★萩原麻未、23歳。
ジュネーブ国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝した。
このピアノコンクール、めったなことでは優勝者を出さない。
それがヨーロッパ流の超一流の「プライド」と「極み」だろう。
それが今回、8年ぶりに麻未さんが優勝の栄冠に輝いた。
おめでとう。
「自分の気持ちが音になったの」。
優勝した広島市出身のピアニスト、萩原麻未は語った。
情感ほとばしる演奏で聴く人の魂を揺さぶる。
麻未さんが学んだ広島音楽高校、「麻未の演奏は、感情が自然にわき出て、心にしみ込んでくる。天才っているのね」。
麻未は幼い時、当時住んでいた呉市のヤマハ音楽センターに通った。
講師だった田中先生によると、どんな和音も次々に聞き当てた。1年かけて習う3冊の教則本も1週間でほぼマスターした、という。
「この子は何か持っている。普通と違う」そして、「私が先生でいいのかしら」。
日頃の練習ですら、喜怒哀楽がほとばしる。「こんなに小さい子がどうしてこの曲の情感をここまで出せるのか」。
教える立場なのに、先生自身が感動を抑えられなかった。
普通、生徒には「もっと感情を込めて」と教える。だが、麻未には「感情を抑えて」と言っていた。
麻未自身に聞くと、精神と音が調和するピアノ演奏ができた瞬間、心が震えるという。
そんなとき、「いま、自分の気持ちが指を伝わり、音になったの」と吐露する。
萩原麻未、ピアノの天才というより、神様がこの世に送り込んだ魂の芸術家。
麻未さんは来月12月に帰国するという。
★輿石と柳田稔。
さて、こっちは薄汚い永田町の話。
日曜日の夜まで法務大臣を続投すると明言した柳田稔の背後には、墓掘り番人の顔を持つ輿石がいた。日曜の夜、総理公邸で輿石は「柳田を辞めさせない」と、菅を怒鳴り上げたという。総理より偉い民主党の大幹部、まるで中国共産党だな。
★菅直人。
菅のオドオドとした顔つき、中国のコキントウにやっと会えてもらい、「日本へよくおいで下さいました」という冒頭の簡単な挨拶を、手元の原稿を見ながら喋ったのは、情けなく、みっともなく、ボロボロであった。
★みんなの党。
仙谷由人に対する問責を、補正予算案の採決前に単独でも24日に出すという。
本ページは断固支持する。仙谷など日本を駄目にする反日政治家だ。この際、問責で失脚させよ。
「法律を超えて韓国に補償せよ」という仙谷の理屈は通らない。それを言うなら韓国に残してきた日本の財産、鉄道、郵便局、ソウル大学、水源ダム、ソウル駅、その他の莫大な資産を日本へ返還せねばならない。その財産は今の価値で8兆円を越える。
1965年の日韓基本条約において、日本は韓国に5億ドルの経済援助を行った。
その当時の韓国国家予算は3.6億ドルであったから、その1,3倍の経済援助を日本は行ったのだ。
さらに、「尖閣ビデオの隠蔽」、ユーチューブで公開された44分の映像は、国家機密でも何でもない。あれを機密だというのは、国民には何も知らせないという態度だ。
本当は、ビデオの中に中国人船員と海保のバトルがあったので、それを隠蔽したかったのだろう。
さらに、「自衛隊は暴力装置」という発言は許し難い。だとすると、自衛隊は暴力団と同じになるぞ。
★産経新聞の世論調査。
菅直人の支持率は最低の21.8%になった。不支持率は59%と6割に迫った。
次期衆院選で、どの政党に投票するかは、民主党は25%、自民党28%だったが、みんなの党は何と16%へ跳ね上がった。
★北沢俊美。
防衛大臣の指示で、民主党と菅政権を批判する民間人を自衛隊行事に招待しないことを命じる通達が出されたという。
思想信条の自由を定めた憲法19条と表現の自由の憲法21条違反だな。
つまり民主党というのは、前から指摘しているが、言論統制と封殺の「ならず者集団」ということ。北朝鮮と中国にそっくり。
★財政危機に陥ったアイルランド。
EUに対して資金の緊急支援を要請したという。つまり国家破綻寸前だ。
必要なカネは、総額900億ユーロ(約10兆2000億円)に上る。
これじゃギリシャと同じだ。
ギリシャへの支援額は1100億ユーロだから、それに近い。
その原因は、アイルランドの不動産バブルが崩壊し、カネを回収できない大手銀行が多額の資金ショートに陥った。
2010年の財政赤字はGDP比約3割に上る。アイルランド国債の金利は年8%台というから高金利で自力再建は不可能。つまり借金地獄に陥る。
さて、日本の大借金はGDPの約2倍。日本もギリシャとアイルランドと同じ運命か。
あるいは、その前にアイスランドの国家破綻があったな。
(ムラマサ、鋭く斬る)