タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~5月30日

2010年05月30日 | タカの渡り観察
千秋楽結び前の一番は、、、、、、

 2月下旬からはじめた2010年春の連続調査。いよいよ明日が最終日になりました。

 言ってみれば今日は千秋楽結び前の一番、と言えそうです。

 先ずはその結果

今日の観察結果

  5月30日     晴

     観察者     ジューヤク タカ長 トビ吉 キョージュ ガミーネ カンヌシ
     観察時間    8:00-16:30

         サシバ              6
         ハチクマ            15

   まだまだ渡っている、と言えば言えます。しかし、どこかで線を引かないといけません。皆さん、それぞれの生活があるのですから、、、、、、。

   ゼロになったら止めやすいと言えますが、しかし、明日もまた何羽かの渡りを期待して観察地に行くつもりです。

観察結果は面で見ないと、、、、、、、

  タカ長は韓国での調査結果をまとめるために観察データをパソコンに入力しています。その作業はそれほど時間を要するものではないのですが、何かと野暮用があるので、それを言い訳に本当に少しずつ進めています。

  2週間に及ぶ調査もパソコンに入れてしまえばほんのチョッピリです。しかし、そのチョッとの数字の中に悲喜こもごもの思いがあり、その数字の意味するところを問い直すと何かが見えてくるように思えます。

  

  今日はそのことを話すつもりではないのです。まだ、データの整理も出来ていませんから、、、、。

  ただ、渡りはひとつのポイントだけで見ると面白くないと考えています。その話のさわりだけを、、、、、、。

  タカ長は少なくともハチクマの渡りについては韓半島と日本をひとつの渡り圏としてとらえて、その全体を見てから渡りを考えたいと思っています。韓半島と日本、もちろん国は違いますが、もともと国と言う概念はハチクマにはないことなのですから、ここで日本だ、韓国だと言うのは何かしらおかしいように気がしているのです。

 

  タカ長としては広い目で渡りを見たいのですが、、、、、、

  同じような目線で見てくださる人は多くないように思っています。外国を含めたひろい視線ではなく、同じ日本の中だけでも、全日本的な広い心で渡りを見ている人ばかりではないことを見聞きしています。



  ハチクマだけではありませんが、私たちが相手にしているタカには県境もなければ国境もないのです。そのようなものは私たちの心の中にだけある概念なのです。

  そのような概念に縛られないで渡りを見て行きたいのですが、、、、、、。

  この件は後日あらためてコメントさせて頂きたいと考えています。