武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

山本太郎、崖っぷち

2013年11月02日 | 人生の意味

山本太郎。
今年、7月参院選前には、思想は異なっても反原発で山本太郎を支持すると本ページは述べたが、当選後に山本は「年1ミリシーベルトじゃなくてもいい、5ミリでも10ミリでも妥協する戦いもあっていい」などと変節したことを見て、本ページの支持は間違いであったと述べた。

山本に期待したのは、既成の政治家の「政治は妥協だ」とする安直な道ではなく、どこまでも反原発を貫く、見果てぬ夢のドンキホーテを目指して欲しかったのだ。

そもそも山本に票を入れた人々は、山本が国会で権力を握って、そこで力を発揮するなどと誰も考えていないのではないか。山本に期待したのは、愚直なまでに反原発を旗にした純粋性ではなかったか。

しかし、選挙が終わった度に、その都度判明したことは、既婚で家庭を守っていると言いながら実は離婚していたとか、参院議員当選の日には、他の女性と事実婚で子供が生まれていたとか、誤魔化しというか、偽りが多い。それはプライバシーの問題ではなく、国会議員になろうとする以上、最低限、開示すべき個人情報なのだ。

そして、今回の園遊会事件、山本太郎は英国の「王は君臨すれど統治せず」という政治理念を知らないようだ。日本の天皇陛下は、国体の象徴であり、政治には関与しない。なぜなら政治の本質は権力闘争であり、ほんのひと昔前までは、政治とは「生命のやりとり」をする修羅場でもあったからだ。

さて、天皇陛下と皇后様は、何度も福島を訪れ、福島の人々を慰労激励し、被災現場をご覧になっておられる。そういう姿に我々日本人は感銘を受け、絆を深めるのだ。

(じゅうめい)

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