タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

巣箱めぐり

2017年12月04日 | 山歩きから
朝から曇り、気温も上がらなくて、何となく底冷えするような天気です。

だからといって炬燵の番をしているようなタカ長ではありません。

今日は相棒と裏山の巣箱めぐりです。

    

裏山には10個の巣箱を設置しています。オオルリ用の巣箱です。

小鳥を呼ぶ巣箱といえば高いところに設置するイメージがありますが、オオルリは地上に巣をかける鳥なので、高いところに設置する必要はないのです。

夏鳥用の巣箱としてはキビタキの巣箱を設置したいのですが、、、

キビタキ用の巣は木の高いところに設置する必要があります。

そのような作業は高齢者には無理なので、巣箱といえばオオルリ用ということにしているのです。

    

オオルリの巣箱は人の胸の高さでもいいので設置は易しいのですが、、、、、

設置する場所は渓流沿い、ということになります。わが裏山は荒れているので、その場所に行くのがひと仕事になります。

  

  

上の写真のように大写しになっているのはタカ長も巣箱の近くまで行って確認していますが、、、、

遠くから見下ろしているような巣箱は相棒の仕事、、、、病み上がりのタカ長は文字通り高みの見物です。

    

巣箱めぐりですから標高の高いところに登ることはありません。

途中には展望の良いところもあり、遅い紅葉と私たちの町を見下ろすことも出来ます。

このような裏山歩きはタカ長のリハビリに丁度良い山歩きになるようです。

  

今年の成績はよくありませんでした。

裏山には10棟のオオルリ用マンションを設置していますが、確実に入居者があったのは2棟だけ、、、、

水苔などの巣材はあっても、途中で巣作りを放棄したのか、巣のかたちをしていなくて、ハッキリしないものが2棟、、、

残りの6棟はアタリなし、かすりもしなかったようです。

ということは今年は不良、、、、ハッキリ調査しているわけではないのでオオルリの飛来が少なかったとか、、

飛来は例年並みだけど、巣箱を気に入ってもらえなくて売れなかったとか、そのようなことは判断できません。

    

本日のお土産です。

これからヒラタケのシーズンになりますが、そのヒラタケが採れる木が少なくて困っています。

本当はそれほど人気があるわけではありませんが、ライバルとバッティングするところにその木があり、、、

私たち専用の木が少ないという意味です。

このヒラタケは登山度から離れたところに隠している(?)木に生えたものです。

冬の間は登山道を離れて山を歩くことが出来るので、新しい木を探したいのですが、、、

わが裏山ではそのヒラタケの木も簡単には見つからないようになっています。