もくっきり。あの島のミカンが見えるのではないか?と冗談を言っているくらい空気はクリアなのです。

 しかし、観察開始時間になると一面に雲が広がって完全な曇。

 このような状態がここ2~3日続いています。



 9時30分の気温が17.2℃。写真には風が写りませんが、風力2~3程度の北よりの風が吹いていますから体感温度はもっと下がっているのです。



 11時30分になっても17.4℃。風もおさまっていません。

 この時期ですからダウンのジャケットは着ていないので寒いのです。

 ハチクマの観察ってこんなに寒かった???

 釜山では気温12℃、同じように風に吹かれながら観察しました。体感温度は間違いなく一桁になっていたはずです。

 タカ長観察地は午後には晴れてきましたが風が強まりました。いつもなら日影を求めて移動しながら観察することになるのですが、今年は日向に出て観察しています。

今日の結果

  5月27日     曇のち晴

     観察者      タカ長 ジューヤク コリ吉
     観察時間     8:00-15:00

        ハチクマ            2
        サシバ             2
        ハイタカSP    西向き  1
        大型不明           1

  今日最初のハチクマはA山から観察地のうえに向けて低く飛んでくれました。一瞬カラス、と思わせるような暗色型でした。もう1羽はB山からC山方向へ流れて行きました。これは少し距離がありました。

  印象に残るハチクマとしてはあの暗色型が最後になるのでしょうか???