タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

動くサロン

2017年12月21日 | 日々雑感
本日は北アルプス・燕岳の写真を使っての更新です。

昨日紹介した「生き心地の良い町」(岡 檀著)を読了しました。

この本は自殺について書かれた本ですが、著者が調査した徳島県の海部町(いまは合併して海陽町)の様子を知ると、町づくりのヒントが色々あるのです。

著者は海部町の自殺が全国的に見ても、近隣の町と比べても極端に少ない理由を下記の5つのキーワードで紹介しています。

   いろいろなひとがいてもよい、いろいろな人がいたほうがよい

   人物本位主義をつらぬく

   どうせ自分なんて、と考えない

   「病」は市に出せ

   ゆるやかにつながる


その詳細はここでは紹介できませんが、この本に書かれていることを、著者が言うように「いいとこ取り」すれば、私たちの町づくりに参考になることが多いのです。読了してあらためて感じました。

著者は昨日も紹介したように、海部町にはサロン機能をもった場が多いことにも注目しています。

そのサロンは建物の中だけではないので、団地の同好会はサロン的な機能を持っていると言っても間違いないようです。

少なくとも私たち山グループの活動は動くサロンといっても間違いありません。

このサロンがあるから多くの仲間が集まり、そこで楽しい時間を過ごすことが出来ているから22年も続いているのだと思います。

そのようなことやら、、、、仲間たちに何度か話したことがある「病は市に出せ」とか、、「ゆるやかにつながる」という章に書かれていることをいいとこ取りすれば、団地新聞の記事になりそうなのですが、、、、、

    

いま現在のタカ長の頭の中は、これより深い霧の中を歩いている状態で、、、

その状態を改善するために仲間たちに相談するため、今日の午後「影の編集会議(?)」を仲間の家で開く予定です。

ここではタカ長が担当する上記の記事のことばかりではなく、団地新聞全体について相談しますが、、、、

考えてみれば、これもまた団地のサロン活動みたいなものですね。

    

今日仲間たちと影の編集会議を開いても、即キリが貼れるとは思いませんが、、、

せめて、団地新聞完成までの道筋が見えてくることを願っているのです。

私たちの団地新聞に限ったことではありませんが、何かを作成するヒントとか、完成までの筋道などは、

正規の会議より、その後の酒の席で見えてくる、、、、、というようなことが多いのではないでしょうか?

    

完成までの筋道がある程度見えてきたとしても、、、、

何年やっても素人のタカ長は、原稿を印刷所に渡して、初校が出来てきて、、、、

新聞のかたちがこの目で確認できるまで晴れやかな気持ちになれません。

ということは、、、、まだまだブルーナ気持ちが続くといういうことですが、、、

でもまぁ、タカ長のまわりには「動くサロン」が複数ありますから何とかなるはずです。

ということにしておきます。