武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本外交と国際情報戦

2006年10月16日 | 国際外交の真実

他に論議することが山のようにあるので、北朝鮮問題はとりあえず今日で一休みにしよう。
この間、北の金ちゃんによって日本外交の手腕が問われていると何度も述べたが、第一幕が終わってみると、日本の大根役者ばかりが目立ってしまった。ボルトンは駆け引きを楽しんでさえ見えたし、チャイナはモテモテ男振りであったし、北朝鮮はイカレタ悪役を演じていたのが印象的であった。そして日本は国際外交において主要国には相手にされていないというのがよく分かった。
アメリカの尻馬に乗って険しい表情をしているしかなかった。

我が外務省はフランス産高級ワインを大量に購入して日本へ送るのは得意技であるが、本当の外交、つまり国際情報戦の重要性をどのくらい認識し、実践しているのだろうか。その意味では、日本の商社マンや企業駐在員のほうが情報収集や国際関係構築に真剣に取り組んでいると思う。外務省海外公館はビザの発給業務や政治家先生の接待案内に忙しくて、本来するべき国益を守るための情報戦にどのくらい取り組んでいるのだろうか。
なぜこんなことを言うかというと、今年9月にアメリカ議会下院において、アジア関係公聴会が開かれた。この場に中国派のM.コトラー女史が日本を辛辣に批判している。内容的には、日本は官僚支配であり民主主義的ではない、第二次世界大戦の敗北の観点から戦争の反省が足りない、靖国参拝から帝国主義へ進もうとしている等の発言をしている。
こういう発言を許し、また日本側の発言者がいないというのは外務省外交の致命的な敗北である。恐らくフランス高級ワインを飲み過ぎて寝ていたのだろう。
チャイナを歩いてみると、戦争の硝煙の匂いがまだ残っているようなところがある。そして人々の目が獲物を狙うようにギラギラしている。まるで生存を賭けた動物のようだ。そうだ、あの時の写真、日本の戦後闇市に似ている。 現在、チャイナは共産党によって支配されているが、それは独裁体制の下、軍事統制と秘密警察によって支配されているのだ。日本の平和ボケ国民とは決定的に違う。日本はチャイナの特務工作機関と工作員についてもっと研究したほうがよい。チャイナは戦略的指令を基にした緻密な情報戦と工作活動を行っているようだ。工作活動とは物理的な破壊活動ばかりではない。日本の大物政治家そして財界人の醜聞を狙っているとか聞こえてくる。スキャンダルをネタに口封じと恫喝である。
中国の兵法家孫子はこう述べた 「平和は戦争の一形態である」と。 油断をしたり、隙を見せると平和から戦争へと状況は変転することを示唆したものである。平和は戦争という舞台の上で回っているのである。

安倍さんは就任早々泡食って外務省の使い走りで韓国、中国を訪問し,臣下の礼をとったが、それをするのだったら、まず最初にアメリカを訪問し、ライスさんとブッシュ大統領に会うべきであった。
北の問題が発生したとき、中国の外交最高責任者である唐氏がすばやくワシントンへ急行し、ライスさんとブッシュに会ったのは敵ながらさすがである。会えば良くも悪くも情がわいてくる。それが生きた情報である。
安倍さんの若さが経験不足、指導力不足にならなければ良いが、小泉さんなき今、一番喜んでいるのは森さんであろう。森さんと中川さんの長老ベテラン議員のお人形さんにならなければいいがと心配する。

さて、小泉さん今頃何をしているのだろうか。肩にかけた妖刀ムラマサが危機を察して震えているだろうか。
ニヒルな目で静かに鯉口を切ってムラマサ一閃すれば、北の金ちゃん桜吹雪に散るかぁ~、デデンデン

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北朝鮮と日本の立場

2006年10月15日 | 国際外交の真実

ここにきて、よく眠る悪い奴は誰か、そして饒舌にしゃべり、無垢な人々の生殺与奪をこんな奴らが持っているかと思うと、政治の貧困が見えてくる。所詮、国際及び国内政治というのはこの程度のものであるのかという冷めた気持ちが日を追ってますます強まるであろう。

結局、北朝鮮の崩壊を一番願っているのは、北朝鮮の人民であったという、ブラックユーモア大賞が決まりである。
中国も、アメリカも、そして韓国さえもそれを望んでいなかった。アメリカは北船舶の臨検を行わないだろう。

なぜなら今回の事を踏まえて、日米軍事同盟は存在しなかったことをアメリカは理解したと思う。元防衛長官である自民石波氏は、自衛隊が海上臨検する際、自衛隊員の安全はどうするのだと真面目に心配していた。こういう心配をポピュリズムというのだろう。軍隊である自衛隊の安全を心配してどうする。危険だから銃火器を装備し、兵器を使って常に訓練しているのだ、どこかの深窓のお嬢様に臨検をお願いするわけではない。
またスットコドッコイなのは、米軍の艦艇に燃料を補給するかどうかハムレットの如く悩んでいるようでは、いざとなったら米軍は自衛隊をあてにできない。 事件は机の上で起きるんじゃない、現場で起きるんだっテガ? 敵が目の前で銃を撃ってくるのに、一々こちらも撃ち返してよいか稟議決済を上げてるようでは全滅であるという笑うに笑えない本当の話になる。
日本は、さらに今後50年間、国際外交の場において、誰からも相手にされなくなるだろう。口は出すな、金だけ出しとけと。

実を言うと、今だに、日本は国連において公式に認定された敵性国なのである。敵性国? 日本は、第二世界大戦で敗戦したことにより、国際社会においては、今もって敵性国として条項に規定されている。 国際社会に危急のケースが起きた時、日本政府の承認なしに、連合国軍は日本を占領し、自由に往来できるという驚くべき条項が今もって国連では規定されているのである。戦後61年も経ちこれを放置していた日本の政治家と官僚の責任は重い。 しかも日本が国連に収めている国連運営費は世界第2位であり、拒否権を持つ常任安保理事国、英国6%、ロシア1%、中国2%、フランス6%を断然抜いて約20%の莫大な金額を拠出しているのである。一位がアメリカで22%。ロシア、中国の合計が何とたったの3%なのである。


やはり、日本はチョイワル男に貢ぐ、厚化粧の風俗嬢並みなのであろうか。これでは、まともな紳士からは相手にされないのも道理である。 デデンデン

 

 

 

 

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北朝鮮って何?

2006年10月14日 | 国際外交の真実

以前にも述べたが、北の金ちゃんによって日本の外交手腕が問われている。
出だしから、人の顔云々を言っては申し訳ないが、どうして日本の国連大使大島氏は、あのように険しい顔をしているのだろうか。
この緊急事態だから当然だって?。あえて言いたい。なぜ眉間が険しいの?
笑っているのは不謹慎だろうが、シマの見回り役みたいな顔をしてちゃいけませんよ。苦しいときこそ人柄が出てくる。
中国の外務最高指導者唐氏はすぐにワシントンに急行し、ライスさんと会談を持ったが、我が麻生外務大臣は、アッそうとばかりに日本で昼寝である。もっともテキヤの顔役と見回り役みたいのがニューヨークを歩いてたら、シマ荒らしとばかりにニューヨークイタリアンマフィアとの抗争勃発かぁ?


金王朝を倒すのは、経済制裁ではできない。日米の経済制裁は北にとって困ることになるが、この民族は草を食っても、土を食っても生き延びる。将軍様と共産官僚達は、人民が何十万人と飢え死にしても、平気にできているから、普通の国の常識では測れないと知るべしである。
まず韓国は北とは同胞であるから、強い態度にはでにくい。中国とロシアはアメリカの鼻先だけを伺って、妥協する振りをしているだけである。実際の経済制裁にどのくらい力を入れるか中国の匙加減である。北朝鮮に対しても、北京の言うことを聞かないからお尻ペンペン程度であり、アメリカにも義理立てができる。 今春、北がミサイルを連射したが、日本が国連で取りまとめようとした制裁決議案には誰も見向きもしなかった。ところが核爆弾となるとアメリカの態度が違ってくる。既述したように核の恐怖がアメリカをダイレクトに襲うからだ。アルカイダ、核、テロの連想ゲームはパブロフの条件反射のごとく、ブッシュとネオコンファミリーにとって夜も眠れぬナイトメアになるのだ。
中国、ロシア共、それは口に出さなくても充分理解しているから、アメリカに貸しを作っている。

安倍総理と日本官僚の対応をアメリカの駐日シーファー大使が馬鹿にして笑っているそうな。
半分は日本のために、アメリカ艦艇が、朝鮮船舶を臨検しようとしているときに、日本はアメリカ艦艇に燃料の給油をするかどうか検討するらしい。 アメリカ軍がある意味、命がけで臨検をやろうとするときに、日本は給油してよいのか悪いのか決めかねているのだそうな。シーファーさんじゃなくても、大笑いである。日米安保とは安全保障条約であり、平たく言えば日米軍事同盟である。
例えて言えば、少々品が落ちるが、日本女性が北の悪漢
に危うく強姦されそうになっている時、それを見たアメリカ人が命を張って助けようとしたところ、お前のパスポートは在留期限が有効かどうか確認させろと言っているようなものではないか。

このまま行けば、北の金ちゃんは核爆弾というオモチャを手に入れることになる。テポドンの性能と精度を上げていけば、恐怖の大魔王が空から降ってくる。ノストラダムスの予言とはこれであったのか。1999年ではなくて、2009年のことではないのか。10年のずれはユリウス暦とグレゴリオ暦のグランドクロス(惑星十字配列)によるものか。 デデンデン

 

 

 

 

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北朝鮮を助けよう-金ちゃんの宣戦布告

2006年10月13日 | 国際外交の真実

北の金ちゃんは、国連が朝鮮への制裁決議を出せば、宣戦布告とみなすと声明している。これはなるほど理屈である。そして北が攻撃する国はどこかとなると、ロシア、中国、韓国を標的にするわけにはいかない。アメリカをやったら、米軍は徹底的にミサイルと爆撃機でピョンヤンを攻撃するだろう。そうすると残りは我が日本が一番危ないということになる。東京に核弾頭テポドンを落とされて火の海になるのだろうか。今の安倍内閣は、米軍が朝鮮の船を臨検した場合、米軍の艦艇へ燃料を給油するかどうかを、これから検討するということらしいが、この平和ボケにつける薬はないのか。世界のどの国でも正当防衛は認められている。我が日本の安全が脅かされているというのに何というマヌケな話だろう。 ズッコケ=

 朝鮮はテロを仕掛けてくる可能性がある。朝鮮総連や朝鮮工作員による新幹線転覆、毒ガス、爆弾、水質への毒混入、様々なテロ活動が考えられる。昨日、北の高官は、日本が制裁を強化すれば、我々もその仕返しは必ずやると言明している。テポドンが東京へ飛んでくることも充分警戒しなければならない。大阪?大阪は朝鮮人、韓国人が多いから避けるだろう。だから朝鮮総連や、東京、神奈川周辺の朝鮮学校に対する監視を公安によって強化しなければならない。不審な休校があればミサイル飛来警報である。但し、朝鮮人の多くは無垢な人たちであるから秘かに監視強化をするべきである。我々は朝鮮のような(ならず者国家)ではないのだから、在日の人たちには充分に人権等を配慮しなければならない。

 さて、本質的に打開する方法は何だろうか。朝鮮という国は、いくら経済制裁をやっても降参する国ではない。いくら飢餓でも草を食い、土のモグラを食って生き延びるだろう。そうすると、軍事による粉砕か、朝鮮内部におけるクーデターが一番現実的になってくる。反金将校グループによるクーデーダー計画は実在するが、今まで後ろ盾がなかった。 だが、今、北京政府は金王朝を見放す政治決断をしようとする兆候がある。中国にとっては,金王朝が言うことを聞かなくなった今、共産王朝が続くのであれば他の軍事政権でもかまわない。一番困るのは韓国との統一とか、米軍による朝鮮制圧であるから。

 今、韓国のインターネットブログでは北朝鮮の核実験成功を民族の誇りとして称賛する声が高いという。
日本はどうする。米軍に燃料を給油するかどうかという、馬鹿げたお嬢様議論じゃなくて、どのような防衛システムを構築するのか、あるいは先制攻撃の是非、そして核武装化の道を進まなければならないのかどうかの議論が必要である。とりあえずは、自衛隊だけでは迫力が無いから、ここは日米軍事同盟の強力な軍事力を朝鮮に見せるキャンペーンを張らなければならない。

 今の、日本の官僚政治では、東京に核爆弾が落とされて初めて 「いやぁ、これって核爆弾でしたね、広島、長崎に続いて東京が3回目です」 なんていうコメントは聞きたくもないのである。なぜ朝鮮船舶の臨検をやるかといえば、朝鮮漁船に核爆弾を積んで日本に秘かに持ち込み東京銀座の和光前で爆発させたら、東京はハイそれま~で~よ、になっちゃうからである。アッチャー

フーム、金独裁王朝に対抗するには、ここは小泉さんに再度登板してもらって、救国内閣を組織してもらわなければならないのだろうか。デデンデン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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安倍総理と国際外交、そしてパトリオット

2006年10月12日 | 国際外交の真実

共産独裁国が核を持つ恐ろしさは、何とも言い難い。昨夜、安倍内閣は3つの追加制裁を決めたが、その内の一つ全面寄港停止について言えば、北朝鮮の船は何と一日1000隻も日本に寄港しているのだそうな。フーム


さて次に、人の顔色を見て判断するのは、あまり好ましいことではないかも知れないが、中韓から帰国した安倍さんを見ていると、疲れているように見受けられる。1泊2日の日程で2カ国を回り重要会談をこなすというのは、外務省、5名の補佐官、そして女房役の官房長官は何を考えているのだろうか。これでは外務省の使い走りではないのか。一国の最高責任者である首相が外国を訪問する場合、少なくても前日現地入り、会談当日は泊るというスケジュールを組まなければ、実りある国際外交にはならないと思う。

韓国では、昼食会が開かれたが、ナンバー2の韓国首相主催であり、ノムヒョン大統領は出てこなかった。日本の首相のカウンターパートは、韓国の場合大統領になる。非常に失礼な話である。 もっとも韓国側から言わせれば、その日に来て、その日に帰る人とは付き合えないということだろう。それも道理である。
韓国は、友遠方より来るこれいかにして歓迎せざるや、我が家貧しきも大事な家宝を売り払っても饗応すべし、の国なのである。日頃、韓国を辛口に批判している小生が言うのであるから間違いない。国際外交は最後は人間力で決まると思う。それが無ければ信頼関係は築けないだろう。

小泉さんが北朝鮮を電撃訪問したときも、日本から食事、飲み物をすべて持って行き、お茶一杯も北朝鮮から受けなかったというのは、外務省の猿知恵であるが、小泉さんもそこで毒殺されるくらいの覚悟があってしかるべきであったと思う。実際にはそのような物騒なことは無いが、要するに覚悟の問題である。金将軍様ははなはだしく気分を害したに違いない。
よそ様の家へ行って、私は弁当と飲み物を持って来ましたから、お茶一杯もいりませんと言ったら、喧嘩を売っているようなものである。日本から食事を持参して外国首脳と会談をするくらいなら初めから行くべきではなかったと思う。 虎は死んでも皮を残すというが、結果的には金ちゃんとの信頼関係を築くことはできなかった。

 

さて、安倍総理であるが、もう少し見守ってあげたい。教育改革をやると言っている、結構なことである。どのような中身で改革をするのか大いに楽しみである。

北の金ちゃん、今頃、寝る前のマッサージを受けながら、考えているだろう。次の一手を。
これは金ちゃんにとっても、人生最大の危険な賭けなのである。最悪のシナリオは、東京にテポドンを打ち込んで、核の大花火を上げることかも知れない。 
ヤケノヤンパチだ~ アッチャー

昨日、地対空誘導迎撃ミサイル<パトリオット>が嘉手納基地に搬入されてきた。パトリオットは湾岸戦争時に活躍したが
、果たしてパトリオットが万全かというとそうではない。パトリオットの命中率は高いが100発100中ではないのである。北はポラリスミサイル(潜水艦発射弾道ミサイル)を持っていないから、地上から発射することになる。そうであれば、偵察衛星及びコブラボール(偵察機)から監視していれば100%北の動きがチェックできる。偵察衛星は人が煙草を吸っているところまで認識できるから、ミサイル準備発射まで確認できる。であるならトマホーク誘導ミサイルによる敵基地攻撃が優先ィッシューになるだろう。 パトリオットを24基配備するらしいが、この費用は日本負担であることは皆さん知るべしである。価格は明確ではないが発射台1基が100億円とも200億円とも言われている、そして別途パトミサイル一つが、何十億円とかかるのである。最終的には核の恐怖が現実化してきたわけであるから、人命には代えられないが、100%信頼できなければ、100%保証できるシステムを構築するのが安倍内閣の責任となろう。 先制攻撃システムが俄然現実味を帯びてくる秋深しの季節である。 デデンデン

 

 

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