タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

気持ちはブルー?

2017年12月20日 | 日々雑感
天気予報では今日は終日晴れ。しかし、、、、雲が多くて、、、

気象学的には晴れかも知れないけど、拙宅の中まで陽の光が入らないので、気持ちはブルー?

本当はそのようなことでブルーなのではなくて、、、団地新聞のことが心に引っかかっているからです。

このところ毎年味わっている恒例のものですが、、、、まぁ、これが自分の役目だから仕方ないのかなぁ、、、、?

           

今回の紙面づくりの参考にしている本です。

徳島県の海部町(現在は合併して海陽町)が全国的にみても、近隣の町と比べても自殺が極端に少ないことに着目した著者、岡檀(まゆみ)さんが4年間のフィールドワーク、そして膨大な資料を調べて著わした労作です。

自殺と私たちの町づくりには、直接的には何の関係もありませんが、、、、

海部町がタイトルのように「生き心地の良い町」で、そのため自殺が少ないのですから、海部町が生き心地の良い訳を知れば、町づくりのヒントが見つかるのではないか、と考えているのです。

タカ長はこの海部町のことを10MTVで知ったのですが、その時から町づくりのヒントがあるように感じていました。

    

この本に書かれていることをすべて紹介する紙数はありませんが、、

海部町が生き心地のより理由の一つが、住民同士が緩やかにつながり、町内にサロン機能を持つ場、社交場所が多い、とこの本に書かれています。

近くにサロン的な場があれば、住民はそこに出かけて、家に引きこもることが少なくなるのかも分かりません。

そのサロンは、たとえば公民館みたいな建物を必要とするものばかりではなく、共同洗濯もの干し場みたいなものでもOKなのです。

そのように考えたらタカ長たちの山歩きは「動くサロン」だと言えそうです。

私たちは毎度毎度「サロン」をかついで山を歩いているようなものですから、私たちのメンバーは心身ともに元気なのかも分かりません。

  

だから、記念写真はいつも笑顔、笑顔ですね。

海部町は江戸時代初期、大阪夏の陣などで焼けてしまった大阪の戦後復興に必要な木材を運び出すために、各地からいろいろな人がやって来て出来た町です。

私たちの団地は山を切り開いて創生した町です。そのためタカ長たちが第1世代で、古くからの住民はいません。海部町も似たようなもので先祖代々住み着いている人がつくった町ではありません。

そのような歴史的な背景を頭に入れてこの本を読むと、町づくりのヒントがいろいろ見えてくるのです。

それを上手に広報誌の紙面に反映したいのですが、、、、、タカ長に出来るかなぁ???

そのようなことを考えると、気持ちがブルーになりますね。


教養動画メディア 10MTVオピニオン