武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

五輪喪章エンブレムの廃棄の真相。  加賀谷理沙・全裸殺人事件の不思議。

2015年09月02日 | 事件

★佐野研二郎と五輪喪章エンブレム。
喪章エンブレムはパクリのドブ川に廃棄された。

拍手。
佐野研二郎を初めて見たとき、こういう悪相を今まで見たことがないと思った。だから織田信長に全山を焼き打ちにされた比叡山の破戒僧か、それとも幕末・新選組のゴロツキ隊士もああいう悪相であったかと想像した。
佐野の仕事は、デザイン界のエースでありながら、パクリに始まってパクリに終始したように、デザイン界の佐村河内かコピペの小保方晴子ではなかったか。

まず、104点のプロの応募作品から選ばれた佐野エンブレムは、審査側から2度もデザインの修正を求められ、3度目で通ったという経緯がある。
そもそも応募後に2度の修正などありえないし、不正の極みである。これは審査を仕切った組織委員会の局長で電通の槙英俊と審査員8名の内、4人と結託した出来レースで談合不正そのものだ。

永井一正(委員長)、長嶋りかこ、浅葉克己、高崎卓馬らは2度の修正を要請し、最後に修正された五輪エンブレムを受賞作に決定したという。

しかしながら、デザインの二度に渡る修正に、審査委員8人の中で平野敬子は「審査で選んだのは原案」として、佐野エンブレムの承認を拒否した。
平野さんいわく、「自分が選んだ原案と違う。あとから修正させたら承認は出来ない」と反発したが、他の7人は了承し、五輪エンブレムに選ばれたという。

組織委員会はネットによる相次ぐパクリ指摘にも関わらず、佐野を擁護していたが、エンブレムの掲出イメージ画2枚に決定的なコピペがあったとして佐野をかばい切れなくなった。
というのは他者の写真2枚(羽田空港と渋谷スクランブル交差点)が無断でコピペされていたことがバレて、しかも原画にはコーピーライトが載せてあったが、それを消して無断転用したのだから弁明にならなかった。
9月1日に佐野が武藤敏郎に行なった釈明は「うっかりしていた。すみません」だった。しかし、他者のコピーライト(著作権表示)を消して、無断転用するなどプロとして悪質だ。

一方、佐野エンブレムがベルギーの劇場ロゴをパクッたとして、ベルギーの超大物弁護士・ベルンベルームはIOCを訴えた訳だが、隠し玉の決め手は何と「ピンタレスト」であったという。
ピンタレストとは世界のロゴやエンブレムを家で見られ、編集ソフトを使えば、反転でもデジタル拡大、縮小、構図の変更も意のままになる。
佐野さんは、会見で「ピンタレストなど見たこともないし、ベルギーに行ったこともない。だからベルギーの劇場ロゴなど全く知りません」だった。
ところがピンタレストの登録は佐野さんのメルアドで行なわれていたことが発覚してしまった。そしてベルギーの大物弁護士の決め手は「ピンタレストには、ベルギー劇場ロゴへの日本からのアクセス履歴がある」というものだったそうな。
その日本からのアクセス履歴とは誰であったのか、これ以上、説明するまでもないだろう。

なお、ベルンベルーム弁護士はベルギー王室のお抱え弁護士であり、欧州における著作権法の権威だという。

 

★加賀谷理沙・全裸殺人事件。
またしても、じゅうめい探偵の眉間に皺が寄る。
まず不思議に思ったのは、なぜ理沙さんはスマホを2台持っていたのか、ということ。
タダではあるまいし、25歳の余り裕福そうに見えない女性が2台のスマホを持つ理由とは何か。普通の生活ではスマホ1台で充分なはずだが。

世間では、2台以上の携帯電話とか、スマホを持つ人は珍しくないが(私も持っている)、そういう人はビジネスマンに多く、商売用とプライベートに分けている。しかも常にコストを考えている訳で、25歳の居酒屋アルバイト女性が2台のスマホを持っていた理由とは何か。

彼女のマンションは、丸ノ内線中野新橋駅から南に約400メートル離れた中野区弥生町3丁目28-10サンヴェール2階、ワンルーム6畳のフローリング部屋(風呂付)を借りていた。家賃は月6万円、今年の春、引っ越してきたばかりだというが、その引越し費用だって最低でも数十万円はかかったはずだ。

夜勤の居酒屋バイト代(時給1200円、6時間)で1日7200円、20日働いて月14万円、10%引かれて12万6千円くらいにしかならない。これでは家賃と光熱費とスマホ2台分を引けば、食べていくだけで精一杯だし、ヘタをすれば無理。
ましてや花の都に住む女性が、化粧品も買わず、洋服も買わず、交際費も使わず、ただゴキブリのように這いつくばって生きることなどできようか。
それだったら東北の田舎で親と住んで、安給料のOLでもやっているほうが、10倍良いだろう。
あるいは深夜居酒屋以外にも昼に別のアルバイトでもしていたのか。
そういう話も聞かないから、スマホを2台持つなど、ますます不可解なのだ。

彼女の高校時代の写真と最近の写真を見比べると、明らかに顔は美形になり、雰囲気は赤いホッペのリンゴ娘から都会的に洗練されている。着ている服だって悪いものではない。

さて冒頭に、2台のスマホを持つ人は商売人と述べたが、彼女は何かカネになる商売でもやっていたのか、そうだとしたら合理性が出て来る。例えば、何かの客商売とか、つまりはっきり言って肉体ビジネスだったら、スマホを2台持つ意味と必要性はあったろう。

また、全裸で殺された訳だが、死んでから服を脱がされたのではなく、始めから全裸で男と過ごしていたと桜田門は見ている。そして理沙さんの陰部から他人の唾液が見つかった。それは男のDNAであったが、理沙さんの交遊関係の男たちのDNAではなかったという。つまり彼女の周辺にはいない第三者の男の唾液。
そして理沙さんの死因は、紐で首を締められた窒息死だが、しかも立ち位置から背後から絞め殺されたものだという。
ということは全裸の理沙さんが後姿を見せても、おかしくはないスチュエーションであったと推理できる。
宅急便が来て、全裸で応対する人はいない訳だし、裸身の後姿を見せても不自然でない状況とは、相手が恋人の場合はそうであろうし、赤の他人であっても慰安婦サービスの場合もそうであろう。

さて桜田門捜査一課は定石通り、彼女の異性交遊の線を洗えば事件の解決は時間の問題だと考え着手した。すぐに任意で男らの事情聴取を始めたが、堅いアリバイがあり、しかもDNA鑑定で皆がシロとなって、暗礁に乗りあげたというのが、今の捜査状況だと漏れ聞こえて来る。

さて話が飛ぶが、一月前ほどに、理沙さんの部屋で男と激しい言い争いが始まり、同じマンションの住人が中野署に連絡して、警官が駆けつけたという。
警官を呼ぶということは、相当なレベルの喧嘩であったことが分かる。
その際、部屋に居た男は自身を「劇団員」と言ったそうだが、同時に、不可解な言葉も残している。

「俺、帰ってもいいけどさ、ママに言いつけてやるよ」


(じゅうめい)

 

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