武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

劇団女優、「私は演出家に日常的に胸やお尻を触られました」

2022年12月17日 | 人間の欲望

★「私は日常的に胸やお尻を触られました」

演出家の谷賢一に性的被害を受けたとして劇団女優の大内彩加がSNSで告発。
これを受け、浜通り舞台芸術祭実行委員会(福島県)は、演劇「家を壊す」を全公演中止にすると発表した。

演劇「家を壊す」は、福島原発事故をテーマにした作品で12月16日から相馬市で上演される予定だった。
有名女優の南果歩が出演を予定していたが、公演中止になったことを受け果歩さんは、「福島での演劇に意義を感じていました。本当に残念です。しかし、演出の谷賢一さんを提訴した方の心情を思うと、致し方ない判断だと思います」

谷賢一、40歳
劇団「DULL-COLORED POP」の主宰者、劇作家、演出家
千葉県立東葛飾高校
明治大演劇科卒


劇団女優の大内彩加が、12月15日、彼女が所属する劇団「DULL-COLORED POP」の主宰者で演出家の谷賢一を告訴した。

大内彩加は谷賢一から「日常的に胸やお尻を触られる」「卑猥な言葉をかけられる」「卑猥なLINEを送られる」などの性的被害を受けたという。

加えて、彼女は谷賢一のパワハラについても告発した。
「性的な演出を演者の承諾を取らず指示する」「飲酒しながら稽古する」「若い役者とスタッフを人前で怒鳴りつける」「女性キャストに肩を揉ませる」「女性を必ず自分の隣に座らせる」「物に当たる、不快な態度を出しながら稽古をする」「急に人を叩く、蹴る」などのパワハラがあった。

そして、DULL-COLORED POPの元劇団員だった俳優の宮地洸成は、「谷賢一は劇団の現場においてセクハラとパワハラの常習者でした。特にひどいのはセクハラです」「女優の身体を触ることはしょっちゅうで、抱きついたり、胸をもんだり、肩をもませたりするシーンをよく見た」と声を上げた。

谷賢一の反論、
大内彩加による告訴について、「彼女の文章は事実無根および悪意のある誇張に満ちており、受け入れられるものではない」「これは名誉毀損です」として、裁判で争うという。

 

一方、今回の告訴を受け、劇作家の平田オリザは、自身が立ち上げた劇団「青年団」の内規に照らして、谷賢一が青年団演出部を退団することになったと発表した。

平田オリザ、「他の関係者の証言もあることから告発は事実であったと思われます。劇団主宰者として私の責任は重く感じています」



(じゅうめいコメント)
演劇集団ではよくある光景ですね。
演劇集団は、カルト宗教のようになり、サークル内の人間関係がオドロオドロしくなるのは珍しくない。
なぜなら演劇は人の心を扱うものであるから、愛情と憎悪が織り交じる世界が形成されるのです。
それは、ある意味、演劇を目指す人たちにとって快楽であり、心の深淵を見ることにもなるのです。

で、このセクハラは長期間に渡ってなされていたというが、なぜある日突然、告訴告発という形になったのか。
愛情が一瞬にして憎悪に変わることはよくあること、特に女性は。


(じゅうめい) 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする