★安倍晋三。
安倍さんが無投票で自民党総裁に再選された。
あと3年ということだが、来夏の参院選を乗り切れるのかどうか、そこが山場だな。そこで与党が過半数を維持できれば、安倍自民党は順風満帆ということになる。
しかし暗雲は、風を伴って湧き上がってくる。
★野田聖子。
個人的には、野田聖子なる人物は好きではないが、総裁立候補を断念したのは、推薦人が潰されたからだという。
野田さんが立候補すれば、安保法制を批判することは必定、それを安倍執行部が許さなかったそうな。
そういう言論封殺は、自民党を弱体化させる。
一方、今の自民党を見ると、約400名も国会議員がいて、この人を総理に、という人材がすぐに見えないのは人材枯渇なのか。
昔の三角大福は、メリハリがあったが、今の自民党は金太郎飴か八百屋のザルに盛られた安いバナナに見えるのは、どうしたものか。
石破さんなどは派閥政治を批判しておきながら、今度は石破派を立ち上げるという。私は自民党の派閥政治をプラスに評価しているが、石破さんを見ると何をぶれているのかとがっかりする。
★維新の党。
ハシシタ派の片山と馬場さんの役職を解任して、闇討ちが始まった。
まあ、ハシシタへ馳せ参じても、大阪ローカル政党になって、ジリ貧だ。
★東京五輪エンブレム。
デザインの最終候補4案を国民に公表し、年内に国民投票する案を検討するという。
国際商標登録の商標調査を済ませることを条件としており、1点あたり5千万円程度が見込まれるという。
バカじゃないの、組織委員会は。
国民投票などする必要はない。そこにカネをかけてどうする。
組織委員会から100人、文部科学省から100人、都庁から100人選んで、その多数決で決めればいい。
また、1点5千万円の調査費用がかかるというのは、どういう根拠なのか。
国際商標登録は、弁理士を使って日本にいて出来るし、普通の相場は主要国に登録して100万円もあれば可能だ。
だから4点と絞らず、10点くらいを登録しても1千万円もあればできる。
日本の官僚は、上から目線で差配するのは得意だが、民間的な知恵の出し方は、幼稚園レベルなんだな。
★慰安婦。
あるインテリ韓国人は指摘する、韓国の記録によると、中国からの「貢女」要求に朝鮮民衆の抵抗は激しかったという。
貢女とは、李氏朝鮮が宗主国の中国様に、朝鮮美女を数百名、献上すること。当時、中国から女性を物色する「採紅使」が来ると、早婚、自害、出家などの方法で対象外になろうとし、朝鮮政府は女性が自害するのを禁止したほどだったという。
その「抵抗」の伝統がなぜ慰安婦では途絶えたのか不思議だとする。
つまり慰安婦は、公募による自主応募でしたから、自害も出家もする必要はなかった。
★朝鮮戦争(韓国と北朝鮮の戦争)
中国軍は朝鮮戦争のときに北朝鮮と合流し、韓国軍と民間に莫大な被害を及ぼしたことについて、中国は謝罪など一度もしていない。
韓国はそれに全く不満を持っておらず、今後も謝罪要求などをする考えがまったくなく、 「過去は忘れて未来を見なければならない」という韓国の雰囲気だが、朝鮮戦争より過去の植民地支配については、日本から既に複数回の謝罪と補償を受けたが、韓国は未だに日本に対して謝罪と賠償を要求して、「被害者と加害者の立場は千年経っても変わらない」とな。
★ハンガリーの女性カメラマンが足蹴り。
そのユーチューブを見たが、人間というのは哀れだね。
祖国を追われ、あるいは捨てて、国境を超えて外国の警察に殴られ、カメラマンに足蹴にされる。
ハンガリー南部の国境の村ロスケにおいて、セルビアとの国境を超えて押し寄せたシリア難民を撮影していた女性カメラマンが、警官隊から逃れようとして、子供を抱えて走って来た難民の男に足をかけて転ばせたり、難民の子供に蹴りを入れているところを撮影され、ユーチューブにアップされた。
まるでゴキブリのように追われて逃げ惑い、踏み潰されていく。
人間の尊厳とは何か、いや1片のパンと希望の光はあるのか。
(じゅうめい)