★JAXA、度重なるロケット打ち上げ失敗の理由
本日、8月28日午前9時過ぎに打ち上げを予定していた大型ロケット「H2A」47号機が「天候不順」という理由で延期されてしまった。
ロケット打ち上げの種子島のライブ中継を見たが、海の波は穏やか、天気は薄い晴れ、雲の流れもほとんどない、どこが天候不順なのか、意味不明。
今年に入り、これまでロケット打ち上げを2回連続で失敗、爆破命令を出して太平洋に落下させた。
その失敗時、総責任者でプロジェクトマネジャーの岡田さんは泣きじゃくっていたが情けない。やはり新しい人に交代した方がいい。
プロジェクトマネジャー
岡田匡史(まさし)42歳
名古屋出身
東海高校
東大工学部卒
東大・大学院宇宙工学修士修了
岡田さんを見ていると、科学者というより役所の戸籍係のような雰囲気だから、夢のある宇宙プロジェクトが陰気になるのではないのか。
人変われば品変わる、というのは不思議に当たっていて、この際、プロジェクトの顔を変えた方がいい。
上に学歴を述べたように岡田さんは東大工学部卒だが、大学卒業後は三井住友系の日本総研というシンクタンク (コンサル業) に就職しており、科学者の道を歩んで来なかった。
科学技術の仕事というのは不思議に24時間、365日、その領域で考え続けなければ「勘」が働かないという性質を持っている。
勘とは、ロジックではなく直観的に物事を判断し感知する能力なのだ。
その勘を鋭く働かせる為には、常時、その領域で頭を使っていなければダメ。
だからシンクタンクで企業コンサルという会計学的な経験を持っていても、ロケット科学技術の頭は働かない。
大手の企業コンサルは、東大卒という学歴を見せびらかして、弁が立ってお客さんを煙に巻けば、食っていける商売なのだ。
そもそも、大手コンサルの日本総研でうまくやっていれば、JAXAという科学技術の異能集団に転職などしないだろう。
(じゅうめい)